『ハッピーバースデー変奏曲』 レイチェル・バートン・パイン
Happy Birthday Violin Variations -- Rachel Barton Pine
今日は映画監督小津安二郎の誕生日(命日でもある)。それからジャズピアニストの穐吉敏子さん、歌手の舟木一夫さんの誕生日でもあります。旧暦で言うと、一休さんの誕生日。
というわけで、皆さんに「Happy Birthday to You」の曲をお届けします。
この前、メタリカの演奏を紹介した、女流ヴァイオリニスト、レイチェル・バートン・パインの作曲(さすがに即興ではないでしょう)、演奏によるヴァイオリン無伴奏ヴァージョンです。
ほとんどシャレという感じで楽しいですね。そして、まあ上手いわ、この人。これはたとえ楽譜があったとしても、とても弾けません(笑)。それにしても、まあ作曲のセンスも、ユーモアのセンスもありますね。
ところでところで、今や、世界中で歌われているこの曲、もともとはアメリカのヒル姉妹の「Good Morning to All」という曲でした。1893年に生まれた曲です。
学校なんかで歌われたようですね。朝の挨拶として。それがポピュラーになり、そして、単純な歌詞だけに、たくさんの替え歌が即興で作られていった。その内の一つである、誕生日ヴァージョンが20世紀になって有名になった。
このおじいさんの解説と演奏が、そのあたりの歴史を生き生きと伝えていると思います。いい味だしてますね、このおじいさん(笑)。
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