富岡八幡宮事件について
身の毛もよだつような事件です。由緒ある神社でこのような事件が起きるとは。
しかし、考えてみれば、平安時代や鎌倉時代には、神社を舞台とした殺傷事件はいくつかありましたし、怨霊になって神社自体を呪うというのもあったこと。
なんだか、突然現代から中世に引き戻されたような気がしますね。
いくつか気になることがあります。
まずは、深川八幡が富岡八幡と呼ばれるようになった由縁。報道されているとおり、この神社を近代的な意味において「再興」したのは、今回の被害者、加害者の祖父である富岡盛彦。
富岡盛彦は神社本庁の総長まで務めた近代神社界の重鎮、実力者です。彼と、谷口雅春、朝比奈宗源、安岡正篤、岡田恵珠らが、日本会議の前身である日本を守る会を創設しました。
立派すぎる父を持つと大変で、盛彦の息子、すなわち今回の事件の姉妹の父親はいろいろと問題があった人と聞いています。そして、孫の世代にこんな時代錯誤なことが起きた。それも神社本庁がらみのトラブル。なんとも不思議な因縁であります。
う〜ん、富岡を名乗ってしまったところからして、大きな間違いだったのかもしれませんね。
もう一つ、気になるのは、大相撲との関係です。
今、角界は大荒れです。それも外国勢力と国内勢力との対立。深川八幡は古くから江戸勧進相撲と深い関係があります。
勧進相撲は、本来神事であった相撲を、表面上その性質を残しながら、一つの興行として発達していきました。それが現在の大相撲につながっています。
ここで思い出されるのは、2011年、平成23年の春場所です。そう、八百長関係で中止となった場所です。その本来開催されるはずだった幻の場所中に、あの東日本大震災が起きました。私は、ずっと続いてきた地鎮の祭事を行わなかったからだと、真剣に思いました。
今回の事件も、もしかすると、大相撲の混乱、腐敗、外国勢力(特に蒙古)の侵入と関係あるかもしれません。
それこそ全く科学的ではありませんが、日本は科学の国ではなく、霊性の国です。この事件についても、ワイドショー的な視点だけでなく、霊的な視点で解釈しなければならないと思います。
そう言えば、ここのところ、富士山のラドン濃度が異常値を示しています。大相撲の混乱とともに再び大地が動くことのないよう祈りたいと思います。
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