睡眠力=幸福力…不眠打破法
水木しげる先生の「睡眠力=幸福力」というお考えを紹介したツイートが評判になっておりました。
なるほど、逆に眠れないことほど不幸なことはありません。
私はだいたいよく眠れるたちでして、そういう意味ではあまり不幸ではありません。
眠れない時という特殊ケースを思い起こしてみると、だいたい何か気になることがあって、それを考えていて眠れなかったようです。
そういう時は何かが気になるというストレス状態にあるわけで、不幸だから眠れないという逆の因果関係とも言えます。
まあ、場合によってはいいことがあって興奮して眠れないということもありますがね。あと、寝る前にコーヒーとかお茶を飲むと私はダメなんですよね。カフェインで覚醒する上に利尿作用でトイレに行きたくなる。
お酒はその逆。すぐ眠くなる。そういう意味では、やっぱりお酒は百薬の長であり、幸福の元なのかもしれません。
さてさて、何か気になって眠れない、考え事が睡眠を妨げているという状態を克服する方法を知っていますか?
実は私はそれができるので、そういう意味でも幸福であります。
その方法とは…「ムー」です。ムーというのは、私の勝手なネーミングでして、某オカルト雑誌とは関係ありません。
「あっ、今日は考え事してて眠れないな」という時は、こうすることにしてるんです。そうするといつの間にか寝てる。
まず、意識して全身の筋肉を弛緩させます。重力にまかせる。モノになった気になる。
その時忘れがちなのが「顔の脱力」です。だいたい眠れない時というのは、顔に力が入っていて、たとえばグッと歯を食いしばっているんですよ。そこを意識的に脱力するだけでもだいぶ違う。
そして全身の脱力ができたら、次、視覚の意識です。目をつぶっていると、なんだか変な模様とか見えてくるじゃないですか。その変な模様というか景色の一番遠いところ、すなわち、その見えている暗い景色をですね、宇宙と想定して、その一番遠い奥の方の空間にうごめく模様を見るんですよ。ずっと。それに集中する。
次が聴覚です。聴覚というか音。考え事の元になる「言語」を遮断するために、無意味な音を頭のなかで発音するんです。それが「ムー」。
そう、ずっと心の中でムーーーと言い続けながら、ずっと奥の風景を見続けるんです。脱力しながら。
そうすると、見ている風景も発音している音も聞いている音も、みんな無意味だものだから、ぜったい眠くなる。いつの間にか落ちてます、電源が。
私はこの方法で100%眠ることができます。どんなに気になること、いやなこと、やらねばならないことがあっても(笑)。
皆さんもぜひ「ムー」をお試しください。それで眠れたら、まさに幸福力がアップします。幸福力をコントロールできます。こんな素晴らしいことありませんよ。
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コメント
坐禅と同じものを感じます。
寝るという、解脱に近い行動に近づくために集中するのは理に適っています。
投稿: John Doe | 2018.04.06 15:18