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2019.12.31

椎名林檎 『人生は夢だらけ』

 

 晦日。紅白。

 今年もじいさん、ばあさんが頑張ってましたね。特に60代。

 しまいには美空ひばりまで降臨(私は感動しました)。若い人たち頑張ってほしいですね。

 そんな中、すでにベテランではありますが、今どきの若い人たちのリーダーでもある椎名林檎嬢が良かった。

 「富士山」のところで、河口湖からの富士山が映し出されていましたね。どうだ!という気持ち。

 富士山を理想像として掲げるところは、太宰治の富嶽百景の思い出させます。

 彼女の独特な虚実皮膜の間の世界は、案外真実をついていたりします。

 ああ、そうそう、こんな面白い論考がありました。杉田俊介さんの解釈。

芸術家・椎名林檎は、2020年の東京五輪に何を「賭けて」いるのか

 なるほど、私の中のモヤモヤしたモノをコト化してくれました。

 古典主義や耽美主義、キッチュやサブカルというのはある種の武器であり鎧です。それらを趣味としない、たとえばナチュラル・リベラリストたちにとっては、生理的な嫌悪から批判する気すらおきないという、ある種の無力化に誘われてしまう。

 やはり、芸術は思想を超えることができるのですね。次元が違う。

 そう、どこか本気ではない感を出すことによって批判を避けるというのは、たとえばこのブログでのワタクシの姿勢にも通じますね(笑)。私もある種の芸術性や宗教性をちらつかせて、炎上を巧みに回避しています(笑)。

 椎名林檎も「ずるい」のかもしれません。しかし、結果としてそれが歴史を動かしていくとしたら、やはり、そちらの勝ちなのです。

 たしかに来年2020は椎名林檎にとっても大きな意味を持つ年となるでしょう。どこかで出会えるかなぁ。

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2019.12.30

馬堀法眼喜孝の肖像画

Th_img_5431 日は昨日の亀岡天恩郷に続き、綾部の梅松苑を参拝させていただきました。

 みろく殿、長生殿、そして木の花庵と、日本の伝統的な建築様式の、全く華美なもののないシンプルな美しさに胸打たれ、まさにそうした心の中に神が宿るのであると、改めて感得させていただきました。

 そして何より、昨日の忘年会でテーマでありました「富士の霊石」の鎮まる本宮山を遥拝させていただいたこと、それも我が家の耀わんとともに遥拝させていただいたことに、感動の一言ではとても表せない魂の高ぶりを覚えました。ある意味、私の人生の根幹に関わることですから。

 あらためて、このようなご縁をくださり、親切にご案内くださった方に感謝申し上げます。

 そして、もう一つ、みろく殿において、初めてとは思えない出会いがありました。

Th_img_5122 私の家の居間の神棚の横にこのような肖像画(の複製)が飾ってあります。この肖像画の「本物」を拝見することができたのです。

 写真の右から、出口なお、王仁三郎、すみ子の肖像画。この素晴らしい肖像画の作者はいったい誰なのでしょう。

 おそらく信者の方々や教団の方々もほとんどご存知ないことでしょう。もちろん、それで良いのです。みろく殿に参拝する方にとっては、この、まさに本人を彷彿とさせる絵そのものにこそ価値があるのですから。

 肖像画というものはそういうものなのです。しかし、私はあるご縁から、この肖像画の作者を知り、そしてこの複製をいただきました。

 その肖像画家の名前は、馬堀法眼喜孝。日本近代の肖像画の歴史に燦然と輝く画家です。しかし、私も実は名前すら知りませんでした。しかし、彼の絵はほとんどの日本人がどこかで見たことがあるはずです。

 歴代天皇の肖像画や、かつての一万円札の聖徳太子も、実は馬堀の手によるものです。

 最近ではすっかり「写真」にその地位を取って代わられた肖像画ですが、馬堀の肖像画は間違いなく写真を超えた「写真」です。そう、「真を写す」という意味では、完全に写真の写実を超えています。

 この、みろく殿の肖像画がそうであるように、その人の内面までもを写しとるという、西洋的な写実とは違うリアリズムですね。顔の表情だけでなく、手の、指先の表情まで含め、三人の人柄、思想、魂、人生をも象徴している。

 だからこそ、あの神聖なる空間で、無数の信徒の皆さんの視線を浴び、皆さんに愛の視線を落とし続けることができるのでしょう。

 昨日書いた明智光秀、出口王仁三郎とともに、この馬堀法眼喜孝もまた、この令和の時代に再評価される偉人なのではないでしょうか。

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2019.12.29

耀盌顕現70周年記念展(亀岡天恩郷)

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 岡の天恩郷にて「耀盌」展を拝観いたしました。

 今、ギャラリーおほもとでは、なんと47点の耀盌が一挙に展示されております。10月の東京国立博物館での展示では約20個でした。それも圧巻だったのですが、今回はその倍以上の数の耀わんが大集合です。

 東京ではガラスケースに入っていない状態での大集合でしたが、さすがにこちらはガラス越しでの拝観。しかし、その絢爛たる星々のエネルギーは尋常ではありません。思わずめまいがするほどです。そして涙が止まらない。絶対的な無限の愛を感じるからです。

 ちょうど来年の大河ドラマの主人公が明智光秀ということもあって、この素晴らしすぎる展覧会は再来年の1月まで続きます。そう、天恩郷は明智光秀の居城「亀山城」の跡なのです。光秀はこの城から本能寺へ向かいました。

 一時は逆賊扱いされていた明智光秀や出口王仁三郎が、この令和の時代に正しく再評価されるのは感慨深いものです。耀わんは、まさしく言葉を超えた宣伝使ですね。

 拝観ののち、近くの居酒屋さんにて、大本の皆さんと楽しい忘年会。我が家の耀わん二つも一緒。まあ話が盛り上がる盛り上がる。信徒でもない私たち夫婦のような人間を、温かく、そして過分に丁重にお招きくださり、本当に感謝です。こういうところにも、王仁三郎イズムは息づいておりますね。

 この素晴らしい展覧会、ぜひとも多くの皆様にお越しいただきたいと心から思います。芸術は宗教の母、宗教がなくなるのがみろくの世、と喝破した王仁三郎の魂に触れることができ、そして清浄なる神苑の空気に心洗われること間違いありません。今こそ世界中の方々に!

耀盌展パンフレット

 

 

 

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2019.12.28

自動作曲システム 『ORPHEUS』

Th_topm NHKの「ドラえもん50周年 みんなみんなかなえてくれる♪ ひみつ道具と科学」をご覧になりましたか?

 あらためて藤子・F・不二雄さんの素晴らしさを痛感しましたね。どれだけ未来夢想力があったのかと。

 テクノロジーのおかげで、その「夢」の一部は実現しつつあるという番組でした。中でも私が興味を持ったのは、「メロディーお玉」を実現した「ORPHEUS」です。

 西洋近代音楽のシステムは、たとえば日本の伝統音楽に比べると非常に機械的(限定的)です。西洋近代科学ととにも、というか同じものとして発達したから、テクノロジーによってそれを自動化することは比較的容易です。

 その研究をしているのが、番組でもユニークな存在感を示していた嵯峨山茂樹さんです。嵯峨山さんの自動作曲システムの面白いところは、あくまでも日本語の歌詞に曲をつけることにこだわっているところですね。そこが「メロディーお玉」と共通している。

 私も「日本語と音楽」の関係を大学時代に専門で勉強し、卒論も江戸語のアクセントと山田流箏曲のメロディーの関係についてのものでした(マニアックすぎてなんのためにもならない…笑)。

 日本語は高低アクセントですので、旋律をつける際、どうしてもそれに引きずられるのです。これは英語などの強弱アクセントに比べると、作曲上の大きな縛りになります。

 何度かこのブログでも書きましたとおり、日本語はですね、この高低アクセントともに、音節が必ず母音で終わる開音節構造を持っているがために、旋律を限定的にしてしまう性質を持っていました。

 それらを意図的に解体したのが、ユーミンと桑田佳祐なんですね。ユーミンはアクセントを無視し、桑田佳祐は一つの音符に複数の音節を乗せることをやってのけました。ですから、当初は二人ともに「歌詞が聞き取りにくい」と批判されました。

 しかし、その日本語の縛りから音楽が解放されて、そののちの大衆音楽がいかに発展したかは説明するまでもありません。革命的なことでした。

 で、嵯峨山さんはある意味古臭いこと、すなわち旧来の日本語作曲法に則っているわけですね。高低アクセント(イントネーション)を基本守って自動作曲するようにした(音節についても1音1音節になっている?)。

