ルドルフ・フリムル 『流浪民の歌』 (蒲田行進曲の原曲)
昨日紹介の「キネマの天地」でも重要な音楽として何度も流れていた「蒲田行進曲」。
この曲が外国曲であることは案外知られていません。
原曲は、オーストリアハンガリー帝国プラハ出身の作曲家、ルドルフ・フリムルの作品。フリムルは1879年生まれ。プラハであのドヴォルザークに音楽を学び、20世紀に入ってアメリカにわたり、当時流行したオペレッタの作曲で人気者となります。
なるほど、こういうスラヴ系の音楽って、日本人好みなんですよね。西ヨーロッパからするとどこかエキゾチック。私たちからするとどこか懐かしい。ロシア民謡なども含めて、明治以降、多くの日本人がその新しく懐かしい世界に心奪われました。
蒲田行進曲の原曲、フリムルのオペレッタ「放浪民の王」の中の「放浪民の歌」「勝利の歌」は、アメリカでも人気だったようで、昭和に入って
どういうルートかわかりませんが日本にも上陸しました。その後、様々なカヴァーがされたわけですが、今日はとにかくその原曲を聴いていただきましょう。
演奏しているインターナショナル・ノベルティ・オーケストラは、当時のVICTORレコードの専属オケだったようです。貴重な音源ですね。
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