スペクトラム 『あがき』
今、なぜか我が家でスペクトラムがブームです。
リアルタイムで聴いていたワタクシにとっては、大人になってからの再感動。その頃生きていたけれど全然聴いたことがなかったが、全日本プロレスファンのカミさんにとっては、スタン・ハンセンのテーマのバンドという驚き。平成生まれの娘たちにとっては、私たち以上に新鮮というか、未来的に聞こえるとのこと。
特にフュージョン大好き、プロのベーシストを目指している(らしい)上の娘は、渡辺直樹さんの超絶プレーに悶絶しております。コピーしたい!と。
そう、私も当時は洋楽ばかり聴いていたので、なんとなく日本人をバカにしていたようなところがあった(スミマセン)。彼らのことも単純に和製EW&Fだと思っていたし、半分はギャグでやってるんだと思ってた。日本語の歌詞かっこ悪い!とか思ってたし(若気の至り)。
いやはや、どの曲も実に面白い。巧すぎるし。今こそこういうバンドあってもいいんじゃないでしょうかね。
けっこうコピーしてる人たちはいるようですが、それこそウチの娘にぜひやってもらいたいと思っています。
で、「この曲をやれ!」と今日言ったのが、この「あがき」。サード・アルバム収録のインスト・ナンバー。
実にかっこいい。プログレッシヴ・フュージョン。特に変態的なベースは最高ですね!「あがき」という日本語がいいなあ。
すごいバンドがあったものです。アルバム全部聴いてみます。
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