アナザーストーリーズ「CD開発 “不良社員”たちが起こしたデジタル革命」
本日の23時45分から再放送がありますので、ぜひご覧ください。
音楽におけるアナログ、デジタルの問題はもちろん、働き方改革ってなんだろうなあとか、ブラック企業ってなんなのかなとか、高度経済成長、働く男たちのロマンとか…まあ、いろいろ考えさせられました。
たしかに当時のソニーはとんがっていました。一方で、最後にAppleの話が出てきた時、本当にあの頃の日本企業のやり方が効率的だったのか、ちょっと疑問にも思えてしまいました。
「あの頃」に憧れる自分と、「あの頃」を美化したくない自分がいるのです。
それは松任谷正隆さんの、アナログとデジタルの間で揺れるご自身も同じなのかもしれない。最後にやっぱりデジタルがアナログを凌駕してしまったと認めざるを得なくなる、いや、そこに感動すらしてしまう…。
本当にいろいろなことを考えさせられ、感じることができました。そうそう、スティービー・ワンダーの話も良かったなあ。彼のようなハンディをかかえた人にとって、テクノロジーはまさに神のような存在だったのでしょう。
というわけで、あんまりネタバレしてもしかたないので、とにかく再放送をおススメすることにします。
あと、やっぱり沢尻エリカさん、単なるナレーションなのだけれども、とにかくうまい!すごい人ですね。そこもこの番組の見どころの一つです。
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