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2018.07.18

田野大輔 『私が大学で「ナチスを体験する」授業を続ける理由』

人はいとも簡単にファシズムになびく
Th__20180719_114012 近、動画または他人の記事紹介ブログになってますね‥と言われました。
 いや、それでいいと思うんです。このブログを始めた14年前は、まだまだ動画共有文化もありませんでしたし、ツイッターような共有アイテムもなかった。
 今、メディアの環境は大きく変わりました。ネットメディアは「紹介」「共有」の方向性で成熟しつつあります。そんな時代ですから、私のつまらぬ文章をいやいや読んでもらうよりも、よくできた動画や記事などを読んでもらう方がお互いのためです。
 ただ一つ言えるのは、この地味なブログのスタイルは変えたくないということです。最近のブロガーの皆さんは、とにかく「今」読んでもらうことに執心しているようですが、私はとにかくデータとして残して、100年後でもいいから読んでもらおうと思っているんです。
 おっと、関係ない話が長くなってしまった。今日はこの記事を紹介します。
 今月末に公立の校長先生方を前に講演をしなくてはならなくなり、自分なりの戦後教育論を復習しております。昨日の安冨歩さんの動画も、その流れの中で見つけたものです。戦後の学校教育は実は軍国主義、軍隊文化を継承・保存する役割を果たしていた、という視点ですね。
 で、そんな軍国主義、軍隊文化、ファシズムの象徴であるナチズムを、大学生に疑似体験させている大学の先生がいるということで、この記事を紹介します。

私が大学で「ナチスを体験する」授業を続ける理由

 甲南大学文学部教授、田野大輔さん。非常に面白い授業ですねえ。これはちょっとやってみたいかも。私、たぶん総督役うまいですよ(笑)。優れた教員というのは、優れた扇動家でなければならないし、優れた洗脳家でなければならないわけです。
 そうそう、ちょっと話がそれますが、あるクラスでの雑談の中で、「この学校で一番コワい先生って誰?」という話になり、全員に書いてもらったんですよ。
 そうしたら9割が強面の体育の先生とか、部活の厳しい先生とかの名前を挙げたんですが、数人私の名前を書いた。私は全く怒らないし、不機嫌にもならないことで有名な?センセーなので、これはきっとふざけているのだろうと思って確認したところ、異口同音にこう言ってのけました。

 「違う意味でコワい!」

 たしかに!と他の生徒たち、そして私までもが納得してしまった(笑)。なんでも、私が語る話がぶっ飛びすぎていて本当か嘘か分からないし、いつのまにか洗脳させてそうでコワいのだとか。な〜るほど、そのとおりだ(笑)。
 というわけで、私もこういう授業やったらうまいと思います。いやいや、軍隊的な厳しさは苦手ですから、ちょっと違った方法で同じ効果を上げることができるかもしれません。
 こういうことをしっかり体験しておくというのは、若い人たちにとっては非常に重要なことですね。そして、客観的にその時の自分を分析し、そう簡単にだまされないようにする。
 ふむ、契約、制服、マーク、スローガン、集団行動、大声、糾弾、反復…けっこう、普通に学校の日常でやっていることですよ。危ないよなあ。歌も加えるといいんじゃないかな。
 あと、今日はウチの高校の文化祭があったんですけど、このクソ暑い日に体育館にすし詰めにして、みんなでお祭り騒ぎすると、不思議とですね、熱中症になるヤツが出ないんですよ。食中毒もいっしょ。
 とっても雑で乱暴な考え方ですが、やっぱり気合とか愛情とか感動とかって、抵抗力、免疫力を高めるんですかね…なんていう、非科学的な「根性論」こそ、宗教とも絡んだ軍国主義、軍隊文化そのものだったりします。
 こうして観察していると、本当に学校というところは異常なところだと思いますね。今後も研究を重ねていきます。そして、日本の教育を変えますよ。

Amazon 愛と欲望のナチズム

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