 あとは、コード進行のパターン、私たちが自然に感じるコード進行をたくさんサンプリングして、そこにメロディーを当てはめていく。これって、まあ、人間がやる作曲の作法と同じなわけですよね。ですから、そこそこの名曲は自動でできてしまう。

 ただ、これはAIそのものの問題点でもあるわけですが、あくまでも、AIが扱えるのは「過去の記憶」でしかありません。過去になかったモノは生み出せない。

 しかし、人間には「未来の記憶」があります(!)。そこが、真にクリエイティヴな生命としての人間の優位性です。

 違う言い方をすれば、人間は神とつながれますが、AIにはそれは無理なのです。

 ま、なんてことは置いておいてですね、とにかくこの「ORPHEUS」、面白いことこの上ないし、とっても勉強になるので、皆さんもいろいろいじって遊んでみてはいかがでしょうか。

 音楽の世界で起きていることを、別の世界も追随します。つまり、未来を占う上でもこの「ORPHEUS」は興味深いのです。

ORPHEUS

嵯峨山先生インタビュー

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2019.12.27

ダウンマフラー

Th_518yq77mrel_ac_ux569_ 年は暖冬ですね。温暖化のおかげで、超寒冷地の我が家付近はすっかり住みやすくなりました。

 最低気温でいうと、10℃くらい上がってます。かつては氷点下20℃も普通にあったのに、今ではマイナス10℃割ることはほとんどなくなっています。

 とはいえ、やはり寒いものは寒い。マフラーは必須アイテムです。

 去年までは普通のマフラーをしていたのですが、あのチクチクがどうも苦手でした。首がかゆくなる。

 そこで今年買ったのはこれ。内側は起毛、外側は防水のナイロン。リバーシブルですから、ひっくり返しても使えます。

 先端の片方が輪っかになっていて、そこに反対側を差し込むだけ。着用も楽。反対側の先端はポケットになっていて、全体をそこに突っ込んで写真にあるようにコンパクトにまとめることもできますし、着用中はちょっとしたポケットとしても使えます。

 いろいろな色がある中で、私はあえて「燃える闘魂」赤を選びました。おじさんにはちょっと派手かな(笑)。

 ダウンとありますが中綿は化繊でしょう。それでも充分暖かい。そして何より軽い。厚手の毛糸マフラーより暖かくて重さを感じないつけ心地。

 これはなかなかスグレモノですよ。ほかの色も買おうかな。

 

Amazon ダウンマフラー

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2019.12.26

大きな変態…無限のファンタジー!

20191227-141112

 このところ、また迷惑メールが増えてきました。

 迷惑とは申しますが、面白いということでいえば、決して迷惑ではなく、逆に楽しませていただいているというのも事実です。

 最近来るのは、1億円あげます系が多かった。そんな中、やっと私のところにも来ました!噂のスパムメール!

 全文載せましょうか。

 

こんにちは!

私はあなたに悪い知らせがあります。
2019年8月28日 - この日、私はあなたのオペレーティングシステムをハッキングし、あなたのアカウント(××)にフルアクセスできました。

それはどうだった:
その日接続していたルータのソフトウェアには、脆弱性が存在しました。
私は最初にこのルータをハックし、その上に悪質なコードを置いた。
インターネットに接続すると、私のトロイの木馬はあなたのデバイスのオペレーティングシステムにインストールされました。

その後、私はあなたのディスクの完全なデータを保存しました(私はすべてあなたのアドレス帳、サイトの閲覧履歴、すべてのファイル、電話番号、あなたのすべての連絡先のアドレス)を持っています。

あなたのデバイスをロックしたかったのです。ロックを解除するために、私はお金がほしいと思った。
しかし、私はあなたが定期的に訪れるサイトを見ました, そしてあなたのお気に入りのリソースから大きなショックを受けました。
私は大人のためのサイトについて話しています。

私は言う - あなたは大きな変態です。 無限のファンタジー!

その後、アイデアが私の頭に浮かんだ。
私はあなたが楽しんでいる親密なウェブサイトのスクリーンショットを作った (私はあなたの喜びについて話しています、あなたは理解していますか?).
その後、私はあなたの喜びの写真を作った (あなたのデバイスのカメラを使って). すべてが素晴らしくなった!

あなたの親戚、友人、同僚にこの写真を見せたくないと強く信じています。
私は$843が私の沈黙のために非常に小さいと思う。
それに、私はあなたに多くの時間を費やしました!

私はBitcoinsだけを受け入れる。
私のBTCウォレット: 1K6Jvap2V9kFhhpCWuHStm1e4CyHQnw1o2

Bitcoinウォレットを補充する方法がわからないのですか?
どの検索エンジンでも、「btc walletにお金を送る方法」と書いてください。
クレジットカードに送金するよりも簡単です!

お支払いの場合は、ちょうど2日以上(正確には50時間)をご提供します。
心配しないで、タイマーはこの手紙を開いた瞬間に始まります。はい、はい。それはすでに始まっています!

支払い後、私のウイルスと汚れた写真は自動的に自己破壊されます。
私はあなたから指定された金額を受け取っていない場合、あなたのデバイスはブロックされ、あなたのすべての連絡先は、あなたの "喜び"と写真を受信します。

私はあなたが賢明であることを望みます。
- 私のウイルスを見つけて破壊しようとしないでください! (すべてのデータはすでにリモートサーバーにアップロードされています) - 私に連絡しようとしないでください(これは実現可能ではありません、私はあなたのアカウントからメールを送りました)
- 様々なセキュリティサービスはあなたを助けません。 あなたのデータは既にリモートサーバー上にあるので、ディスクのフォーマットやデバイスの破壊は役に立ちません。

P.S. 私は支払い後にあなたに再び邪魔をしないことを保証します。
これはハッカーの名誉のコードです。

これからは、良いアンチウィルスを使用し、定期的に更新することをお勧めします(1日に数回)!

私に怒らないでください、誰もが自分の仕事をしています。
お別れ。

(引用終わり)

 表面上は自分のアドレスから送られているように見えるため、焦っちゃう人は焦っちゃうでしょう。

 去年の末あたりから評判になっていたこのスパムメール。やはり魅力は私が太字で表示したところでしょう。

「私は言う - あなたは大きな変態です。 無限のファンタジー!」

 私もようやく「大きな変態」認定されました(笑)。たしかに無限のファンタジーですね。

 この部分、原文は次のような英文だということ。

「I want to say - you are a big pervert. You have unbridled fantasy!」

 おかげで、 pervert と unbridled という、学校では教えてくれない単語を覚えることができました。それぞれ「変態」「抑制の利かない」という意味なのですね。

 文脈的には「超変態」とか「抑制の利かない妄想」くらいの方が適当だと思うのですが、おそらくは機械翻訳なのでしょう。「大きな変態」というのは、まあ「大馬鹿」とかいうのと同じようなニュアンスだからまあ許せるとして(許せないか)、「無限のファンタジー!」はなんだか褒められているような感じさえして清々しくも許せない(許せるか)。

 いずれにせよ、このような認定をいただき、とてもうれしく思っております。私の迷惑メールコレクションに入れさせていただきます。

 と、軽くふざけて書きましが、実際のところ、アカウントの乗っ取りや、履歴の閲覧、さらには内蔵カメラによる盗撮というのは、ハッカーたちの技術からすれば、それほど難しくはないことでしょう。そういうことに対する警告としても、ありがたきメールでありました。

 

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2019.12.25

いよいよベテルギウスが超新星爆発か!?

