ジャン=リュック・ポンティ 『ケルティック・ステップス〜ジグ』
Jean Luc Ponty - Celtic Steps - Jig
今日は、明日の本番へ向け、初めて練習に参加しました。やる曲を初めて知るという、いつものパターン(笑)。ま、バンドの中のストリングスなんてものは「雰囲気」ですから、コード進行さえなんとなく把握しておけば、即興でなんとかなるでしょう(ホントか?)。
というわけで、先日何回かに分けて紹介した、なんちゃって5弦ヴァイオリンを、初めて人前で弾きました。うん、けっこういい音がするし、なにしろ弾きやすくでよろしい!さすが木曽鈴木!
で、ウチに帰ってきて、「そういえば昔、ジャン=リュック・ポンティよく聴いてたな」と思い出し、さっそくYouTubeで何曲か鑑賞しました。
レコードは何枚か持っているけれども、考えてみると、演奏している姿ってのは、今回初めて観るかもしれない。
お〜、なるほど、軽いボウイングが素晴らしいですね。そして、無駄なヴィブラートがなくてよろしい。これは、バロック・ヴァイオリンの奏法に近いぞ。
たしかに、ポンティの師匠でもある、かのステファン・グラッペリのボウイングやフィンガリングもこんな感じですね。フランスのヴァイオリン奏法の伝統というのがあるのかなあ。
しっかし、それにしても、この動画に驚きました。いや、ポンティもまあ普通にうまいのですが、なんと言っても、ベース、そしてピアノもドラムもすごい!
特にベースの人、なんて人か知りませんが、うまいっすねえ〜。世の中にはうまい人がたくさんいるんだなあと感激してしまいました。
その点、エレキ・ヴァイオリンは少ない。今やバロック・ヴァイオリンより少ないのでは。バロック楽器は完全に市民権を得ていますからね。
というわけで、私も四半世紀ぶりにエレキでいろいろ遊んでみようかと思っています。エフェクトかけて、いろいろ即興でやってみようかなと。
秋には東京である方とコラボすることが決まりました。いったいどうなることやら。自分でも楽しみです。
ポンティ、いまだに元気で現役なんですね。グラッペリも90すぎまで現役でした。ヴァイオリンって、比較的演奏家寿命が長いんですね。あんまり力がいらないからでしょう。年取って力が抜けると、ようやく本来のヴァイオリンの音が出るようになるんですよ、実は。
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