朝青龍を押し出したら1000万円
今年の(とは言っても書いているのは年が明けてからですが)大晦日の夜は、紅白でもなく、笑ってはいけないでもなく、RIZINでもなく「相撲」でした(ちなみに昼間は「鶴田 vs 長州」を最初から最後までじっくり鑑賞しました)。
どの番組も録画してあとでゆっくり観ればいいかという程度の興味しかない中、久しぶりに朝青竜の相撲を観ることができる、それも様々なジャンルの猛者たちと、そして最後は同期の元大関琴光喜との大一番ともなれば、これは観ないわけにはいきません。
と思う反面、衰えた朝青龍の、悪い意味でのプロレス的茶番になったら最悪という危惧もありました。
しかし、結果、朝青龍の強さ、魅力、面白さ、相撲の強さ、魅力、面白さを再認識できる番組になっていました。
取り組みの合間の時間は音だけ聴きながら、たまった仕事をこなしつつ、朝青龍が土俵に上がるとiPhoneの画面を凝視するという年越し。こういうのは初めてだなあ。
大相撲がいろいろある中、また、朝青龍自身もかつていろいろあった中ではありますが、やはり相撲っていいなあと思いました。誰でもできるルールだからこその、横綱の並外れた強さです。
考えてみると、これほどシンプルな格闘技ってほかにないですよね。モンゴル相撲やシルムなど、似たものはいくらでもありますが、洗練されたシンプルさということで言えば、やはり相撲でしょう。
テクニックももちろんありますが、そういう次元を超えたところでの、荒魂のぶつかり合い。まさに人間界を超越した神事ですね。
現役時代の朝青龍にはいろいろ言いたいことがたくさんありました。しかし、どうしてか今日は彼の相撲が美しく見えましたよ。
私が子どもの頃、学校の砂場で興じていたのも相撲ですし、こういう企画も相撲。大相撲だけが相撲ではありません。
江戸の見世物であった相撲は、こういう感じだったんですよね。各地で我こそはという挑戦者が名乗りを上げたりして。それでも圧倒的な強さで勝ってしまう。それが、人間界を超えた神の世界を垣間見る、非日常的体験になっていたのです。
それにしても、今回の8人の挑戦者たち、それぞれ朝青龍の良さを引き出していい仕事していましたね。個人的には中身は知り合いでもあるスーパーササダンゴマシンが面白かった(笑)。
大相撲が大荒れ、そしてもあった矢先、大晦日の夜から新年にかけて、こうして朝青龍が相撲の原点を見せてくれたことに、私は感謝したいと思います。
平成30年の大相撲、その他格闘技界の頑張り、原点回帰に期待いたします。さて、明日は録画した、プロレスクラシックの特集と、年越しプロレスを観ましょう。おやすみなさい。
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