Paul Davis 『 I GO CRAZY』
今日たまたま久しぶりに聴いて、懐かしさのあまり泣けてきてしまった曲がこれ。
いやあ、便利な時代になりましてね、たとえば私にとって最も心に残っているヒットチャート、1978年のビルボード年間チャートなんかも、YouTubeでまとめて聴くことができたりする。
ちなみに1978年の年間TOP100はこちらでご確認ください。たとえば今大流行のクイーンの伝説のチャンピオンでさえ25位ですからね。サタデー・ナイト・フィーバーがまさにフィーバーした年。ビージーズ&そのきょうだいたちが異常に活躍した年でした。
当時はあまりディスコサウンドが好きではなかったのですが、今になるとやっぱり名曲が多かったんだなと思いますし、そうしたディスコサウンドに囲まれていたから、地味なバラードやAORにも佳曲が多いのかとも思います。
そんな中、日本ではほとんどヒットしなかったけれども、年間12位と大健闘しているのが、ポール・デイヴィスの「アイ・ゴー・クレイジー」です。当時、40週連続チャートインの記録を作っていました。週間順位は最高7位なのに年間で12位というのも納得です。
中学2年生だった私、こんな渋い曲が好きだったんですね(笑)。学校の廊下でなんちゃって英語で歌いながら歩いていて笑われたこともあります。
先ほど日本ではほとんどヒットしなかったと言いましたが、数年後映画「なんとなく、クリスタル」のテーマソングになったので、その頃耳にした人たちは多かったかと思います。
ちなみにクイーンにも同名曲がありますが、まったく別物です。「I go crazy」とは「おかしくなりそう」とかそんな感じなんでしょうか。「うつつを抜かす」、つまり夢中なイメージでしょうか。
当時はAMラジオでこの曲を聴いてましたから、なんとなくああいう音質で記憶に記録されています。全曲聴くこともなかったしなあ。こうして聴きますと、終わり方がかなりクレイジーですね(笑)。すごい。
最後にスタジオ・ライヴも観てみましょうか。曲から想像していたイメージと違うおっちゃんでした(笑)。
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