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2019.11.14

サロンオーケストラジャパン

Th_img_5015 じさんホールにて楽しいコンサートを鑑賞。

 幼稚園の関係の行事でしたが、私も心から楽しみ、また学ばせていただきました。

 クロード・小林さん主宰の日本サロンコンサート協会のメンバーによる「サロンオーケストラジャパン」の演奏は、クラシックの曲を幼稚園児を全く飽きさせることなく聴かせる、本当に素晴らしいものでした。

 いちおういろいろな音楽を演奏している者として、こうして子どもたちを惹き付けるステージというのが、いかに難しいか、よ〜く分かっているつもりです。

 特にクラシックとなると…。そこはさすが定評ある団体だけあって、なるほど!と思わせる技術と演出に富んでおりました。

 終演後、思わず皆さんに「演奏会冥利に尽きますね」と申し上げてしまいましたが、堅苦しく眠たいクラシックのコンサートより、どれだけ観客との一体感があったことか。

 これって、先日の「夢カンタービレコンサート」と同じですね。ただ音楽を提供するのではなく、そこに観客を巻き込む装置を仕組み、全体を一つの物語として構成する。

 もちろん、純粋なコンサートがあっても良いのですが、音楽を通じて、演奏者と観客が一つの時空を共有するという形もまた、あるべきだと思います。

 たとえば学校の授業なんかもそうなんですよね。ただ、知識を一方的に伝えるだけでなく、先生と生徒が一体となって「場」を作る。そういうことが普通に行われるべきです。

 それこそが、「お互いがつながる」という本来の意味の「エンターテインメント」だと思うのですが。

日本サロンコンサート協会

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