20191227-145157 リスマスにすごいニュースですね。

 生きている間に、超新星爆発に遭遇できるかもしれません。

 オリオン座の赤色巨星ベテルギウスの光度が低下しているとのこと。この光度の低下は赤色巨星の超新星爆発の兆候の一つです。

 実際それが兆候であったとしても、なにしろ宇宙規模での現象ですから、今日明日爆発するわけではありません。1年後かもしれませんし、1万年後かもしれません。もっと未来の可能性もあります。

 ベテルギウスは比較的地球に近い(約200パーセク)恒星です。ベテルギウスが超新星爆発が起こせば、満月よりもかなり明るく、昼間でも小さな太陽のように輝くことになるでしょう。それが数ヶ月から数年続きます。とんでもない天体ショーとなりますね。

 もしすぐに超新星爆発が観測されたとすると、それはすなわち、実際には642年前に爆発が起きており、とっくにベテルギウスはなくなっているということです(かに星雲のようにその残骸は残っていますが)。

 恐れられているガンマ線バーストの危険性はほとんどないと言えます。もちろん直撃の可能性はゼロではありません。もしかすりでもしたら、地球の環境は一変してしまうでしょう。

20191227-145157_20191227150501 もしかすると、それが人間の進化を促すかもしれません。環境問題とか戦争とか、そんな人間レベルのことでは、人間はなかなか賢くなりません。そう、人間が二足歩行しはじめたのも、実は超新星爆発の影響だという説もあるんですよね。

 というか、地球人レベルで言いますと、オリオン座がオリオン座ではなくなってしまいますね。右の写真のように。

 そこで思い出すのが、出口王仁三郎です。オリオン座は王仁三郎の象徴。「囚」という字を表している、すなわち幽閉されたクニトコタチやスサノヲを象徴しいてると言っています。

 そのオリオンの左肩のベテルギウスの封印が解ける…クニトコタチ、スサノヲ、オニサブロウの再臨ということでしょうか。

 さあ、みろくの世に向けての「大峠」が近いうちにあるのか。ちょっと楽しみでもあります。

 

 

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2019.12.24

茜色の夕日(涙)

Th_img_5327 日は、クリスマス・イヴ。つまり、志村正彦くんの命日。あの日から今年で10年となります。

 10年はあっという間でした。あっという間でしたが、私も含め、ファンの皆さんの人生においては、大きな変化があり、また出会いや別れがあったことでしょう。

 志村くんの「時」は10年前の今日で止まっています。しかし、彼の詩と音楽は、その輝きをどんどん増し、新たなファンを生み、新たなアーティストを育てています。

 そういう意味では、たしかに彼は生きている。私たちともに生きている。しかし、彼の時は止まってしまったまま。その矛盾というか、ズレというものは、私たちにある種の切なさとして押し寄せてきます。

 写真は、志村くんの遺品の一つ、アメスピです。彼が亡くなった部屋にあったものの一つです。ご家族からお預かりしました。

 色は鮮やかなままです。今にも志村くんが吸い始めそう。

 夕方5時、職員室で「茜色の夕日」のチャイムを聴きました。思わず涙が…。

 「茜色の夕日」と「涙」と言えば、この三つの動画を紹介しなければならないでしょう。説明は必要ないかもしれません。本人、先輩である奥田民生さん、後輩である菅田将暉くん。

 時を超えた「茜色の夕日」と「涙」です。

 

 

 

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2019.12.23

千葉真一さんも「1日1食」

Th_-20191224-134200 んな記事がありました。

80歳・千葉真一「1日1食」続ける健康法は映画俳優の自覚 45年前と体型変わらず

 私も一日一食を続けて15年以上になります。またこうしてお仲間を見つけられたことを嬉しく思います。

 記事にあるとおりですよ。私は映画俳優ではないし、体型を維持しようとしてやっているわけではありません。しかし、その効果はここにあるとおり。

 人間、いや動物は満腹になるとやる気がなくなる。これは絶対的な真理です。その裏返しが「ハングリー精神」ですね。

 腹を空かして獲物を狙うライオンなのか、腹を満たして昼寝するライオンなのか。皆さんはどちらを選びますか。

 私も千葉さんと同じく夕食のみの一食派です。夜はもう寝るだけですから、満腹のライオンで良いのです。実際、私は夜たらふく食べて、そして日本酒をひっかけたら、もう寝るのみです。早い時は8時半には布団に入ってしまう。

 そのまま朝まで寝てしまうことあれば、1時間半くらい寝てちょっと目が覚めたり、夜中の2時とか3時に目が覚めたりすることもあります。目が覚めたら布団の中でスマホを眺めたり、野球のゲーム(プロスピ)をやったりして、また寝る。

 朝起きたら、このブログを書いたり、ニュースをチェックしたりします。それも布団の中。

 けっこう私のことをアクティブだと思っていらっしゃる方が多いのですが、実はそんな感じで夜は超ぐうたらしてます。

 そのかわり、昼はずっとハングリーですから(なにしろ24時間食べないのですから)、けっこう集中力があると思います。もちろん眠くなったりはしません。絶対に。

 皆さんもどうですか。40歳すぎたら肉体労働者以外は一日一食でいいと思いますよ。無駄な食品消費は減るし、成人病は減るし、ダイエット代やジム代も減るし、貯金は増えるし(?)、なにしろ体と頭が軽いので、毎日が楽しいですよ。

 

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2019.12.22

M-1グランプリ2019

 

 ルクボーイの優勝。納得の内容でした。

 昨日、宇宙人忘年会の前に、我が中学校の文化祭が行われました。そこでコント部が漫才を披露しました。今回は指導する時間がほとんどなく、そのため部員たちには悪いことをしてしまいました。

 充分にウケていましたが、だからこそ、ちょっとした表現のテクニックでもっと良くなったのに…。

 「お笑い」というのは大変難しい。よくいろいろな場面で言っていますが、「いわゆる表現芸術は、そのゴールが喜怒哀楽どこでも良い。しかし、お笑いは笑いというゴールしかないから大変」なのです。

 そのために、どれほどの才能と努力が必要か。私は自分がコント部の顧問をやることによって、もちろんプロの皆さんとは次元が違うとはいえ、その難しさ、苦しさの一端は体験しております。

 ですから、決勝に残った3組、そして残れなかった和牛をはじめとする皆さんの、その影の努力が痛いほどよく分かります。

 「笑い」は「幸せ」です。人の幸せのために、本当に命をかけてやっている皆さんに心から敬意を表します。

 さて、今回の決勝の3組、ミルクボーイ、ぺこぱ、かまいたちには、共通した新しさがありましたね。すなわちツッコミの進化です。

 お気づきだったと思いますが、いずれも単純なツッコミではなく、逆に伝統的なツッコミを壊すところから始めていました。

 ぺこぱは肯定的ツッコミ、かまいたちは負けツッコミ、ミルクボーイはぶれツッコミ。

 ボケに対して単純に否定的ツッコミすることによって、すなわち、ツッコミがお客さんを代弁する形でボケを笑い倒すのが伝統だとすれば、彼らは逆にツッコミで笑いを取るという方法をとったわけです(もちろん3者ごとにその作法や度合いは違います)。

 いずれにせよ、常にツッコミ側にいれば良かった私たち観客が揺さぶられたところに、面白さがあったわけですね。

 3者の脚本の作り方は、ある意味では単純であって、定型化することは簡単です。

 たとえば、ミルクボーイのホンは、共通認識・共通体験の強い事物を一つテーマとして決めて、その属性と非属性を順番に並べ立てれば、その骨組みは出来上がります。それだけだったら、中学校・高校の国語の授業でやってもいいでしょう。

 ぺこぱは言うまでもなく、今までのツッコミの後半をひっくり返せばよい。かまいたちはツッコミを負かすようボケ通すことが必要なので、またちょっと違うかもしれませんが、ご覧になってわかるとおり、少なくともツッコミを弱めていますよね。

 このように定型化できると、たくさんのネタは作れますが、飽きられる可能性もありますね。そこが彼らの今後の辛さでしょう。

 しかし、松本人志さんが言っていたように、今年の決勝はレベル高かったと思いますよ。特にミルクボーイの「コーンフレーク」は最高でした。ミルクボーイのほかのネタも同じパターンが多いのですが、どうしてもテーマが特定の何かをバカにする傾向が強くなってしまうので、地上波では難しい部分もありますね。「コーンフレーク」と「最中」を選んだのは賢明でした(それでもけっこうギリギリです)。

 ちなみに私が気になったというか気に入ったのは、日本の伝統芸能を活かした、東京ホライゾンとすゑひろがりずでした。故きを温ねて新しきを知る、は大事ですね。

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2019.12.21

令和元年 宇宙人忘年会

Th_img_5297 かげさまで、大盛況のうちに終了いたしました。これで安心して来年を迎えることができますね。

 いつのまにか恒例化した山口家主催の忘年会。今年は「宇宙人忘年会」と称して開催いたしました。参加人数も年々増え、そのため、今までお世話になっていた会場から新宿南口の Tokyo Orchard さんに場所を移しての開催。

 3年前は安倍昭恵さんが2年前は高城剛さんが昨年は若者のインフルエンサーであるお二人がゲストとして参加してくださりましたが、今年はまたすごい方々にご参集賜りました。

 坂口孝則さん、吉本ばななさん御夫妻、大宮エリーさん…坂口さんとは何度かお会いしていましたが、ばななさんとエリーさんは初対面。

 その他にもお互い初対面の方々がいっぱい。こんな忘年会、普通ありませんよね(笑)。「忘年会スルー」なんて言葉が飛び交う中、本当にありがたいことです。

 あくまでも「宇宙スタンダード」に基づく会ですので、有名無名、老若男女、国籍も仕事も全部フラットです。宇宙から見ればみんな「塵」ですから。

 今回は学校風の演出をしまして、まず出席を取り、そしてワタクシのプチ授業(トーク)、そしてお弁当(食事)、しばし休憩のあと、ワークショップ的授業、さらには放課後の部活動(二次会)という形をとりました。

 ワタクシの授業でお話しさせていただいたのは、こんな内容でした。

・時間は未来から過去へと流れる
・原因は過去ではなく未来にある
・過去の記憶は拡散して不鮮明になっていくが、未来の記憶は収束して鮮明になってくる
・アートは未来の記憶の具現化
・平和と平和の衝突が戦争
・戦争の対義語は芸術

 とにかく参加してくださった宇宙人たちのオーラが素晴らしかった。皆さん、優しさで、愛で輝いている。本当にあの空間だけかなり次元が違っていたと思います。オープンテラスでしたから、きっと外から見たら本当に光り輝いていたのではないでしょうか(笑)。

 これを機会に、いろいろなご縁が発動していくと思います。私も貴い出会いをたくさん頂戴しました。本当に幸せ者です。ありがとうございました。

 来年のことを言うと王仁(?)が笑うと思いますが、こういう機会の回数を増やしつつ、規模も拡大していこうと思います。突撃力は大事です。みなさんも遠慮せず、今から参加表明してください! 

