神々の遊び その3 『ラリー・カールトンの Room 335』
神々の遊び第3弾は、ホワイトとブラックの幸せな融合。
名ギタリスト、ラリー・カールトンの代表作「ルーム335」です。このモントルー・ジャズ・フェスティバルでのライヴ、なんと言ってもラリー・カールトンの表情が素晴らしいですね。
そして、この演奏の実は肝になっているのが、一昨年残念ながら亡くなってしまった天才ベーシスト、ロバート・“ポップス”・ポップウェルのすさまじいプレイでしょう!
全体のアンサンブルは崩さず、ここまで雄弁に語るベースはなかなかないでしょう。つまり、ちゃんと支えるおしゃべりをしているんですね。ある意味、ギターと同じくらいの音数をこなしているわけですが、うるさくはないし、ギターやキーボードをしっかり引き立てている。
ベーシストの娘には、これをコピーせよと言っています。ベースという楽器の魅力のあらゆる要素が散りばめられていると感じるからです。
こんなの生で聴いたら泣く。いや、もらしちゃうかも(笑)。
| 固定リンク
「音楽」カテゴリの記事
- ラモー 『優雅なインドの国々より未開人の踊り』(2024.08.12)
- ロベルタ・マメーリ『ラウンドМ〜モンテヴェルディ・ミーツ・ジャズ』(2024.07.23)
- まなびの杜(富士河口湖町)(2024.07.21)
- リンダ・キャリエール 『リンダ・キャリエール』(2024.07.20)
- グラウプナーのシャコンヌニ長調(2024.07.19)
コメント