明治節(唱歌)
今日は文化の日。明治天皇のお誕生日です。
すなわち、明治時代には天長節、大正時代以降は明治節と言われていましたが、戦後GHQの干渉により文化の日となりました。
それはそうと、大正天皇のお誕生日8月31日が祝日ではないのはなんででしょうね。言うまでもなく昭和天皇のお誕生日は昭和の日として祝日になっています(こちらの記事参照)。大正天皇はいろいろと謎の多いお方であります。
さて、11月3日が明治節と呼ばれていた昭和3年、「明治節の歌」が制定されました。今日はその歌を聴いてみましょう。
作詞は堀沢周安(ちかやす)、作曲は堀江秀(ひいづ)。公募作品だそうです。作曲法としては、完全に西洋風。アウフタクトで始まり、属調への転調など、キリスト教の賛美歌の影響が感じられます。作曲者は東京音楽学校卒のようですから、当時のドイツ式音楽教育を受けたのでしょう。
まあ、いい曲ではありますね。特に歌詞は美しい日本語です。
平成の歌姫?初音ミクが歌った動画がニコ動にありました。明治天皇はもちろん、作詞家も作曲家も、80年後にこんな日が来るとは思いもよらなかったでしょうね。
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