作り笑顔で快眠!
高橋一生のデュシェンヌ・スマイル
最近気づいたことがあるんです。
もともと、あまり眠れないということないワタクシではありますが、ここ数日はちょっと面倒なことにも見舞われて、珍しく夜中に目が覚めてしばらく眠れないということがありました。
で、そういう時はですね、2年前に紹介した不眠打破法「ムー」をやるわけですが、それよりも強力な方法に気づいたのです。昨夜もこれで一瞬で眠りに落ちました。
で、その方法というのはですね、「ムー」の前に笑顔を作ることなのです。「ムー」では、顔の表情筋を思いっきりゆるめるわけですが、その前にめちゃくちゃ作り笑顔するんです。3秒くらい。それから一気に表情筋を緩める。
これ、とっても効果がありますよ。びっくりしました。
だいたい、眠れないくらい何かを考えているというのは、面倒なこと、いやなことですよね。とても笑顔になんかなりようがない。
それを無理やり笑顔にしてしまうのです。完全に作り笑顔ですよ。それもデュシェンヌ・スマイル(真の笑顔)と言われる破顔一笑を心がける。偽の真の笑顔を作るという、面白いことをやるわけです。
作り笑顔(フェイク・スマイル)が、実はセレトニンの分泌を誘発し、結果として多幸感を催すというのは、脳科学や心理学の分野でも証明されていますよね。
そう、感情があっての表情という「(過去)現在→未来」の因果関係ではなく、未来の感情のために今の表情を作るという「未来→現在(過去)」向きの因果関係を利用するのです。
これは別に布団の中ではなくとも、日常でも非常に有効なテクニックです。特に、相手がある場合、先に笑顔があって、のちの良好なコミュニケーションが生まれるというのは、当たり前にありますよね。
こんなところでも、私の提唱する「時間は未来から過去へと流れている」という「方便」が活躍するのでありました。皆さんもぜひお試しください。
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