キース・ジャレット 『ソロ at 武道館(1978)』
現代の即興の天才と言えば、この人を忘れるわけにはいきませんね。キースジャレット。
優れた即興演奏をたくさんの録音、録画として残し、またそれを日本人が「楽譜」に起こしたりしております。
もちろん私もケルン・コンサートの楽譜を持っています。楽譜にしてみて、キース本人も驚いたとか。これはバッハのデザインだと。
さて、そんなキースのソロ・インプロヴィゼーションの中で、正式にCD化されていないのが、この演奏。1978年12月12日。
これをこうしてYouTubeで聴けるなんて、なんともいい時代ですね。音質もFMのカセット録音とは思えないほど美しい。なんか現場の空気が伝わってくる感じですね。アナログだからでしょうか。
それにしても素晴らしい音楽ですね。キースらしさ、すなわちある種のパターンがあるのは当然ですが、だからこそその新しさ、即興性、その場感が聞こえてきます。
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