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2019.05.06

【討論】昭和とは何だったのか?

 休最終日の今日は、朝からまたトンデモナイ展開に。ありがたいご縁をいただき、未来の地球平和への現実的第一歩のお手伝いをさせていただけそうです。
 そのためにどうしても必要なのが、昭和の総決算です。特に大東亜戦争の未来的意味、価値を再評価することはとても重要です。そういう意味で今たいへん貴重な仕事をさせていただいているのですが、それをただの過去の評価で終わらせるのではなく、いつも書いているように、歴史学の本義であるべき「その時の人たちが命がけで真剣に構想した未来とはなんなのかを知る」ことにつなげなければなりません。
 令和の時代には、そのことをしっかり体現していきたいと決意しています。そういう意味で、この令和最初の数日間はいいスタートが切れたと感じます。私を使ってくださる多くの皆さまのおかげであります。
 さて、そんな中、昨日の続きから、いわゆる保守派の方々のとらえる昭和という時代についての討論を見ました。私はリベラルの方とも保守の方とも大変仲良くさせていただいています(右翼・左翼ではなく「なかよく」です!)。昨日もVIPの方々にお話しましたが、鳥もですね、右の翼と左の翼がなければ飛べないのです。問題は、どこに飛んでいくかなのに、昭和、平成においては右の翼がいいか左の翼がいいかの議論に終始していて、結局どこにも飛んでいくことができませんでした。
 しかし、実はもっと大切なのは、右は左の、左は右の翼の存在をお互いに認め合い、その機能をよく知ることによって、そこに正しい協働を作り出さねばならないということです。お互いを否定しているだけでは全くダメなのです。
 そういう意味で、この討論は、やはり左の翼を悪と決めつけ、右の翼だけで飛ぼうとして失敗している、いわば前時代的なものになってしまっています。しかし、違う言い方をするなら、こうして右の伝統はしっかり受け継がれているのですが、左の方はなんだかフニャフニャなお花畑になってしまっているような気がして心配です。
 ちなみに、私はこの討論の中でいうなら、田中英道さんの楽観論に近い立場です。田中さんこそお花畑という方もおられますが、いえいえ田中さんは文化芸術の次元を知り尽くしての昭和論&未来論ですから、実は一番高所からの考察なのです。

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