『そうだ 魔法使いになろう!(望む豊かさを手に入れる)』 吉本ばなな・大野百合子 (徳間書店)
昨日、ニルガメをいただいた晩餐で、やはり宇宙人とおぼしき方から、この本を紹介していただきました。「山口先生の話が出てますよ」と。
本当にありがたいお話で、以前、「違うこと」をしないことや茂木健一郎さんとのラジオ対談で、ワタクシ「宇宙人教頭」がしゃべったことを紹介してくださった吉本ばななさんが、またネタに使ってくれました。
そう、私、勝手に、ばななさんも「宇宙人同級生」だと思っているんですよ(笑)。この本で、私のことを「面白い先生ですよね。本当に宇宙人だと思いました」とおっしゃってくれているので、もしかして両思い?
まあそれにしても、この本、実に面白いですよ。宇宙人もたくさん出てきますが、ほかにも神様や魔女や悪魔がどんどん出てくる。普通の人間はほとんど登場していない。
どんだけアヤシイんだ!と思われそうですが、いや、私にとっては全然自然ですし、多くの読者が共感するこということは、それはちっともアヤシイことではなく、実はこの世の本質を言語化というか比喩化したものなのですね。
こういう言語を表面的にキャッチして、その本質を見失うことが多いのは、それこそ教育の弊害ですね。そういう人は、たぶん小説もちゃんと読めないはずです。ワタクシの「モノ・コト論」で言いますと、コトにとらわれて、モノの本質が見えないというやつです。そして、作家さんは「コトを窮めてモノに至る」のプロ。すなわち「物語屋」さんです。
もちろん、いわゆる「スピ系」みたいな、なんちゃって世界もあって、それはそれで非常に問題があり、それもまた逆ベクトルの教育の弊害だと思うわけですがね。
ばななさんや百合子さんレベルになりますと、さすがになんちゃってとは明らかに一線を画しているのがわかります。こうした本がちゃんと売れるということは、やはり時代が正しく変わりつつあるのだなと感じますね。「令和」の本当の意味も次第に明らかになることでしょう。
そうそう、この本には、昨日お会いした宇宙人のことも出てきます。未来医療アイテムCS60の話題。こうして私たち宇宙人の「清らかな目論見」は、今着実に現実化しつつあるのでした(なんだか悪いことしてるみたいだな…笑)。
今年は高城さんと私の懸案、宇宙人同窓会を実現したいなあ。ばななさんにも来ていただきましょうね。
Amazon そうだ 魔法使いになろう! ( 望む豊かさを手に入れる)
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