ポケベル鎮魂歌
昨日の記事に続き「鎮魂歌」。今日はポケベルの命日。
写真のように、まじめに「ポケベル葬」が行われたとのこと。
私自身は写真のような、大流行した数字が表示されるタイプではなく、本当に単なる「無線呼出」のポケベルのお世話になりました。つまり、1980年代にアルバイト先で飲料の外回りをやっていましてね、たまに会社からお呼びがかかったわけです。それで、車を停めて、電話ボックスから会社に電話する…。
いわゆる「数字表示式」については、私が教師になってからの流行でしたから、そう、生徒たちがみんな持ってましてね、休み時間になるとたった1台の公衆電話の前に長蛇の列ができていましたっけ。懐かしい光景です。
情報量が少ないからこその、想像力、そして創造力。俳句や短歌と同様ですね。語呂合わせも含めまして、いかにも日本的な文化だったと思います。
その後も細々とサービスは継続していましたが、このインターネット、スマホ時代においては、さすがにその役割を終えざるを得なかったということですね。
しかしですね、私は実はこれからも形を変えてポケベルは生き残ると考えているんですよ。というか、実際、東京テレメッセージさんはポケベル波を利用して、防災ラジオなどを展開しています。
ワタクシの考えとしましては、衛星波を利用することによって、たとえば大地震や噴火などでその地域の送信が不可能になっても、簡単な文字通信ができるハイパー・ポケベルが普及すればいいと思っています。双方向は難しいでしょうけれども。送信ができない?
いや、工夫次第か?めっちゃアナログとも言えますが、たとえば自宅の庭に巨大なQRコードを提示して、それを空中からヘリや飛行機で読み取るとか。どうでしょう。簡単な安否確認や待ち合わせ場所伝達くらいなら、それで可能なような気がします。
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