広島原爆忌にもう一度
74年目の広島原爆忌。私は静岡と山梨の私学教員の初任者研修に行っていました。
前日5日、初任者の前で講演をしましたが、その中にも「教育に残る戦争文化・ファシズム」の話が出てきました。
令和の時代、ほとんどが平成生まれの若い教員にとっては、昭和の戦争は「昔話」になりつつあります。
そうした中、教育の、学校の役割はより重要になっていきます。
前日にも話しましたが、それは「語り継ぐ」ということだけでなく、無意識のうちに、それもリベラル、左翼系と言われる日教組や朝日新聞、毎日新聞が、実は戦争文化を後生大事に学校に残したという事実にも注目すべきです。
もちろん、それが悪いと言っているのではなく、日本はそういう重層的、輻輳的な文化の国だということで、左右とか、善悪とか、そういう二分法では計り知れない、この世の真理を表現しているということなのです。
そう、今日は改めて、昭和天皇の「原爆はやむを得なかった」発言がネットで炎上していました。情けないことです。表層的な言葉に振り回されるような若者を育ててはいけない。心からそう思いました。
その発言については、5年前に書きましたので、その記事を再掲しておきたいと思います。お読みいただけると幸いです。
原爆と理研と天皇と仲小路彰と
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