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2019.12.20

アントニオ・ソレール 『ファンダンゴ』(合奏ヴァージョン)

 

 まれて初めて通奏低音の鍵盤奏者としてステージに上がります。明日です。もちろんなんちゃってです。

 設定としては「オルガン」です。ポジティフ・オルガン。ヴィヴァルディとコレルリを演奏します。

 ま、一生に一度はやってみたかったので、夢が叶うかな。

 さて、鍵盤奏者、特にチェンバロ奏者にとって、格別に魅力的な作曲家、アントニオ・ソレール。実は今日はソレールの誕生日です。

 そのソレールの代表作と言えば、なんと言っても「ファンダンゴ」ですね。

 私、これ、演奏したことあるんですよ。合奏ヴァージョンで。それも「お琴」で(笑)。「ファン団子」。まじです。それも共演者はプロ中のプロ・チェンバロ奏者、曽根麻矢子さんです。宴会芸ですが(笑)。

 その時も、あの半音階進行が受けましたね。お琴の押手でやるので。この動画の合奏では主にヴァイオリンがそれを担当していますね。

 いったい何種類の楽器が参加しているでしょう。時代もジャンルも超えている感じがしますね。楽しい演奏だと思います。

 ちなみにこの曲、ソレールの代表曲としてあまりにも有名ですが、実は偽作であるとの噂もあります。まあ、スペイン古来のダンス・ミュージックですから、誰の作曲(編曲)でもいいのですが。

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2019.12.19

conscious(意識)と conscience(良心)

Th_img_5196 日はお台場の某所にて、尊敬する友人のトークイベントが開催されました。大変な人気イベントで、倍率もずいぶん高かったそうですが、私はありがたいことにご招待いただき、前から2列目で拝聴することができました。

 相変わらずの天才的なトーク、プレゼンでした。宇宙から情報をダウンロードしているとしか思えません。さすがでした。

 さて、その中で、強く心に残ったのは、意識と次元のお話でした。特に、その「意識」とは「良心」のことであるとの説には、はっと気づかされるものがありました。

 たしかに、英語の conscious と conscience とは同源ですね。

 conは「共に」「強く」、sci は「知る」。語尾の違いだけです。

 面白いのは、conscience が con + science とも考えられるところですね。共に強く「科学」するのが「良心」です。

 私のモノ・コト論では、意識も科学も「コト」に分類されます。一方、本当の「良心」は意識して生み出すものではなく、無意識の内に生まれの「モノ」です。

 ですから、英語の上では両者イコールで結ばれても構いませんが、日本語的には「意識」の上に「良心」があるべきです。

 意識のレベルを超えて、良心が発動するようになるのが、令和の時代の人間の次元上昇、進化でありましょう。

 意識の次元が物質の次元に影響を与えることは、量子力学では常識となっています。さらに未来の科学は「良心」あるいは「宗教」の領域が、「意識」の領域に影響を与えるということを証明するでしょう。そういう意味では、「良心」は「con + science」でもあるわけです。

 このトークイベントでも語られた量子ヒーリングディバイスは、まさに次元の架け橋となるものです。私たちの意識、良心が試されるという、審神の道具でもあるのです。

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2019.12.18

中野恵子 vs 小倉由美(1984)

 

 日、こんな記事を読みました。

ブル中野 美魔女までの歩み

 昨日のうる星やつらが1984年。上の動画、ブル中野さんがまだ中野恵子だったこの試合も1984年。翌年ダンプ松本に誘われてブル中野になり、極悪同盟に加入します。

 そして、あの熱狂を生み出していく。なんとも熱い時代でしたね。私は当時田舎の大学生で、文学部国文学科であったためか(?)、ちょっと厭世的。そういう意味では、世の中の熱狂から取り残されている感がありました。

 もともと大衆的なものをあえて否定し、なんとなくインテリぶろうとする性格だったのでしょう。どちらかというと、サブカルチャーの方に目を向けていましたが、実はそちらも今ひとつのめり込んでいなかったのですね。

 男子プロレスの1984年は、当時全日本派だった私にとっては思い出深い年でしたが、一方で歴史的事件とも言えるUWFの旗揚げには、正直ついていけていませんでした。私が全日本女子やUWFに興味を持ったのは、実はずっとあとのことなのです。

 まあ、こういういい時代になって、こうして動画で当時の熱狂を追体験できるというのは、幸せなことですよね。大変遅ればせながら、私にとっての空白の時代を、35年経った今ごろ取り戻そうとしているところです。

 もちろん、自分にとってこれは懐古趣味ではなく、全く新しい「今」の体験であります。もしかすると当時の私は、今の(当時にとっては未来の)自分のために楽しみを残してくれていたのかもしれません。

 それにしても、この試合、ものすごくいいですねえ。中野選手、負けてしまいましたが、のちの大活躍を予感させるオーラを出しまくっています。そして、当然、未来の美魔女らしく可愛いですね。

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2019.12.17

うる星やつら 『大魔神現る!ラムの危険なお買い物!?』

 

 ちゃくちゃ久しぶりに「うる星」ネタ。

 かつては、中学校の教育の一環として(?)、毎年「実写版(プレスコ版)うる星やつら」を制作していましたが、中学校の現場を少し離れてしまいまして残念ながら中断しております。またやりたいなあ。

 そんなこともあって、ここのところ少しアニメうる星やつらを観る機会も激減していたのですが、最近CSテレ朝で放送されているのを録画して、家族で楽しむようになりました。

 今日、観たのがこの回。後期のうる星は作画や脚本がいい意味でも悪い意味でも暴走気味ですが、この回はパロディがぶっ飛んでいますね。

 まず、「大魔神」自体がパロです。しかし、そのクオリティはかなり低い(笑)。どこが大魔神じゃ!とツッコミたくなるほどの手抜きと言えば手抜き。まあご覧になってください。リアルに描いても、このギャグアニメにはふさわしくないでしょうけれど、もう少しなんとかならなかったのか(笑)。

 一方の、一目瞭然のナウシカはどうでしょう。そう、風の谷のナウシカとビューティフル・ドリーマーは同じ1984年公開なんですよね。まあ、ライバルと言えばライバルですし、のちのジブリの隆盛とぴえろやキティの苦戦を思えば、ある意味分岐点だった年でもあります。

 そんな因縁を知ってから知らぬか、こちらのパロディは手は込んでいます。これもまたご覧くださいませ。笑っちゃいますよね、たしかに。

Th_unknown_20191218131801 特に、ラムちゃんのナウシカは「萌え」でしょう(笑)。

 あっそうそう、今ごろ気づいたんですけど、初音ミクの髪の毛の色ってラムのそれですよね。これもパロというか、伝統継承というか。いい色だと思いますよ。

 最後のメガネに関してはノーコメントで(笑)。

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2019.12.16

剣道とは?

