ジョン vs ポールが口論(!?)
この記事は面白かったなあ。
衝撃ビートルズ新事実…50周年「アビイ・ロード」次作、ジョン vs ポールが口論
ガーディアンの元記事はこちらか
'This tape rewrites everything we knew about the Beatles'
ビートルズ研究と言えばこの人、マーク・ルーイスン。「ビートルズ全記録」の著者。彼自身も衝撃を受けたことでしょう。それほどこのテープはすごい発見です。
たまたまリンゴがお腹をこわしていたから録音されたわけですよね。さすがリンゴGJ!w
そうそう、リンゴは相変わらず元気で若いですね。ニューアルバムも楽しみですよね。ジョンの曲をポールと一緒に歌っているとのこと。
たしかに、私たちビートルズ・マニアの常識からしますと、録音としてはアビイ・ロードが彼らの最後のアルバムであり、だからこそ、最後だからこそ、あの奇跡的な入魂の音楽ができあがったということになっています。
しかし、実は「その後」があったというのは、半世紀続いてきた(ある意味勝手な)物語が崩壊することになってしまいますね。
しかし、そんな重要なことについて、4人が今まで語ってこなかったというのは、まあ当事者にありがちな、「重要な記憶ではない」というやつでしょうね。
今、ポールとリンゴに聞いても、きっと「そうだったかもしれない」くらいの反応でしょう。
作品もそうですが、作者に対しても、他者が勝手な物語を創造するもので、いや、それが悪いということではなく、芸術というのは、そうして当事者の手を離れ、勝手に成長していくモノなのです。それこそが名作の生命力ですね。
そういう意味で、(日本時間)あさって発売の「アビイ・ロード50周年記念エディション」の発売は楽しみですね。半世紀後から始まる新しい物語の1ページ目が開かれます。
Amazon
| 固定リンク
「音楽」カテゴリの記事
- 『ウルトラ音楽術』 冬木透・青山通 (集英社インターナショナル新書)(2022.05.22)
- マカロニえんぴつ 『星が泳ぐ』(2022.05.17)
- THE BOOM 『島唄』(2022.05.16)
- 笑点神回…木久蔵さん司会回(2022.05.15)
- 『フリーデマン・バッハのためのクラヴィーア小曲集』 ユアン・シェン(クラヴィコード)(2022.05.02)
「文化・芸術」カテゴリの記事
- 『シン・ウルトラマン』 庵野秀明 脚本・樋口真嗣 監督作品(2022.05.19)
- みうらじゅん×山田五郎 『仏像トーク』(2022.05.18)
- マカロニえんぴつ 『星が泳ぐ』(2022.05.17)
- THE BOOM 『島唄』(2022.05.16)
- 笑点神回…木久蔵さん司会回(2022.05.15)
「歴史・宗教」カテゴリの記事
- この世界を支配する“もつれ”(2022.05.23)
- 『ウルトラ音楽術』 冬木透・青山通 (集英社インターナショナル新書)(2022.05.22)
- みうらじゅん×山田五郎 『仏像トーク』(2022.05.18)
- マカロニえんぴつ 『星が泳ぐ』(2022.05.17)
- THE BOOM 『島唄』(2022.05.16)
コメント