『Metallica's One for violin and cello』 Rachel Barton Pine and Mike Block
非常に自由な感覚で活躍中のヴァイオリニスト、レイチェル・バートン・パイン。
彼女は、こちらで紹介したように片足切断という悲劇に見舞われながらも、逆に何かを吹っ切ったかのような活動を繰り広げていますね。
バロック・ヴァイオリンもうまいし、最近はヴィオラ・ダモーレもめちゃくちゃ上手に弾いています。
かと思えばロックをやったりする。この動画でもメタリカの名曲「ONE」を自分で編曲して弾いています。
メタリカとクラシックの親和性については、こちらやこちらに書きました。まあ、やっぱりクラシックもロックも白人の音楽だということです。
さて、レイチェル・バートン・パインと一緒に弾いているチェリストがマイク・ブロック。彼は独自の支持装置(ベルト)を使って、この動画のように立ってチェロを演奏することが多い。いいですね。
立ってチェロというと、バロック時代に同じくベルト(ストラップ)で楽器を吊るすヴィオロンチェロ・ダ・スパラがありました。
ロックはやっぱり立って動いて演奏するのがよい。そういう意味ではアポカリプティカには限界がありました。
考えてみると、ELOのチェリストたちもライヴでは独特の持ち方で立って動き回りながらチェロを弾いていましたね。
ヴァイオリンの顎当てでさえ、私にとっては邪魔な存在です。なるべく体を自由に演奏したい。
というわけで、私もさっそくチェロ立奏用のストラップを自作してみようと思います(笑)。
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