 

 日はある祝賀会に出席しました。隣の席が、この動画で指導をしている馬場欣司教士のご子息でしたので、じっくり剣道のお話をさせていただきました。

 娘が能とともに剣道をやってるおかげで、私もすっかり剣道世界に魅了されているわけですが、さすが専門家のお話はわかりやすく、しかし深いものがありました。

 この1年、球技や格闘技界における各種不祥事と戦ってきたこともあり、剣道に残る、古き良き「道」の世界がなんとも愛おしく思えるのであります。

 世の中、実に妙なことになっておりまして、そうした古き良き世界が、古き悪しき伝統として排除されつつあります。もちろん、その古き世界の悪習というのも知っていますが、しかし、何百年も続いてきた「しきたり(し来り…してきたこと)」の本質を観ずして、ただその表面の荒波を排除して凪にしようというのは、やはり間違っていると思います。

 ご子息も大変優れた剣道家であり教育者であるわけですが、70をゆうに超えたお父上には全く触れることすらできないとのこと。何もしていないのに息が上がってしまうとか。

 そう、それは昨日、能舞台上で展開されたあの「乱拍子」の緊張感と同じでしょう。

 ご子息曰く、「剣道とはなんぞや」「相手のスキをついて打ち込む競技?」「否、相手を自分の思い通りにコントロールすること」と。

 言い得て妙。それも力でコントロールするのではない。気合、呼吸でコントロールするのです。これが王仁三郎の言う「言向け和す」ということなのでしょう。

 この動画、馬場教士が子どもたちに教えているわけですが、たくさんの気づきがありますよ。剣道を知らない方もぜひ、その深い世界を垣間見てみてください。

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2019.12.15

蒼昌会 第6回公演 「俊寛」「道成寺」ほか

Th_201910111522574988 日は下の娘と銀座の観世能楽堂にて能を鑑賞。

 娘の師匠である、人間国宝野村四郎先生の「俊寛」と、先生のご子息である野村昌司さんの「道成寺」を中心とした番組。

 観世流を代表する素晴らしい面々による、現代最高の芸を堪能することができました。

 まさに言葉にならない「もの」世界でありました。

 全体としては、俊寛の男性性と道成寺の女性性がコントラストとなり、同じ悲哀でありながら全くエネルギーの向かう方向が違って感じられました。静と動と言ってしまってはあまりに陳腐です。

 内に秘められ爆縮する情念と、外に向け爆発する情念。どちらも鬼気迫るものがありました。

 細部で言うなら、道成寺の、あの急の舞に入る前の乱拍子、小鼓と白拍子の、あの鐘を挟んでの真剣勝負。格闘技の緊張感でしたね。ものすごく長く、しかし短く感じられました。

 そう、かつてのプロレスに垣間見られた虚の中の実というか、ストーリーの予定調和に収まりきれない「場」の緊張ですね。それがその後のストーリーをさらに効果的に際立たせていました。

 超一流の芸というのは、本当にこちらの脳波を操ることができる。とても、とても眠くなっている暇などないほどの張り詰めた空気でした。命がけなんですよ。こちらも。

 能楽堂を出て、クリスマス気分に浮かれる銀座の街を歩いていても、ずっとずっとその緊張感、余韻、空気が残っていました。こんな体験は本当に久しぶりでした。感謝するとともに、娘がとんでもない世界に飛び込んでしまったなと思わずにはいられませんでした。

 一方で、やはりこれをより多くの人たち、外国人や若者も含めて、たくさんの人に見てもらうためには、これから能楽界はどうしていけばよいのか、どうなっていかなければならないのか、悩ましくも感じました。

 私は「ストリート能」「フラッシュ能」が、実は一番本来の能のあり方に近いのではないかと、真剣に考えているところです。それこそ銀座の真ん中でやれば、一気に世界に拡散されるでしょうに。

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2019.12.14

より道の湯(山梨県都留市)

Th_images_20191216114301 のボイラーが壊れてそろそろ1ヶ月。おかげさまで、家族みんな幸せな温泉ライフを送っております。

 基本は我が鳴沢村の村民温泉「いきやりの湯」に週3回通っております。大人二人と子ども一人で計800円。1ヶ月で約1万円の計算となります。

 ボイラーを新しく買いますと、なんだかんだ40〜50万かかるとの見積もりをいただきました。そして、毎日風呂を沸かして入るとすると、寒冷地の我が家では燃料と水道代で月々やはり1万円ほどかかる計算ですので、なんだ温泉ライフの方がずっと幸せ度が高いし、結果として安いではないか…ということで、もう風呂場は漬物置き場に変わっております(笑)。

 そして、夏までには太陽光を利用したシャワーシステムを自作する予定です。完璧!

Th_unknown1_20191216114301 温泉ライフのいいところは、時々ぜいたくして違う温泉に通うところです。最近何度か行ったのは、都留市に昨年春オープンした「より道の湯」。

 ここが、なかなか良いのです。宿泊施設やレストラン、リラックス施設がたくさんあり、なにしろ新しいのできれい。いろいろなお風呂のタイプも楽しめて、平日の夜7時以降ですと、1000円の入浴料が700円になりお得感があります。

 富士急行線都留市駅に隣接しており、中央道都留インターからも近いため、ツーリングや登山の途中に「より道」する人が多いのですが、夜に行きますと、地元の家族連れや学生さんでけっこう賑わっております。

 うちからは遠いのですが、11時まで営業ということもあり、東京からの帰りにちょこっと「より道」するという使い方もできます。

 私は、特にぬるめの「強炭酸の湯」にゆっくり浸かるのが楽しみであります。皆さんもぜひ「より道」してみてください。

より道の湯 公式

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2019.12.13

『若者のすべて フジファブリック 志村正彦がのこしたもの』(NHK甲府 ヤマナシクエスト)

Th_-20191214-114537 当に素晴らしい番組でした。

 思わず2回続けて観て、そして、ずっと号泣し続けました。

 実は、つい先日、ある大切な友人が急逝しました。彼女との出会いのおかげで、私は志村正彦くんや、この番組のナビゲートをした藤巻亮太くんと実際に会って話をすることができたと思っています。

 彼女にこの番組を観てもらいたかった。いや、きっとあちらで観て、そして一緒に泣いてくれたことでしょう。

 志村くんが亡くなって、間もなく10年。本当に彼ののこしたものは、ますます輝きを増しています。私自身も、彼のおかけで人生が全く違ったものになりました。感謝してもしきれません。

 本当にいろいろな音楽、いろいろな言葉たちに触れてきたつもりですが、志村正彦がのこしたものは、まさに「もの」。生きもののように、時代とともにうつろい、新たな意味を生み出し続けています。

 そう、藤巻くんも冒頭で「うつろいゆくもの」という言葉を使っていますね。

Ff080531_2 私は2008年の4月に「茜色の夕日(フジファブリック)」に見る「もの」と「こと」 という記事を書いています。実はこの記事をご覧になってくれた志村くんのご両親が、翌月実現した富士吉田市民会館凱旋ライヴで私を見つけてくださり、志村くんとの対面を実現してくれました。

 そして、今日のこの番組でも最後に放送されたあの、「茜色の夕日」演奏前のMCで志村くん自身の口からも「ものやこと」という言葉が…。

 その後、リニューアルされたふじさんホールで藤巻くんと、また職場ではイエモンの吉井和哉さんと、志村正彦談義をすることになりました。本当に自らの意識や意思を超えたところの「もの」のご縁に感謝するしかありません。

 この番組では、残されたメンバーをはじめ、同級生の皆さんや、志村くんが亡くなったのちに彼の音楽に出会い、人生を突き動かされた人たちが、それぞれ「のこしたもの」をどう受け継いでいくかを語ってくれました。

 私も、先日天に召された友人の遺志も含めて、そうした「もの」をどのようにさらに意味のあるものしていくのかを改めて考えさせられました。ただ志村くんの音楽を紹介するだけでなく、彼が未来に投げたであろうボールの、そのほんの一部でも、ちゃんとキャッチできるようにしていきたいと思います。

 また、志村正彦、太宰治、李良枝…夭折の天才たちの感性を育てた富士吉田、特に下吉田が持っている特殊な霊的磁場についても、生徒たちと一緒に感じて考えていくつもりです。せっかくそこで一日の半分を過ごしているのですから。

 この番組、もちろん志村正彦やフジファブリックを知ってほしいという意味でも、そして富士吉田、富士北麓の魅力を知ってもらうためにも、ぜひとも全国放送してほしい。非常によくできた番組であったからこそ、そう強く望みます。

朗報! 2020年1月23日深夜、BS1「にっぽん ぐるり」にて全国再放送決定!

NHK甲府特設ページ

 

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2019.12.12

日本人は物語教徒!?

