富士山の乱(政治編)再び?
先日、嵐の活動休止会見の日、山梨県知事選が行われ自民党の長崎幸太郎知事が誕生しました。
私の住む山梨2区では、宏池会の流れをくむ岸田派堀内詔子さんと、二階派の長崎さんが長年にわたって仁義なき戦いを繰り広げてきました。
その中で、不肖ワタクシは自民党トップの意向も受けつつ、なんとか両者を和解させようと御本人にも不躾ながら直言してまいりました(その節はいろいろご迷惑をおかけしました)。
結果として、「富士北麓の乱」は終息の方向に向かうことになりまして、正直ホッとしていると同時に、複雑な気持ちにもなっております。
まあ、ちょっと独特な保守王国山梨で、久しぶりに自民党系知事になったことにより、改革が進むことでしょう。そう、山梨という「生黄泉(なまよみ)の国」は浮世離れしてますから、たとえば保守、改革という二元論はずっと昔から意味を持っておりません。それがいいことなのか、悪いことなのか…。
さてさて、富士山の北側ではこのように岸田派と二階派の手打ちが行われたわけですが、ななななんと、今度は富士山南麓で「嵐」の予感です。
ニュース等でご存知のとおり、あの細野豪志さんが二階派に入ると!まったく何を考えているのか、細野さんも二階さんも。
山梨では二階派が譲った形になりましたから、ある意味二階派の反撃でしょうか。細野さんは静岡5区。まんま富士山の南側です。まさに「富士山の乱〜南麓編」。静岡では南麓とは言わず「岳麓」ですから岳麓編ですかね。いや、やっぱり北と南と言った方がいいか。岳麓だと北麓も入ってしまいますから。
私が訴えてきたのは「富士」は「不二」であるということ。融合、和合の象徴であると。
同じく、日本の象徴である天皇家も700年間南北に分かれていました。それが今年御世代わりで合流します。そういう意味では、この南北の「富士山の乱」もまた、大きな歴史的意味、霊的意味があるのかもしれません。対立、分裂の物語がないと、和合、融合もないわけですから。
静岡でも対立、分裂を超えた止揚(次元上昇)が起きることを祈ります。いや、信じます。
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