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2019.09.29

『プロレス鎮魂歌(レクイエム)』 瑞 佐富郎 (standards)

リングに生き、散っていった23人のレスラー、その死の真実

Th_51h3testxql_sx336_bo1204203200_ 度も泣いてしまった。そりゃ泣けますよね。

 プロレスと演歌は「人生の四季折々」を表現するアートです。

 人生には明暗や顕密がありますが、亡くなった方々にとっては、それは全てが物語になります。

 その複雑な物語を実に上手に紡いで、「泣ける話」にしてくれています。

 もうこれは事実であるとか、間違いであるとか、そういう次元の話ではありませんね。

 もともとがプロレスも演歌も虚実皮膜の間にあるモノですし。

 う〜ん、ある意味自分としては意外でしたが、ミスター・ポーゴさんの鎮魂歌を読んだ時が一番涙が出た。バスの中でおいおい泣いてしまいました。

 やっぱり私はプロレスが大好きですし、プロレスラーが大好きです。自分も命をかけて仕事をし、死んでのち、多くの人に語られるような人生を送りたいものです。

 一つだけ残念なことは、しっかり校正がなされていないのでしょうか、誤字が目立つことです。まあ、そんなこともどうでもいいのかもしれませんが。プロレス的価値観からしますとね。

 

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