Mew 『Comforting Sounds』
ウチの学校に北欧の学生がたくさん来ております。スウェーデンとデンマークからです。
おとといはスウェーデンの音楽(楽器)を紹介しましたが、今日はデンマークの音楽を紹介しましょう。
私にとってデンマークと言えば、オルタナ・ロックの雄「Mew」ですね。もうすっかりベテランになってしまいましたが、デビュー当時の衝撃は忘れられません。
なんと15年前に「Frengers」を紹介してるんですよね。あの頃は私も若かった(笑)。そのアルバムのエンディングを飾る名曲「Comforting Sounds」。今でも本当に大好きです。特にあの長いアウトロ。繰り返しのようでありながら、微妙にコード進行を変えてあります。
ヨーロッパ近代音楽的な「トニック(Ⅰ)→ドミナント(Ⅴ)」から、中世フォークロア的な「トニック(Ⅰ)→サブドミナント(Ⅳ)」、さらには北欧的な「トニック(Ⅰ)→代理トニック(Ⅵ)」が散りばめられ、ごった煮文化の日本人にはたまらないことになっています(笑)。
今日は久しぶりに聴いてみたいと思います。二つのヴァージョン。まずは昔のライヴ映像。
続いて最近の、コペンハーゲン・オケとの共演。クラシック的とも言えますね、この曲。ちょっと感動です。
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