Th_images 年会は続きます(笑)。

 今日は、某大学の学長先生にお誘いいただき、温泉とお酒とお話を楽しませていただきました。

 いやあ、実に楽しい時間でした。

 昨日、デンマークからその大学に留学に来ている学生さん3人と、両国の教育について語り合いました。

 彼らは数学の先生の卵なのですが、日本の数学のセンター試験を見て、大変驚いていました。

 日本と北欧の数学教育は、見事に対照的なのです。簡単にいえば、答えを重視する日本と、プロセスを重視する北遠。

 テストに対する考え方も全く違います。日本は一発勝負。北欧は積み重ね。

 公平性に対する感覚も対照的。日本は集団全体としての公平性を重視し、北欧は個人の人権レベルでの公平性を重視します。

 何年もかけて非常にアナログ的な方法で徹底的に個人の数学力を測る北欧。日本は記述式の導入さえ頓挫してしまう。そう、日本の場合、個人と個人の関係性にこそ不公平性を見てしまうのです。だから、マークシート式で同時に行い、機械で採点する。個人の裁量によって部分点が発生するようなことはありえません。

 北欧からすると、たとえばその唯一の試験の日に、体調が悪かったりしたらどうするのか、ということになる。それこそが不公平であり不運であり不幸だと考えるわけです。

 しかし、日本ではそういうことはあまり問題にならないどころか、あえて真冬の、地域によって最も不公平のある(たとえば日本海側は大変な雪に見舞われる)、またインフルエンザなどの病気が最も流行する季節に、人生を決する試験を行ったりする。

 国際標準に従い、9月入学のために、初夏に試験をすれば、環境的には今よりも絶対に公平性を担保できます。

 しかし、そうならないのはなぜか。

 それは、日本人は「物語」を重視し、そのためなら個人の人権が侵害されてもいいと考えている(感じている)からです。

 つまり、冬の厳しい季節を乗り越え、春を迎える(合格する)という物語。そして、桜咲く季節に卒業、入学を迎える。

 これが初夏に試験で、秋に入学では、なにか物足りない。感動がない。

 不合格という負の出来事さえ、その季節の中では、「桜散る」という「もののあはれ」で表現されたりする。これも初秋では面白くない。

 私が何度も何度も語っている「夏の甲子園=戦争ノスタルジー」という物語と一緒ですね。ドーム球場で人工芝ではだめなんです。

 去年の甲子園で言えば、小国の金足農業は快進撃しても、決勝では連合国の大阪桐蔭に大敗しなければならないのです。先の大戦がそうであったように…。

 国民的な物語が合理性を凌駕する。

 このあたりは最初、北欧の方々には全く理解できないようでした。しかし、宗教を例にお話ししましたところ、ある程度納得したようです。

 たしかに、キリスト教などの「物語」が、たとえば科学などの合理性を超えるというのは日常的にあることですよね。

 しかし、たとえば、日本と北欧の教育のどちらが正しいといった話ではありません。

 北欧の学生さんも、それはよく理解しているようで、国民性の違いであり、逆に非常に興味深い、取り入れられるものは取り入れたいという姿勢でした。

 今日の大学の先生方との会話も、基本そういう内容でした。やはり他者を知ることのみが、自己を知る方法なのですね。お釈迦様の言うとおりです。

 そして、つくづく、日本は無宗教だなんてとんでもない、強力な「物語教」の国だなあと思った昨日、今日でありました。

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2019.12.11

祝! 松田龍平 最優秀男優賞受賞

 

 日に続き、普通に考えればとんでもない方との対話を楽しませていただきました。

 全く素晴らしい有難きご縁の数々であります。

 今日は、このニュースに最も身近な方のお宅にお招きいただきまして、実に楽しい時間を過ごさせていただきました。

 今や中国の映画界はアメリカのそれに匹敵するほどの規模と質を誇っています。お金かけているわけですね。中でも海南島国際映画祭は、昨年始まった新興の映画祭。歴史ある国際映画祭に、ある意味現代中国のパワーで殴り込み?をかけている、注目の映画祭です。

 そこで、こうして日本人の、それも私も大好きな松田龍平さんが最優秀男優賞を獲ったことは、大変な快挙ですし、私たち日本人としても実に嬉しいことです。

 なんでも、松田さん、全く受賞を予想してなかったようですね。どちらかという監督さんや綾野剛さんに期待が集まっていたとか。

 おそらく下馬評的にはそうだったのでしょう。そこを、あえて準主役の松田さんを選んだというのも、この映画祭の芸術性の高さを象徴しているように思えます。

 今年は、龍平さんのお父さん、松田優作さんの生誕70年、没後30年という特別な年。そんな年にご長男がこの快挙。きっと優作さんも喜んでいらっしゃるでしょう。

 そんなことを最も身近に感じることができる場で、皆さんとお祝いできたこと、私にとっても至上の喜びでありました。おめでとうございました。

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2019.12.10

坂口孝則×モーリー・ロバートソン 『あの日のインディーズバンドの話の続きをしよう』

Th_img_5169 しすぎ!久々に大興奮。

 今日は虎ノ門の某ホテルにて安倍総理やヤフーCEO川邊健太郎さんの話などをうかがったのち、新宿は歌舞伎町へ。ここでの坂口孝則さんとモーリー・ロバートソンさんのお話が最高に面白かった。

 なんとも対照的な世界観でしたよ(笑)。世の中の両面(両極端)を半日で体験してしまった。

 安倍さんと川邊さんのお話の内容は、ここにいくらでも書けますが、坂口さんとモーリーさんのお話は、正直これっぽっちも書けません!

 お二人が一緒に地上波のワイドショーのコメンテーターを務めているとは…ある意味、すごいなあ。ちゃんと使い分けておられる。大人の中の大人ですね(笑)。

 お二人が語った世界とは、いちおう「インディーズバンドの話(のつづき)」なわけで、まあたしかに表面的にはそう表現するのが一番だと思うのですけれど、実際はそこに生き、そして死んだ人間のそれぞれのドラマがあるわけですよね。

 ロック、特にパンクやメタル、あるいはノイズなどは、もともと反社会性を内包しています(ま、日本のそれらは、どこか文学的であったりして、つまり反自己性みたいなものもあったりするのですが)。

 その人々の生き様、死に様を語りだせば、それは放送禁止にもなりますよね。それが実に面白い。それこそこうした「ライヴ」「オフライン」の醍醐味だったりするわけです。

 それにしても、パンクの文脈として、モーリーさんの口から「出口王仁三郎」が出てきた時には、正直ぶっ飛びました。そして、さらなる驚愕の事実が…これも書けません(苦笑)。

 それも含めて、なんだかんだ私の「身内」「関係者」という方々の名前が出てきまして、ああ、なるほど、私ってそういう世界(うまく言えば、清濁併せ呑む世界)に生きているんだなと実感させられました。

 いやはや、お二人のように「好きすぎる世界」があるって幸せですね。そして、その好きすぎる世界に実際に関わったりすると、もう幸せも絶頂でしょう。話が尽きるはずがありません。

 その原動力は、やはり「愛」なんですね。「愛」に貴賎なし!

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2019.12.09

『薬師如来―病苦離脱へ』 飯塚幸謙(集英社)

Th_51bzmocbr2l_sx352_bo1204203200_ 重な「薬師如来」本。

 最近の人生テーマの一つが「薬師如来」です。

 この本の表紙にもあるように、薬師如来は左手にあるモノを持っています。

 これは「薬壷」と言われていますが、本当は違う。そのことについては、最近もこちらに書きました。

 「オンコロコロ センダリ マトウギ ソワカ」という薬師如来の真言の意味については、実はこの本にも詳しくは載っていません。

 真言とはいうのは、その意味よりも音が大切なので、無心にお唱えするのが良いとのこと。自我(コト)を超えるために、言語を他者(モノ)化するわけですね。

 この本は、薬師如来だけでなく、仏教の歴史を俯瞰できる内容になっています。たしかに、薬師信仰はある意味仏教を超えた民間信仰(ご利益信仰)ですからね。こうして薬師如来を入り口に仏教の奥義に踏み込んでいくということは、おそらく薬師如来さん御本人にとっても本望ではないでしょうか。

 そう、未来医療器具の「コロコロ」も、自我を捨てて、徹底的に利他にならないと効き目がないんですよね。

 そうした「意識」が物質(や肉体)に影響を及ぼすという、かつては宗教的な、そして現代においては科学的な「真実」を理解することこそが、これからの時代の幸福の鍵になってくると思います。

 今は古書でしか手に入らない本ですが、常に書棚に置いておきたい一冊です。

 

Amazon 薬師如来―病苦離脱へ

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2019.12.08

『あらすじで読む霊界物語』 飯塚弘明ほか (文芸社文庫)

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 日は歴史的特異日。何度も書いていますが、成道会、第二次大本事件、真珠湾攻撃、力道山刺される、ジョン・レノン暗殺、もんじゅ事故…。

 そのうち、世界史の中でも最も苛烈な宗教弾圧であった第二次大本事件からは、今年で84年になります。その事件の主人公、すわなち弾圧され死刑判決を受けたのが出口王仁三郎。

 事件の寸前まで王仁三郎は霊界物語の校正をしていました。霊界物語には第二次大本事件も予言されていると言われています。

 そう、霊界物語はこのデジタル時代になってようやくそこに隠された暗号的な内容が解読されてきているのです。昨日紹介した「百鏡」の多くの歌も霊界物語から採られています。ここでもデジタルデータによる照応がされたようですね。

 さて、そんな、まさに未来に向けて書かれた圧倒的情報量を誇る霊界物語。私も全巻持っていますし、デジタルデータも持っていますが、なにしろ膨大すぎて実はほとんど読んでいません。

 もともと読書が苦手な私。いちおうライフワークとして、源氏物語、宮下文書、霊界物語、そして仲小路彰の未来学原論を死ぬまでに読破しようと思っているのですが、今のところ一つとして実現しそうにありませんね(苦笑)。

 そして、とうとう私のような人のために(?)、こんな素晴らしい本ができました。さすが飯塚さん。彼はまさに自力で霊界物語の全デジタルデータを作った人です。つまり、ちゃんと全て読破している!

