「利他の心」…ザ・リーダー 稲盛和夫
職場の先輩に「致知」を借りて読んでおります。表紙は稲盛和夫さん。特集「利他の生きる」。年齢的に否応なくリーダー的な立場にならざるを得ないようになってきた私にとって、稲盛さんは最高の知恵を与えてくれる人です。
今までも稲盛さんには勝手な親近感を持ってきました。この動画でも「やきもの」という言葉を何度も使っていますが、私の中では霊的な意味でも、また実業的な意味でも稲盛さんは出口王仁三郎につながっていると思っています。
そのあたりについては、8年前、稲盛さんがJALの再建をまかされた時、稲盛和夫と出口王仁三郎という記事に比較的詳しく書きました。
その記事では「モノ」と「コト」とという言葉を使っていろいろ書いていますね。今になってみますと、それは谷口雅春さんの言うところの「實相」と「肉体」ということだと分かります。
そう、肉体というのは目に見える認識できる「コト」なのです。モノではない。そして、實相とは、そういう認識できるコトとコトとの間に縁起している「モノ」のことです。
この前も物理学者の方と話しましたが、たとえば宇宙空間において点在する星は「コト」であり、それが宇宙の実体ではなくて、それらの関係性、目に見えない関係性の方こそが本体なのではないかと。
音楽で考えるとよく分かります。ドミソの和音で言うなら、それぞれの三つの音は「コト」です。周波数として認識できますね。しかし、それらが組み合わさって生まれる「雰囲気」、たとえば明るいとか元気とか、そういう関係性によって生まれるニュアンス、ムードというモノの方こそが、音楽の本質であり本体であることは、誰しも分かることでしょう。
そういう「實相」の大切さに気づくと、肉体にこだわることはなくなります。すなわち自己ではなく他者の方に本質があることがわかり、また他者によって自己が形成されている、すなわち自己には実体はなくて縁起しているだけだということに気づくことになるわけで、そうなると、当然人生は利他的になっていきます。
経営も人生の一部ですから、神道的にも仏教的にも「實相」を理解している稲盛さんの経営哲学が「利他の心」を原点とするのは、当然といえば当然と言えるでしょう。
それにしても、こうした経営哲学が中国で大人気というのは、これは悪いことではありませんね。コトを窮めてモノに至る。カネを通じてコトを窮めたからこそ分かるのでしょうね。
今一番お会いしたい人の一人が、稲盛和夫さんです。
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コメント
稲盛氏がDDIを立ち上げた頃、氏の会社で仕事をしていたことがありますが、イナモリズムと揶揄されつつその会社組織自体は理想と現実のハザマにあったことを思い出します。若い頃の氏は本山博氏の元にも出入りして社長業の傍ら、理系人らしくイロイロ探求していたそうですよ。
投稿: 神原茂理 | 2018.04.12 02:09
大沢崩れ 経過写真
で検索してブログに訪れました。
稲盛和夫さんについての記事が以前読んだ本に書かれてました。
確か、内在神への道 だったかと思います。それとも、森羅万象だったかな?
物理学者の知り合いがおられるのですね!
岡潔さんの記事から様々な難しい記事があり、ただの主婦には手に負えない興味深い記事が 「伊勢白山道」というブログの過去記事に満載です。
ブログ記事名 アインシュタインとか山中伸弥とか岡潔、セルンなどぜひ検索してご覧になって欲しいです。
後の判断はおまかせであります。
投稿: 73 | 2018.04.14 18:43