初代iMac誕生から20年
もうあれから20年かあ。すなわちワタクシたち夫婦も結婚20年ということです。
というのは、TOWNS使いだった私が、Mac使いのカミさんと結婚してすっかりMacにはまり、そして夫婦で初めて買ったパソコンがiMacだったということです。
この写真はその歴史を物語っています。分かる人には分かるでしょうね。これ、今、私の寝室兼書斎に積み上がっている遺産たちです。
ええと、下段左が独身時代の私が使っていた富士通のFM TOWNS II。なんだかプリクラのはしりみたいなシールが貼ってありますね。これは、最近コンデジからの撤退を表明したカシオの、あの初代コンデジQV-10で撮ったものです。懐かしい生徒たちの顔が見えます。
今思うと、本当にTOWNSってすごかった。TOWNSで簡単にできて、今のパソコンで簡単にできないこともあります。
その右がカミさんが独身時代使っていたAppleのMacintosh LC-630です。最後のLCシリーズ。TOWNSも使い心地良かったけれども、初めてしっかり触れたMacも衝撃的でしたね。一日いじっていたら、すっかりはまってしまった。
そして、上段右側が言わずもがな、今年発売20年になる、まさにエポックメイキングな1台、ボンダイブルーの初代iMacです。
今見ても、本当に魅力的なデザインですね。アップル社はこれによって完全に復活しました。それからの快進撃は説明するまでもないでしょう。
その左に見えているのは、iMac G5です。これにも大変お世話になりました。現行のiMacも基本この路線ですよね。
現在の、たとえばiPhoneやiPadにつながるコンセプトというのもは、まさにこのiMacの「i」にこめられていたということです。
スティーブ・ジョブズは、初代iMacの発表の際、「i」には次のような意味があると語りました。
Internet
Individual
Instruct
Inform
Inspire
たしかに、ここ20年の私の生活は、まさにAppleによってインターネットにつながり、個人的にコンピュータを手に入れ、教え導かれ、情報を手に入れ、インスパイアされてきました。「i」のない生活など想像がつきません。
まさに、世界を変え、人々を豊かに、人類を幸福にしてきました。初代iMac発表20年のこの機に、この「i」の意味をあらためて味わってみたいと思います。
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