八神純子 with 後藤次利ほか 『The Night Flight3』
プロのベーシストになる(&ボーカルもやりたい!)と豪語している上の娘が、とは言いながら、なんだかスケールの小さな学生バンドの世界やカラオケレベルのことでグジグジ言っているので、これを聴きなさいとおススメしたのがこれ。
ベースもボーカルもこのレベルで考えろと。いや、やっぱり超一流の世界に触れてないとダメですよ。
まあ、あいつもまだ大学1年生だからこれからかな。自分も大学3年の時からプロの方々と一緒にやるようになったので。
まあ、それにしてもこのライブ・アルバム、素晴らしいですね。おとしのことを言うのもなんですが、八神さんも今年ご還暦。後藤さんは66歳ですか。
ほかの錚々たるメンバーの方々も超ベテラン。今、この世代が元気ですよね。実力が全く衰えることなく、それどころかどんどん進化している。
八神さんのコンサートは、原曲重視のものと、こうしたアレンジ重視のものと二種類なって、どちらも素晴らしいのですが、私は、いちおう歌謡曲バンドをやっているものとしては、このベテラン衆による遊び心と本気が満載のアレンジ合戦(?)が実に興味深く感じられます。
特に、このアルバムのロックやレゲエのテイストによるアレンジはいいですねえ。皆さん、ぜひこちらで試聴だけでもしてください。特に9番から14番の流れはすごい。
個人的にはロックテイストの強い、「想い出のスクリーン」のギター、「みずいろの雨」のベースはたまりませんなあ。
もちろん、八神純子さんの、全く衰えない伸びと艶のあるボーカルは最高です。
来月、「5」があるので、聴きに行ってみようかなあ。生で聴きたいなあ。
Amazon The Night Flight3
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