『分断した世界-逆転するグローバリズムの行方』 高城剛 (集英社)
昨日も登場した高城剛さんが最近出した興味深い本。
高城さんのすごさは、とにかく自分の足で現地に行き、自分の五感(プラス第六感)で得た情報こそを信じるということです。逆に言えば、マスコミが垂れ流すニュースや、インターネット上の情報は基本信用していないということです。
ですから、この本には、彼が体験して確かめた各国の実態、情報だけが載っていると言えます。そこから見えてくる、高城さん独自の未来予測がまた面白い。
彼がこちらに遊びに来た時に、直接聞いた話もいくつかありました。またこの本にはまだ書かれていない情報も教えてくれました。
もちろん、こちらからもレアな情報をお伝えしました。役にたったかどうかは分かりませんが。
私たちに共通した話題としては、やはり欧州が分裂していくこと、そして、中東とアメリカの情勢、インターネットが今後障壁を築くであろうこと、日本の今後の立ち位置と役目、本当のグローバリズムとは何かということでしょうか。
そのあたりも含め、この本に書かれなかったことは、後編の「再び一つになる…」で明かされることになるでしょう。
高城さんと私とは、ライフスタイルは全く違いますが、なぜか共有できるモノがあります。それはなぜか…。おそらく故郷が同じだからでしょう(笑)。
まあ、それは冗談としまして、あえて二人の違いを言うならば、地球と日本の未来に対して、私のほうが高城さんよりもやや楽観的だということでしょうか。
いずれにしても、本当に彼は賢く、魅力的な男です。心から尊敬しています。また近いうちに高城さんにお会いして、じっくり情報交換したいと思います。
Amazon 分断した世界
| 固定リンク
「ニュース」カテゴリの記事
- 日向灘M7.1発生〜南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)(2024.08.08)
- オリンピックは◯◯の◯◯である!?(2024.08.07)
- 柔道混合団体銀メダル(2024.08.03)
- 祝! 舟久保遥香 銅メダル(2024.07.29)
- 『今永昇太のピッチングバイブル』 (ベースボール・マガジン社)(2024.07.17)
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 『もしも徳川家康が総理大臣になったら』 武内英樹 監督作品(2024.08.16)
- 【厳秘】大戦終末に関する帝国政府声明の骨子(その3)(2024.08.15)
- 【厳秘】大戦終末に関する帝国政府声明の骨子(その2)(2024.08.14)
- 【厳秘】大戦終末に関する帝国政府声明の骨子(その1)(2024.08.13)
- 模擬原爆パンプキン(2024.08.09)
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 南部と津軽と甲州と…(2024.07.31)
- 死なない力(2024.07.18)
- 『今永昇太のピッチングバイブル』 (ベースボール・マガジン社)(2024.07.17)
- ハイデガーVS道元…哲学と仏教の交差するところに、はじめて立ち現れてきた「真理」とは?(2024.06.03)
- 日本語はどこから来た?(2024.06.01)
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 九州人による爆笑九州談義(筑紫哲也、タモリ、武田鉄矢)(2024.08.18)
- 『もしも徳川家康が総理大臣になったら』 武内英樹 監督作品(2024.08.16)
- ラモー 『優雅なインドの国々より未開人の踊り』(2024.08.12)
- 『大鹿村騒動記』 阪本順治 監督作品(2024.08.11)
- 富士山と八ヶ岳のケンカ(2024.08.10)
「歴史・宗教」カテゴリの記事
- 九州人による爆笑九州談義(筑紫哲也、タモリ、武田鉄矢)(2024.08.18)
- 『もしも徳川家康が総理大臣になったら』 武内英樹 監督作品(2024.08.16)
- 【厳秘】大戦終末に関する帝国政府声明の骨子(その3)(2024.08.15)
- 【厳秘】大戦終末に関する帝国政府声明の骨子(その2)(2024.08.14)
- 【厳秘】大戦終末に関する帝国政府声明の骨子(その1)(2024.08.13)
コメント