【令和2年 新春特別対談】林千勝氏に聞く
新年早々、大変うれしいお年玉です。やはり、昨年末から何かが大きく動いていますね。
チャンネル桜の新春特別対談で、水島先輩(静高の先輩です)が戦史研究家の林千勝さんと対談してくれました。
そして、林さんが冒頭と最後に「仲小路彰」を紹介してくれています。それも、非常に的確に。令和2年、2020年は仲小路彰がいよいよ表舞台に出るのでしょうか。
林さんのおっしゃるとおり、仲小路は歴史を非常に相対的にとらえ、未来的視点による歴史的必然を見据えていました。
そして、表現は非常に文学的。そこにこそ本質が宿ります。過去の事実のみを記すのであれば、それは非文学的な文章になりますが、仲小路のようにそれが未来的因果(すなわち未来が因で現在、過去が果)として記述するなら、それは当然のごとく文学的にならざるを得ません。
対談で語られていたように、たとえば皇室が代々和歌を詠んできたのは、そういう意味なのです。もちろん、出口王仁三郎が霊界物語を口述したり、膨大な茶碗を作ったのもそういうこと。
令和の時代の歴史研究は、いよいよ近代西洋的な呪縛から解放され、この日本という国にかつては普通に存在した文学的歴史観、芸術的歴史観に立ち返るのかもしれません。
この年末年始は、いろいろな方々とそのようなステージでの歴史語りをさせていただいています。元旦には皇居からお帰りになったばかりのあの方(!)とも、めちゃくちゃ濃〜い歴史を語り合いました。
その方もおっしゃっていました。時代とともに世界の波動が確実に変わったと。
除夜の鐘のゴーンという音とともに去ったゴーン氏の件や、年明け早々のアメリカとイランのニュースなども、未来から見ると歴史的必然なのです。はたして、未来のどんな原因が作用してこのような結果を生んだのでしょう。
林さんのような在野の良心的な歴史研究家の方々にも、大いに期待したいと思います。私にもできることがあればお手伝い申し上げます。
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