中野恵子 vs 小倉由美(1984)
今日、こんな記事を読みました。
昨日のうる星やつらが1984年。上の動画、ブル中野さんがまだ中野恵子だったこの試合も1984年。翌年ダンプ松本に誘われてブル中野になり、極悪同盟に加入します。
そして、あの熱狂を生み出していく。なんとも熱い時代でしたね。私は当時田舎の大学生で、文学部国文学科であったためか(?)、ちょっと厭世的。そういう意味では、世の中の熱狂から取り残されている感がありました。
もともと大衆的なものをあえて否定し、なんとなくインテリぶろうとする性格だったのでしょう。どちらかというと、サブカルチャーの方に目を向けていましたが、実はそちらも今ひとつのめり込んでいなかったのですね。
男子プロレスの1984年は、当時全日本派だった私にとっては思い出深い年でしたが、一方で歴史的事件とも言えるUWFの旗揚げには、正直ついていけていませんでした。私が全日本女子やUWFに興味を持ったのは、実はずっとあとのことなのです。
まあ、こういういい時代になって、こうして動画で当時の熱狂を追体験できるというのは、幸せなことですよね。大変遅ればせながら、私にとっての空白の時代を、35年経った今ごろ取り戻そうとしているところです。
もちろん、自分にとってこれは懐古趣味ではなく、全く新しい「今」の体験であります。もしかすると当時の私は、今の(当時にとっては未来の)自分のために楽しみを残してくれていたのかもしれません。
それにしても、この試合、ものすごくいいですねえ。中野選手、負けてしまいましたが、のちの大活躍を予感させるオーラを出しまくっています。そして、当然、未来の美魔女らしく可愛いですね。
| 固定リンク
「パソコン・インターネット」カテゴリの記事
- AIで創る「新しいバロック音楽」(2025.05.14)
- 『Baby, I Love You』by Suno AI v4.5(2025.05.07)
- 『Tokyo Jazz』by Suno AI v4.5(2025.05.04)
- 格安Bluetoothイヤホン(2025.04.26)
- iPhone 16e(2025.04.21)
「スポーツ」カテゴリの記事
- 榮山寺のカオスとコスモス(2025.05.22)
- 完全版 『永遠の最強王者 ジャンボ鶴田』 小佐野景浩(2025.05.13)
- 全日本プロレス チャンピオン・カーニバル2025 後楽園ホール大会(2025.05.06)
- 「超々広角」星空観賞用双眼鏡 Super WideBino36(笠井トレーディング)(2025.04.27)
- 神田明神という混沌(2025.04.03)
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 『大鹿村騒動記』 阪本順治 監督作品(2025.05.17)
- 『砂の小舟』 丹波哲郎 監督作品(2025.05.08)
- 追悼 大宮エリーさん(2025.04.28)
- 『新幹線大爆破』 樋口真嗣 監督作品(2025.04.23)
- 『アルプススタンドのはしの方』 城定秀夫 監督作品(2025.04.01)
「文化・芸術」カテゴリの記事
- 光明寺さん(小山市)で思う(2025.05.23)
- 榮山寺のカオスとコスモス(2025.05.22)
- 吉野〜南朝の幻影(2025.05.21)
- 『超国宝』展 (奈良国立博物館)(2025.05.20)
- 私的「大鹿村騒動記」(2025.05.18)

コメント