ヘッドセットマイク
今日は公立の小中の校長先生方43名を前にして2時間もお話させていただきました。内容は…ナイショです。
いろいろ反省点はありますが、基本自分自身も楽しかったし、校長先生方もそれなりに興味をもって聴いてくれたようです。
正直午後の眠い時間帯でしたので、いろいろ爆弾を投下して眠気を吹き飛ばさせていただきました(笑)。
弱小私立の教頭が公立の校長先生方に対して講演するなんて、まさに「釈迦に説法」。しかし、だからこそかっこつけず自分をさらけ出すことができたと思います。
いろいろと旧来の教育、学校についてのアンチテーゼを提示させていただいたのですが、だいたいが、プレゼンの形式をとっていたこと自体、フツーの授業に対する批判であり皮肉であったと思います。
今回、あえてヘッドセットマイクを使わせていただいたのも、そうしたアンチテーゼの一つ。教室では教師が肉声を張り上げるというのが常識ですが、実はマイクとアンプとスピーカーを使ったほうがお互いのためだったりします。
細かいことは抜きにしますが、とにかく現在の学校文化は150年来全く変わっていないのです。特にそこに巣食う軍国主義、軍隊文化は、さすがにそろそろ払拭しなければなりません。
ただただ苦渋を強いて、我慢した生徒が偉いというような精神論、根性論は…正直私はそれらを好きですが…さすがに世界的に見ても、あまりに時代遅れというか時代錯誤です。
というわけで、このヘッドセットマイク、自前の路上ライブ用スピーカーアンプにつなぎまして、実に重宝しています。
両手が使えるというのは、アクションが可能になる、あるいは手に何かを持つことができることを保証します。それによって、いかに私たちが表現力を得ることができるか。そして、それが受け手にとっていかに喜ばしいことか。
お笑いのライブを見れば分かりますよね。漫才なんか中央にマイクが立っていますが、ご存知のとおり、あれは単なる漫才のアイコンにすぎません。コント寄りの漫才が増える中、実はそれぞれにピンマイクがあてがわれて機能しているわけですね。
さすがにヘッドセットですと、お笑いや演劇ですと演技上のじゃまになりますが、逆に歌手なんかだと、ある種のかっこいいアイコンとしてヘッドセットマイクが使われていますよね。
プレゼンにおいてもそう。プレゼンのアイコンとして機能しています。それを授業に取り入れたらどうでしょうか。ずいぶん昔からずっとそう思っています。
2学期になったらやってみようかなあ。アンプはこちらで紹介したヤツを腰にぶらさぜてみましょうか。また生徒に笑われそうだな。いや、ブレイクスルーをするイノベーターは最初は笑われるものなのです。
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