親指シフト on 文春オンライン
私は親指シフターです。今日はどういうわけか、そんな親指シフターが喜ぶ記事が文春オンラインに三つも並びました。
なんでも今日はワープロの日(40年前の今日、東芝が日本初の日本語ワープロを630万円で売り出した)だとか。で、おそらく文春の編集部にも親指シフターがいるのでしょう、プチ特集を組んでくれたようです。
そもそも親指シフトと言っても分からない人がほとんどでしょう。スマホなどのフリップ入力のことを「親指入力」と言いますので、それのことだと思っている人もいるかも。
親指シフトとは、今や極少数派になった日本語入力方法です。詳細はこちらをご参照ください。
かつての富士通のワープロOASYSを使っていた人たちの中には、いまだに親指シフト以外の入力方法は考えられないという人もそこそこいるのではないでしょうか。私もその一人。かな入力やローマ字入力はほとんどやったことありません!
何が良いのか、なぜやめられないのかは、それこそ文春オンラインの記事を読んでみてください。
直木賞作家・姫野カオルコが「親指シフト」を愛用する理由は「日本語のリズム」
そう、まさに「文化」なんですよね。文化はそう簡単に捨てられませんよ。
ある意味、私の人生もその文化のおかげで、こうして充実しているとも言えます。親指シフトによって紡ぎ出された文章たちが、いろいろなご縁を作ってくれました。創造性、生産性抜群ですよ。
そうそう、最近、親指シフトを習得して大活躍している若者に会いましたよ。るってぃさんです。彼とはいろいろ話が合うんですが、まさかの親指シフターだったので、ますます意気投合しました。
彼は親指シフトを習得することによって自信を得たと言います。次の動画を観てください。
そう、実は1週間あれば親指シフターになって、99%の人に優越できるんです。そして、実利も多い。上の記事にもあったとおり、指でしゃべるというか、指で音楽を奏でるというか、そういう感覚で文章を書けるようになるんですね。
ちなみに私は今、MacBook Proを使っていますが、もちろん親指シフト入力しています。ようやく karabiner-elements 単体で親指シフト入力できるようになったんですよね。
正直、Macと親指シフトの組み合わせは最強のクリエイティブ・アイテムですよ。それ以外だと、私の生命力はガクンと落ちてしまいます(笑)。
というわけで、人生を変えたいという皆さん!だまされたと思って、1週間本気で親指シフトを練習してみてください!
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