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2019.06.06

ストリーミング経済

Th_unknown1  AppleのiTunesが終わります。ダウンロード時代の終焉ですね。

 手元にストック(所有)するのではなく、必要な時にストリーミングで消費するという時代になったわけですね。

 違う言い方をすると、クラウドに共有物としてストックされているわけです。コモンズ。

 この流れを究極まで推し進めようとすると、どういうことになるか。

 「貨幣もストリーミングになる」

 おわかりになりますか?

 もうすでに貨幣の抽象化、データ化はかなり進行しています。お財布に硬貨がジャラジャラ入っている時代は終わりつつあります。

 しかし、一方で、財産の「所有」は続いてます。データ化した貨幣は、いまだに各人の「口座」に収まっています。

 これが「コモンズ(共有財産)」になると、経済システムの大変革が起きます。全ての貨幣が必要な時にダウンロードできるようになります(貯蓄はできません)。

 定額サービスです。変な話ですが、貨幣で貨幣の使用権を買うのです。

 使いすぎると「速度制限」がかかります。死なない程度のお金しか使えません(笑)。その速度制限時の金額は、ある意味ベーシックインカムともなるわけです。

 究極は、データ貨幣もなくなり、各人が「足るを知る」をベースに、必要最小限のものやサービスを使いたい時に使うというスタイルですが、そうなるには、まだまだ人類には時間が必要なようです。

 さて、この冗談のような「ストリーミング経済」。実はある星ではとっくに実現しています。いよいよ地球でもその実験が始まろうとしています(始めます)。

 

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