 あらすじだけでも520ページ!やばい!あらすじさえ読めないかも(笑)。

 しかし、こうしてあらすじを書いていただいたことによって、露頭に迷わず長い長い旅路を歩けるような気がいたします。まずは、この道先案内を頑張って読みます。

 飯塚さんはもちろん、コラムを書いている黒川さんもお世話になっている知り合いです。私にはとてもできないことを、皆さん地道に続けておられて、心より感謝・尊敬申し上げます。

Amazon あらすじで読む霊界物語

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2019.12.07

出口王仁三郎 『瑞能神歌 一人百首かるた【百鏡】』

Th_5_000000000347 以来さぼっていた作歌を再開しました。

 本当に何かを創造する仕事って大変ですよね。一度さぼってしまうと、どうやって作っていたのか忘れてしまう。できる予感すらしなくなってしまう。

 これがスランプと言われるものなのかもしれませんね。私のような趣味人でさえ、そういう苦悩を味わうわけですから、プロの方々は本当に大変でしょう。

 で、再開のきっかけとなったのが、これです。百鏡。

 出口王仁三郎は日本最大級の歌人です。なにしろ全歌数は15万首以上。ほとんど日常会話が短歌だったらしい。スランプとは無縁の天才です。

 そんな王仁三郎が、自身の歌を百選し、かるたにしてしまったのがこの百鏡です。

 最近、八幡書店から復刻されまして、早速購入しました。これがまあ面白いのなんのって。いや、歌もいつものとおり面白いのですが、何よりかるたの読み札の写真がたまらない。王仁三郎の百面相ならぬ百神相なのです。

 本人はいたって真面目でしょうし、信者さんにとっては面白がるより有難がる対象なのでしょうが、いやいやもう正直「笑ってはいけない」状態ですよ、我が家では(笑)。

Th_4_000000000347 今風に言えば、コスプレ写真集ですよ。まあ貴重な王仁三郎の写真をまとめて百枚見ることができるだけでもすごいことではありますがね。

 なんかこれを眺めていたら、歌ができるような気がしてきた。あれほど意欲もわかず、またできる予感もしなかったのに、あっという間に何首もできてしまいました(クオリティは?)。

 やっぱり自我が強すぎたんでしょうね。作ってやろうという自我が。器になったら簡単にダウンロードできた。たしかにこうやって作ってたっけ。思い出しました。

 オニさん、ありがとう。救われた。さすが救世主。

八幡書店「百鏡」

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2019.12.06

佐藤俊介 『バッハ 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 2番』

 

 日公開された動画。すごい。

 ようやくここまで来ましたか、バロック・ヴァイオリンの演奏も。

 バロック・ヴァイオリンのムーヴメントをずっと見てきた、そしてその中で多少は演奏もさせていただいてきた者としては、この境地を若い日本人がやってのけてくれたことに格別な感慨をいだきます。

 言葉で説明すると野暮になってしまいますので、とにかく聴いて観て(ここが大事)ください。

 聖書のように扱われて、そのために、たとえば繰り返しにおける即興的変奏もどこか許されてこなかったこの作品。佐藤さんは、いかにも自然に軽やかにそうしたかつての「良識」を越えてくれました。

 守破離。素晴らしい。

 そして、あらためてバッハはすごい。なんだ、このシャコンヌは。あらためて驚愕。

 シャコンヌの「空」については、昨年こちらに書きました。もう一つ付け加えるなら、このシャコンヌの最後の「d」音が、実はシャコンヌ冒頭の「空」白の1拍目になり、結果として無限にループする輪廻になりつつ、しかし螺旋状に上昇していくという構造になっています(そんなこと誰も言ってませんが、私にはそう聞こえます)。

 しかし、今回佐藤さんの演奏を聴いて、いやシャコンヌの冒頭ではなく、アウフタクトも含めて、このパルティータの冒頭、アルマンドの1拍目にループするのではないかと(初めて)感じました。面白いですね。

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2019.12.05

富士山消しゴム

Th_41gyy5cenl_ac_ul320_ml3_ 富士が定番化するとのこと。めでたし。

 私も限定発売の青・赤セットを持っています。実はまだ使っていないので、富士山は顕現しておりません。

 地球の歴史スケールで言いますと、富士山はもともとなかったわけで、隆起し噴火し侵食されて今の姿になったわけで、まあこの消しゴムの場合は基本侵食しかないわけですが、「富士山を作る」というコンセプトは歴史の俯瞰という意味でも面白いものです。

 いろいろな富士山グッズを見てきました。その中で、これは傑作の一つですね。なるほどこういう発想はなかった。

 すでに出来上がっているのではなく、本来の使い方をしながら「作る」。これって、何かに似てるなあと思ったのですが、なんだろう。え〜と、う〜ん、出てこない。何かを食べながら形を整える…なんかあったような気がしますが(笑)。

Th_41mliipdtql_sy355_ いろいろデザインも凝っているようで、たとえばここ富士山麓での外国人へのお土産としてもいいかもしれませんね。もちろん、PLUSさんのAIR-INですから、消し心地も最高です。日本品質。

 形が整うまでは、ムダに消して書いてを繰り返したりして。形が整ったら、今度はそれを維持しながら減らしていく。最後は土台の方形の部分がなくなり、本物の富士山のように机に鎮座すると。そこで作品は完成でしょうかね(笑)。楽しそう。

公式特集ページ

 

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2019.12.04

まじ、つらみ…

Th_-20191205-103951 じ、つらみが深い…期末テスト中の娘が、そう言っております。

 昨日の「読解力低下」と表裏一体で語られることの多い「若者言葉の乱れ」。はたして「乱れ」と片付けていいのか。

 「〜み」という言葉が耳についてきたのは、昨年あたりからでしょうか。特に若者が使います。30代になると厳しい?

 これは、「つらみ」「やばみ」「うざみ」など、やや語感の強い形容詞(つらい・やばい・うざい)などの語幹に「み」をつけることによって、ニュアンスをやわらかくする、いわば婉曲表現だと思いますね。

 普通に「つらい」とか「やばい」とか「うざい」とか書くと、読み手や聞き手に圧迫感を与えてしまいます。真剣に心配されてしまったりすると面倒だなあという時に、こういう婉曲表現は有効です。

 かつてなら、「つらい(涙)」とか「つらい…orz」とか「つらい…(ノ_・。)」とか、場合によっては「つらい(笑)」とか書いていたのかもしれません。特に文章では書き手の表情が見えませんので、こうして読み手に過度なストレスを与えないような工夫がなされてきました。

 それをさらに簡略化したのが、「〜み」でしょう。「つらい」という言い切りよりも、マ行音の「み」を語末に持ってきた方が、何か柔らかくなる。

 「つらみが深い」というような場合は、「つらみ」は名詞として扱われます。「つらさ」と同じ意味とも言えますが、やはりやや語感が軽くなるように感じますね。

 ちなみに名詞の「つらみ」という言葉、皆さんよくご存知の「うらみつらみ」という言葉として、とっくの昔から使われていました。江戸時代にはやった表現です。つまり、「うらみつらみ」でしか使われなかった「つらみ」という名詞が、この令和の時代になって完全に独立したというわけです。

 江戸時代の「つらみ」は、「うらみつらさ」の「つらさ」が「うらみ」に引きずられて語調を整えたものです。もちろん音に引きずられただけでなく、実際に「形容詞の語幹+み」という表現が古来あったというのも大きい(ちなみに「うらみ」は「うらむ」の連用形の名詞用法です)。

 そう、たとえば今でも「おもしろみ」とか「深み」とか「高み」とか「重み」とか言いますよね。「茂み」という当たり前の名詞も、もともとは「しげし」という形容詞の語幹に「み」がついたものです。万葉集にすでに用例があります。

 さらに言うと、「辛み」を「からみ」と読んだ場合、これは「辛味」と書くこともあります。「甘味」とか「旨味」などもそうですが、味に関する形容詞の場合、和語の「み」と漢語の「味」が混同してしまって、「味」という漢字を当てるようになりました。

 なんか話があっちこっち行ってしまいましたが、とにかく、日本語の歴史においては「若者言葉の乱れ」こそが「言葉の変化・進化」の尖兵なのでした。

 あとは、この新型「〜み」が定着するのか、それとも消え去る運命なのか。

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2019.12.03

読解力の低下=◯◯◯の増加?

