SPECTRUM LIVE / TIME BREAK + STUDIO LIVE 1979 [DVD+CD]<タワーレコード限定>
スペクトラムのネタばかりでスミマセン(笑)。いや、なんだか家族全員ではまっちゃってるんです。
とうとうこのDVD+CDも買っちゃった。で、今日届いたのでみんなで鑑賞。とは言え、この春から女子大生になってしまったベーシストである上の娘は、今頃東大の音楽サークルのコンパに参加しているはず。そこでもスペクトラムをやりたいと言ってるかも(笑)。
というわけで富士山に残っている3人で鑑賞したわけですが、まあ面白かったっすよ。感心しながら笑える。ライヴ映像も素晴らしいけれども、新田一郎さんのインタビューも最高に「分かる」。そうだよなあ、そうだったよなあと。
早すぎたんですよ、彼ら。とにかく。それこそ30年くらい早かったんじゃないですか。私も今頃になってようやく追いついたわけですから。たぶん。
当時の私、高校生の私は、やっぱりご多分にもれずですね、洋楽にかぶれていて、だから、この日本的な洋楽にある種のこっ恥ずかしさを感じ、正直「ダサい」とまで思っていた。
違うんですよ。新田さんが語っているように、どう考えても黒人にはかなわないんだから、だったら日本人ができるファンクってなんのなかってことでしょう。
たしかに今ならそういうジャンルも確立しつつあります。なんちゃってかもしれませんが認知されていますよね。
それを当時「エンターテインメント」を目的として、ああやって実現してしまっていたんですから、そりゃすごいですよ。そして、ある意味「売れない」ですよね。
TIME BREAKの映像もそうですけれど(笑)、とにかく実験というか冒険というか、誰もやってないことをやりたいというエネルギーはすごい。昭和のあの頃まではそういう時代でしたよね。そのあとは商業ベースの音楽が主流になっていきましたが。
まあ、とにかく面白い。そしてうまい。特に渡辺直樹さんのベースはやっぱりすごい。
キャンディーズ、いや当時のアイドルはすごいバンドを従えていましたね。あっ、あと初期のサザンのブラスって新田さんだったんた。知らなかった。
スペクトラム復活は正直難しいのかもしれませんが、彼らを継ぐバンドは今の若者ならできると思いますよ。期待します。
SPECTRUM LIVE / TIME BREAK + STUDIO LIVE 1979 [DVD+CD]<タワーレコード限定>
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