『プロレス鎮魂歌(レクイエム)』 瑞 佐富郎 (standards)
リングに生き、散っていった23人のレスラー、その死の真実
何度も泣いてしまった。そりゃ泣けますよね。
プロレスと演歌は「人生の四季折々」を表現するアートです。
人生には明暗や顕密がありますが、亡くなった方々にとっては、それは全てが物語になります。
その複雑な物語を実に上手に紡いで、「泣ける話」にしてくれています。
もうこれは事実であるとか、間違いであるとか、そういう次元の話ではありませんね。
もともとがプロレスも演歌も虚実皮膜の間にあるモノですし。
う〜ん、ある意味自分としては意外でしたが、ミスター・ポーゴさんの鎮魂歌を読んだ時が一番涙が出た。バスの中でおいおい泣いてしまいました。
やっぱり私はプロレスが大好きですし、プロレスラーが大好きです。自分も命をかけて仕事をし、死んでのち、多くの人に語られるような人生を送りたいものです。
一つだけ残念なことは、しっかり校正がなされていないのでしょうか、誤字が目立つことです。まあ、そんなこともどうでもいいのかもしれませんが。プロレス的価値観からしますとね。
Amazon プロレス鎮魂歌
| 固定リンク
「スポーツ」カテゴリの記事
- 「我は即ち宇宙」…合気道の神髄(2020.12.05)
- 『捻くれ者の生き抜き方』 鈴木秀樹 (日貿出版社)(2020.10.28)
- Acer 家庭用プロジェクター X1226AH(2020.10.15)
- 追悼 アニマル・ウォリアーさん(2020.09.23)
- 『タイガーマスク伝説〜愛と夢を届けるヒーローの真実〜』(NHKアナザーストーリーズ)(2020.08.18)
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 今こそ!俺たちの東京スポーツ最強伝説(2021.01.17)
- 『江戸の妖怪革命』 香川雅信 (角川ソフィア文庫)(2021.01.16)
- 『聖断 天皇と鈴木貫太郎』 半藤一利 (文春文庫)(2021.01.15)
- 善悪不二・正邪一如 (出口王仁三郎)(2021.01.12)
- 神俗もまた不二一如 (出口王仁三郎)(2021.01.13)
「心と体」カテゴリの記事
- 『芸術は宗教の母なり~耀盌に見る王仁三郎の世界~』 (出口飛鳥)(2021.01.14)
- 善悪不二・正邪一如 (出口王仁三郎)(2021.01.12)
- 神俗もまた不二一如 (出口王仁三郎)(2021.01.13)
- 『ジョーカー』 トッド・フィリップス監督作品(2021.01.11)
- 『平和と命こそ〜憲法九条は世界の宝だ』 日野原重明・宝田明・澤地久枝 (新日本出版社)(2021.01.05)
「文化・芸術」カテゴリの記事
- 日本人は何を考えてきたのか…第9回「大本教 民衆は何を求めたのか」 (NHK Eテレ)(2021.01.19)
- 『小早川家の秋』 小津安二郎監督作品(2021.01.18)
- 今こそ!俺たちの東京スポーツ最強伝説(2021.01.17)
- 『江戸の妖怪革命』 香川雅信 (角川ソフィア文庫)(2021.01.16)
- 『芸術は宗教の母なり~耀盌に見る王仁三郎の世界~』 (出口飛鳥)(2021.01.14)
コメント