小林沙智(12歳)のショパン
昨日の続き。昨日の記事でちょこっと書いた「カツァリスのショパンレッスン」の動画がYouTubeにありましたので、あらためて紹介しましょう。
生徒は当時まだ12歳だった小林沙智さん。上品な佇まい、英語も堪能なあたり、本当に才女、天才ピアノ少女という感じですね。カツァリス先生のおっしゃることをどんどん吸収して上手になっていく様子は感動的です。
さて、そんな小林沙智さん、今どうしていらっしゃるのでしょう。昨日のW上原はジャズとクラシックで世界を極めました。沙智さんの「その後」にも興味がわきますよね。
その「その後」が、ワタクシ的にはとってもいいのです。素晴らしい。とりあえず2013年の演奏をお聴きください。
う〜ん、なんかとってもいいなあ…。あの少女がこんなに素敵な大人になっている。心から音楽を愛し、そして音楽にも愛されているのでしょうね。
沙智さんはアメリカに渡りクラシックを勉強しながら、ジャズに出会います。そして、ジャズ・ピアノだけでなく、ボーカルにも挑戦しました。うん、やっぱり「歌」なんだよなあ…。
先日、夢カンタービレ・コンサートで素晴らしい歌を聴かせてくれた森麻季さんも、もともとは音大でピアノを勉強していたんですよね。私もそうですが、楽器弾きにとっては「歌」はどうしても越えられない存在です。悔しいけれど、楽器はやはり歌の伴奏になってしまう。
というわけで、沙智さんはクラシックのピアノも演奏しつつ、ジャズの名曲や自作曲を弾いたり歌ったり、実に生き生きとした音楽活動をなさっているようです。ジャンルにとらわれないって素敵ですね。詳しくは公式サイトを御覧ください。一度ライブでお聴きしたいと思います。
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