オランダ・バッハ協会 『バッハ マタイ受難曲』
昨日は、世界で一番好きな歌「渡良瀬橋」を紹介しましたが、今日は宇宙一すごいと思う曲、バッハの「マタイ受難曲」の新しい名演奏を紹介します。
4月2日に公開されたオランダ・バッハ協会の演奏です。日本人若手ヴァイオリニストの佐藤俊介さんが音楽監督&コンサートマスターを務めるオランダ・バッハ協会管弦楽団。今年の秋には来日が決まっています。ぜひ生で聴きたい団体の一つですね。
この演奏、ある意味地味というか静かというか、淡々と物語を紡いでいくという感じですね。それがなぜか新鮮に感じられました。ここのところ、ドラマティックな演奏ばかり聴いてたからかな。
マタイ受難曲の中でも有名なアリア、あの「憐れみたまえ、わが神よ」について、佐藤さんが語っている内容が実に興味深いですね。なるほど。バロック・ヴァイオリン弾きとして勉強になります。この曲のヴァイオリン、めっちゃ難しいんですよ。歌の伴奏として演奏するという意味で。そう、歌の旋律との関係性に深い意味があるので。
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