学校=刑務所!?
ホリエモンがTwitterでいいこと言っていますね。「学校」を否定しまくってくれています(笑)。
「正直あんなにつまらない場所にスマホとネットがある時代に通わされるって刑務所に通わされてるようなもんだよな。それがわかるだけに辛いよね。俺らの頃はそれしか選択肢がなかったからまだ幸せだった」
期せずして昨日の記事の続きになりましたね。勉強はもちろん、スポーツにせよ、文化活動にせよ、友だちとの交流にせよ、「青春」を謳歌するにせよ、別にその舞台が「学校」でなくともよいと。なるほどそのとおりです。
学校というところは、ある意味ノスタルジー満点の老舗商店みたいなところなんですよ。世代を超えて同じ体験をする。光村の国語の教科書で同じ教材を学ぶ。戦争の残り香ぷんぷんの軍隊式体育や部活動や先輩後輩関係を体験する。それが世代を超えた「語り草」になるのです。
それだけ…などと、現役の教師、それも責任ある立場の教師が言うと怒られちゃいますかね(笑)。でも、いったい誰に怒られるのでしょう。
まあこう書きながら、ずいぶん極論だなあとツッコミを入れる自分もいますが、反面、たしかに間違ってないよなと思う自分もいるのです。
そういう意味では、ホリエモンにスカッと言ってもらって爽快な気分です。そこに乗っかって、自分もちょっと学校に、社会に楯突いてみたり(笑)。
私は刑務所には入ったことがないので、学校=刑務所とは断言できませんが、なんとなくは分かります。ただ、どうでしょう。刑務所では案外好きな本を読めたりするらしいじゃないですか。学校で眠くなるつまらない授業を聞かされるよりも、刑務所の方が結構自由があるかもしれませんよ。
実際のところ、ホリエモンだから言える、できるんだという意見もありましょう。ごもっともです。そう、逆にですね、学校や刑務所でやることを上から指示されて…という方が楽だ、自分で考えるよりそっちの方がいいという人もいることでしょう(それなりの割合だと思います)。
ですから、結論としては、学校に行きたい人は行けばいいし、行きたくない人は行かなくてもいいというのが、世の中の若者たちにとって幸せな状態かもしれませんね。仕事をしなくてもちゃんと生きていける人もいるような時代ですから。
Amazon すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論
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