バッハ チェンバロ協奏曲イ長調 (オランダ・バッハ協会)
昨日の佐藤俊介さん率いるオランダ・バッハ協会オケの「All of Bach」。映像も美しく素晴らしく、新しい形のバッハ全集の完成が待たれます。
最近上がっていたこの演奏もすばらしいですね。実に生き生きとしています。
この曲は、私も大好き。チェンバロヴァージョンもオーボエ・ダモーレヴァージョンも、両方演奏会で弾いたことがあります。ヴィオラや第2ヴァイオリンを弾いていても至福の時を味わうことができます。
バッハ自らがはたしてどのようなソロを弾いたのか、たとえばどのように体を動かして弾いたのか、そう考えるだけでも楽しい。
それにしても、この演奏では、ヴァイオリンの二人が日本人ということで、なんとも感慨深いものがありますね。まさに時空を超えてバッハの音楽が蘇っているわけです。
ちなみに2ndヴァイオリンの美しい女性は迫間野百合さんです。ちょうど昨日の北とぴあ国際音楽祭のエマ・カークビーさんのリサイタルでも弾いておられましたね。
彼女がまだバロック・ヴァイオリンを始めてそれほど経っておらず、まだヨーロッパに行く前でしょうか、なんとウチの学校に来てくれまして、私、共演しているんですよね。というか、彼女のお父さん、お母さんとも共演していた…(こちらの記事)。
彼女、その時もアイドル並みの可愛さでしたが、すっかり大人っぽくなられ、そして世界的に活躍されるようになられ、本当に嬉しく思います。
考えてみると、昨夜のカークビーさんのリサイタルの出演者の皆さんとは、カークビーさんはじめ、多くの方々と「宴会芸」で共演させていただいています(笑)。ありがたき人生であります。
そうそう、今度2月には横浜で行われる「西洋館で味わう バッハ チェンバロ協奏曲 1・2・3・4」という演奏会に出ます。練習しなきゃ。宴会芸の人と思われて久しいので、たまにはまじめにやらなきゃ!
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