『あらすじで読む霊界物語』 飯塚弘明ほか (文芸社文庫)
今日は歴史的特異日。何度も書いていますが、成道会、第二次大本事件、真珠湾攻撃、力道山刺される、ジョン・レノン暗殺、もんじゅ事故…。
そのうち、世界史の中でも最も苛烈な宗教弾圧であった第二次大本事件からは、今年で84年になります。その事件の主人公、すわなち弾圧され死刑判決を受けたのが出口王仁三郎。
事件の寸前まで王仁三郎は霊界物語の校正をしていました。霊界物語には第二次大本事件も予言されていると言われています。
そう、霊界物語はこのデジタル時代になってようやくそこに隠された暗号的な内容が解読されてきているのです。昨日紹介した「百鏡」の多くの歌も霊界物語から採られています。ここでもデジタルデータによる照応がされたようですね。
さて、そんな、まさに未来に向けて書かれた圧倒的情報量を誇る霊界物語。私も全巻持っていますし、デジタルデータも持っていますが、なにしろ膨大すぎて実はほとんど読んでいません。
もともと読書が苦手な私。いちおうライフワークとして、源氏物語、宮下文書、霊界物語、そして仲小路彰の未来学原論を死ぬまでに読破しようと思っているのですが、今のところ一つとして実現しそうにありませんね(苦笑)。
そして、とうとう私のような人のために(?)、こんな素晴らしい本ができました。さすが飯塚さん。彼はまさに自力で霊界物語の全デジタルデータを作った人です。つまり、ちゃんと全て読破している!
あらすじだけでも520ページ!やばい!あらすじさえ読めないかも(笑)。
しかし、こうしてあらすじを書いていただいたことによって、露頭に迷わず長い長い旅路を歩けるような気がいたします。まずは、この道先案内を頑張って読みます。
飯塚さんはもちろん、コラムを書いている黒川さんもお世話になっている知り合いです。私にはとてもできないことを、皆さん地道に続けておられて、心より感謝・尊敬申し上げます。
Amazon あらすじで読む霊界物語
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