Th_1575365820_2019120300050212yom000view ISA調査 日本の読解力低迷 、読書習慣の減少も影響か

 さあ、国語のセンセーであるワタクシがコメントいたしますよ。

 アマノジャク宇宙人である私のことですから、世間様とはちょっと違うことを「あえて」書きます。

 まず、読解力の低下とは何かということ。これはズバリ

「読解力の低下」=「面倒くさがり屋の増加」

 です。

 そこから逆算しますと、「読書量の低下(本や新聞を読まなくなったこと)が原因」というのも眉唾です。

 「朝ごはんを食べない生徒の成績が低い、集中力がない」というのと同じくらい無責任な「懐古趣味」でしょう。先生はじめ、多くの「識者」が、「とりあえす昔は良かった」とか「自分はこうだった」というのを振りかざしている時は、まず疑ってかかった方がいいでしょう。

 「読書、新聞購読、朝ごはん」というのは昭和の常識です。そうでない世の中を目指し、作ってきたのは私たち大人でしょう。少なくとも子どもたちのせいではない。

 ちょっと言い過ぎましたかね。もう少し冷静に言うなら、こういうことです。

 「勉強が嫌いな子どもの家庭では、朝ごはんを食べさせないことが多い」

 「読書をさせたり、新聞を読ませたりする家庭の子どもは面倒くさがらず長文を読解する」

 それぞれの「家庭」が全く逆の性質を持っていることを明らかにしますと、これも差別的な発言だと糾弾されそうですね。しかし、そういうふうに常識的な因果関係を一度裏返してみることも大切なのですよ。世の中を読解するにあたっては。

 で、現場的に言いますと、私も含めてですが、凡人は基本「面倒くさがり屋」です。

 PISAのような舶来のテスト形式に慣れていない凡人にとっては、それはもっと面倒くさい対象になります。だから、白紙答案が多いのですよ。結果として平均点が一気に低下する。

 もちろん「面倒くさがらない」ことこそが「読解力」の入り口にあることも分かっています。しかし、その面倒くさがり屋さんたちに、「読書しろ」「新聞読め」と言っても、もっと面倒くさくなるだけで、なんの解決にもなりません。

 無理やり朝ごはんを食べさせたら、みんな成績が良くなるとか、学校を休むことがなくなるとか、集中力が増すとか、まあ巡り巡って結果として少しはあるかもしれませんけれども、「朝ごはん=勉強好き」という直接的な因果関係はそこにはほとんどありませんよね。

 朝ごはん食べないのも、食べさせないのも「面倒くさがり」の結果だったりします。

 しかし、その面倒くさがり屋たちも、いざとなると驚異の集中力を発揮すること知っています。そういう例がわんさかいます。今ちょうど期末テスト中でして、最強のぐうたら女である次女も、まさに火事場の馬鹿力を発揮しております(笑)。

 表面的な結果を表面的な因果関係だけで解釈して表面的に心配して表面的に騒ぐだけでは、本質的な改善にはつながりませんよ。

 では、どうすれば良いか。そのヒントは…極度な面倒くさがり屋のワタクシが、夜中起きてでもやっている「ゲーム」の仕組みの中にある…と真剣に思っています。

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2019.12.02

BeatleDNA『Power To The Pop』

Th_61jvv3eqpvl_sl1000_ さ〜しぶりにCDを買いました。そして大満足!

 なんだろうなあ、やっぱりストリーミングとは違う、あの感じ…ノスタルジーだと分かっていても、やはりこれは「もの」として所有し、そしてその「もの」をセットしてかけたい。

 そして、ジャケットを眺め、解説を読み…そういう儀式の世代ですからね。アナログレコードからCDになっても、その儀式は基本変わらなかったわけで。

 さて、肝心の内容についてです。

 ビートルズに多大な影響を受け、その魂を受け継いだミュージシャンたちによる珠玉の「POPS」たち。

 「沼」の表面をなぞっただけで、とてもマニアとは言えない、浅めのビートルズファンでありELOファンである私ですが、こうしてその「沼」の広さ、深さを感じるだけでも、それこそ「感じちゃう」のでした(笑)。

 大げさでなく、「生きてて良かった!」「音楽が好きで良かった!」「ビートルズに出会えて良かった!」と思いました。

 小学校高学年でビートルズに出会い、中学でELOにドハマりし、その後それらの影響からヴァイオリンを始め、高校時代にはいつかビートルズ風な楽曲を演奏するバンドをやりたいと真剣に考え、しかし、今ではなぜかバロック・ヴァイオリニストの端くれにまでなった私。そこから無限に広がったご縁。

 「YESTERDAY」風に言えば、ビートルズがいなかったら、今の私は全然違う人生を歩んでいたのです。

 この企画のディレクターである白木哲也さんは、私と同じ1964(昭和39)年生まれ。だからということもありますが、こうした「自分だけの」コンピレーションをいつか作りたいという気持ち…それは間違いなく「愛」なんですが…そんなところにも大共感するのでありました。

 一途に「愛」を貫き通した白木さんの「自分だけ」が、こうして日本のみならず世界の「決定盤」になりそうなのを見て、ちょっとしたジェラシーすら覚えます。浮気しすぎたな、私は(笑)。

 いやはや、正直な話、これほど「知らないいい曲」があるとは知りませんでした。反省です。浮気しているうちに、これほどたくさんのBeatleDNAが生まれ、育っていたとは。
 全41曲。DISC1でさえ3分の1は未知の曲でした。DISC2に至ってはほとんど初体験。だからこそ、まるでビートルズの新曲を聴くかのように楽しめたのでしょう。

 私の守備範囲であるELOから選ばれたのが「夏の日」というのは、ある意味意外で嬉しかった。隠れた名曲である「夏の日」をビートルズ文脈で聴いたことがなかった。なるほど「ミスター・ブルー・スカイ」では面白くなかったかも。許諾が取れなくて良かった(笑)。

 

 

 …と、そんな具合で、私にとっての「いい曲」とは、そうか、やっぱり「POP」なのだと、この歳になって再確認した次第であります。

 さあ次なる私の仕事(?)は、キーボードを弾きながらこのアルバムを聴くことです。つまり、私の音楽観の根底にある「POP」とはなんなのか、その文法をいちおう歳相応に身につけた音楽学の知識を総動員して明らかにすること。これがまた楽しいのですよ。13世紀くらいから始まった和声音楽の歴史の中で、現代の「POP」がどういう位置にあるのか確かめたいと思います。

 最後に、これって「邦楽盤」も全然ありえますよね。私の守備範囲では、UNICORN(奥田民生)からのフジファブリック(志村正彦)なんかも。そうビートルズがいなければ、彼らもいなかったわけですよね。

 あれから半世紀たちましたが、ますますビートルズの価値は上がり続けているのでした。偉大なり。

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2019.12.01

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 マホのポイントがいつのまにか溜まっていて、その有効期限も近づいていたので、これと交換しました。

 いちおう5千円以上するものなので、なんとなく得したよう気持ちにはなりますね。ま、それ以上に通信会社には貢いでいるわけですが。

 非常にシンプルで、見た目もオシャレ。最近通っている温泉施設にある、いかにもな足裏マッサージャーに比べれば、リビングの床に転がっていても気になりませんね。女子たちも「カワイイ〜」と言っております。

 機能としては、ただ玉が動くだけですが、立てて使えば腰ももめますし、上下ひっくり返せば、もみ上げともみ下げが切り替えられる…そりゃそうだ(笑)。

 写真のように足をつっこめば、暖かい上に刺激も増します。そう、強さは体重のかけ方で調整ということですね。足裏に関しては、たしかにそれで充分です。

 最初はちょっとくすぐったいかなと思いましたが、自分で荷重を加減できる分、比較的すぐに慣れて気持ちよくなりました。

 面白かったのは、稼働中のこれに猫が乗っかったことです(笑)。なんだか揺れるなあという感じで、しばらく居心地悪そうに座っていました。

 足の裏にはさまざまなツボがあることが知られています。ちょっとした健康法として活用してみたいと思います。

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