「名盤ドキュメント」 YMO『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー(1979)』
素晴らしすぎた!実は続く番組でまた奇跡が起きるわけだが、まあNHKというのはすごいなあと再認識。
なるほど、細野さんが紅白に出なかったのはこれかな。年末年始出過ぎになっちゃう(笑)。
明日記事にする続く番組イエローマジックショーとの対比がすごかったなあ。あえて本人抜きで真面目に語っておいて、本人たちはあれだから。超一流ってそうでしょう、いつも。何度も泣いてしまったよ〜。
こちらの名盤ドキュメント、ワタクシ的にはやはり川添象郎さんが出たことがうれしかった。仲小路彰、川添浩史の流れですよ。仲小路邸でYMOの販促資料とともに象郎さんの名刺見つけたもんなあ。それから、なんと言っても、細野晴臣さんと中沢新一さんらきサイン色紙。訪問してたんですよ。
ちなみに、坂本龍一さんは仲小路彰の名前は知らないけれども、未来学原論は覚えているとのこと。
なんかあの時代の裏側の空気をそのまま感じることができていることに、感動というか、もうほとんど戦慄のようなモノを感じますね。
11月の40周年の日には、サエキけんぞうのコアトーク87 『YMO40周年“1978”』に行きました。そこでも鮎川誠さんの超カッコいいトークと音源を聴きましたが、今日のこの番組でも最高のギターを披露してくれましたね。
YMOのすごいところって、やっぱりシンセサイザーや人民服に象徴されるような、ある種のデシタル世界を前面に押し出しつつ、だからこそ見え隠れする人間性、自然性、アナログ性が売りになっているんですね。今日分析されていたマルチトラックなんか、めっちゃ人間業の集合体だったじゃないですか。
すごい。すごい。とにかくすごい。めちゃくちゃリアルタイムだった私ですが、あの頃はそこまで共感できなかった。違う種類の音楽聴いてましたからね。でも良かったかも。こうして大人になって、いろいろ知った上で彼らのすごさを実感できるのですから。
今の若いミュージシャンもしっかり影響受けていて安心しました。今どきの若者は恵まれてますよね。今日も家族で車で移動中、ずっと70年代の歌謡曲と洋楽聴いてましたよ。子どもたちが聴きたいっていうんですから、私たち親もおかげで再発見できる。
いい音楽、そして「新しい」音楽は時代を超えます。次は若者たちの「新しさ」への挑戦を聴いてみたいですね。
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