スマホに免許制を!?
私もスマホ(iPhone)のない生活が考えられないほど、スマホに依存しています。
もちろん便利だからそうなるのであり、私たちが世界中の人たちの脳みその中の情報を共有できるという意味で、インターネット端末をポケットに携帯することになったということは、あまりにも画期的なことです。
その反面、「なんでもできる」「なんでも教えてくれる」という意味でのマイナス面も指摘されていますし、私たち自身も実は体感していますよね。
それについていちいち書きませんが、全体としてそうした危険を回避するために、私はスマホの免許制を提案したいと思っていました。
で、今日それをここに書こうと思ったきっかけは、職場でそういう話になったからです。中高生がスマホを使う問題点だけでなく、最近近所でもあった教員による盗撮事件に関しても「スマホがなければ起きなかったよな」的な話をしたんです。
スマホは、先ほど述べたように脳みその拡張デバイスです。かつては妄想にすぎなかったことが実現できてしまう。
それは、たとえば自動車が身体の拡張であることと似ています。メリットがある反面、デメリットもあるわけです。
だから、自動車の運転には免許制が採用されている。間違った使い方をすれば命を奪う可能性がありますし、ルールに則らなければ社会に混乱をきたします。
現在のスマホの状況はそれに似ているように感じるのです。それも一気に世界中に広がったために、ルールの整備もままならない状況です。
脳みその拡張は、すなわち身体の仮想的な拡張にもつながります。どこへでも行けてしまうし、現実世界の撮影や録音、録画なども可能。擬似的なコミュニケーションも、あるいはディスコミュニケーションも簡単にできてしまう。
また、子どもたちに、違法ダウロードなどの犯罪行為を簡単に許してしまう環境を与えてしまっているのも事実です。
車の免許に年齢制限があるのと同じように、スマホにも年齢制限が必要かもしれません。現代の子どもたちは、免許も持っていないのに、便利で危険な自動車を親に買ってもらって、勝手気ままにルールも知らず公道を走り回っているようなものです。
このように、スマホの持つ便利さと危険は、自動車のそれらと重ねて考えるとわかりやすくなり、そして、そこにルールの策定や、免許制の導入、モラル・リテラシー教育などが必要であることを実感できるようになります。
もしかすると法整備が必要かもしれません。それに伴う罰則、あるいは違反金、点数制度などもありかもしれません。
そのうち、中学生が無免許スマホで補導されたり、大人がなにか事件を起こして免停になってスマホ没収されたり、そんなニュースが流れる日が来るかもしれません。
というか、その方が正常なのかもしれません。ある星ではかつてそうであったと聞いています(笑)。
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