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2017.11.30

絶対に聞いたことある身近な音 ピアノで再現

 日もまた音楽のお話。それも昨日の続きで、チャイムや効果音など、短い音楽についてです。
 昨日も書いたように、私は宴会芸というか大道芸的に、ヴァイオリンで町のいろいろな音を再現します。ピアノなどでは絶対無理な、各種ドップラー効果や人の話し声なども、フレットレスで継続音が可能なヴァイオリンならある程度再現できます。
 逆に、ヴァイオリンは和音が苦手ですので、なかなかうまく再現できないものもあります。
 今日は、家の中や街の中にあふれる様々な短い音楽を、それこそ耳コピしてピアノで再現した動画を紹介します。
 すごいですねえ。絶対音感のないワタクシには絶対無理なワザです。だいいちピアノちゃんと弾けませんし。
 中には私の知らない音もありますね。まあ、とにかく聴いてみてください。

 今回、一つ大発見だったのは、ウチの中学校のチャイム、なんとなく電車の発車メロディーっぽいなと思ったら、なんだ、東武鉄道の汎用発車メロディーだったんですね。
 それぞれの音たちに、昨日の「大盛況」のように作曲家がいるんですね。作者不詳ってある意味かっこいいじゃないですか。
 みんな知ってる、みんなお世話になってるけど、誰が作ったか分からない。そんな何かの作者になってみたいものです。名を残すよりも、作品を残す方がカッコイイですよね。

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2017.11.29

ファミマ入店音=稲田康作曲 メロディーチャイムNO.1 ニ長調 作品17 『大盛況』

 日も音楽の話。
 この前もファミリーマートに行った時、あの入店チャイムを耳コピしようとしている自分がいました。
 宴会芸やドサ回りで、ヴァイオリンを使っていろいろな音を出したりして遊ぶんですが、そのうちの一つにチャイム(効果音)クイズというネタがありまして、その一つにこれを加えようと企んでいたんです。
 ご存知のように、このファミマのチャイム、単音ではなくて微妙に和音なんですよね。そこをちゃんと再現したい。
 で、いろいろ調べていたら、実に面白いことが分かりました。(当たり前ですが)ちゃんと作曲者がいて、作曲者自身によって曲名も新たに命名されていたとは…(笑)。
 詳しくは、ぜひぜひこちらをお読みください。面白いですよ〜。
 上のサイトには、作曲者自身の自筆譜や本人による演奏もあります。感動ですね(笑)。

 自筆譜を見ると分かるとおり、まさに無伴奏ヴァイオリンのために書かれたかのような調性と和音構成です。そのまますぐに宴会芸に使えますね。
 てか、実際のファミマのチャイム、ちょっとピッチが低めですね。これはバロック・ヴァイオリンでの宴会芸にピッタリですわ(笑)。

 私、このあまりに有名なメロディーを使ってフーガでも作ろうかなと思っていたら、同じこと考えるお変人さん(失礼)がいてビックリしました(笑)。それがまたなかなかよくできている。

 さらに面白いものが出てきた。モーツァルトとベートーベン(笑)。

 日本人てホントいい意味でおバカで素晴らしいですね。みんなすごい。

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2017.11.28

MIDITrail (MIDIデータ三次元可視化ソフト)

Th__20171128_133001 日の続きとなります。付録のMIDIデータをMacで再生する時このソフトを使います。視覚的にも音を確認できるので。
 MIDI関係に強い方は当然知っているだろうすごいソフトです。Windows、Mac、iOSに対応していますから、誰でも楽しめます。
 私は以前から、音楽の可視化に興味がありました。それは「時間は未来から過去へと流れている」という哲学にも通じます。時間芸術である音楽が「向こうから来る」あるいは「降ってくる」というのをイメージするのに、このソフトでの可視化は最適です。
 まず、先に「降ってくる」感覚を実感してもらいましょう。MIDITrailのピアノロールレイン機能による動画を御覧ください。
 

 音楽が降ってくる感覚が、実に見事に表現されていますね。私たちはピアノの鍵盤のところ(今)で音楽を聴いているわけですが、記憶としては前に聴いていた部分は脳内に残っています。それが鍵盤の下に降っていくことによって表現されていますし、予感としての音楽の未来は降ってくるドロップが象徴しています。
 このような「時間観」は、たとえば仲小路彰が「時間は天から降ってきて堆積していく」というようなことを語ったのと対応していますね。いずれにせよ、「これから」は「向こうからやってくる」。
 次に実に感動的な光景を御覧いただきましょう。バッハのマタイ受難曲の第1曲です。
 音楽としてもすごすぎますが、こうして構築物として視覚化されると、さらに感動が増しますね。8bitオケとボカロの組み合わせも実によい。

 私たちは楽譜を見る時、まるで年表を読むかのごとく、左(過去)から右(未来)へと目を移していきます。それは、たとえば文章を読む時も同じで、こうした「記録」を読むようになってから、私たちは時間が「過去から未来へ流れている」と勘違いするようになりました。
 もうお気づきと思いますが、このMIDITrailの動きと、私たちの楽譜を読む時の動きは、実は同じで、捉え方が相対的に違うだけです。
 そう、実際の車の運転と、ゲームやナビ、シミュレーションなどを通しての運転の違いですね。自分が動いているのか、風景が動いているのか。
 あくまでも、時間や音楽が流れているものであるなら、私たち、それを感じる者、聴く者は止まっていると考えるべきです。そうしますと、難しく考えるまでもなく、「時間は未来から過去へと流れている」ということが分かりますよね。
 ただ面白い(難しい)のは、未来のある時間が向こうから今ここに来たとすると、その「時」は過去に生まれたことになるじゃないですか。遠い星の数万年前の爆発が今観測されるように。
 実は、そこが時間の本質や、誤解の原因につながるのですが、それについてはまたいつか書きますね。今日はとにかく音楽の視覚化を楽しんでいただきたいと思います。
 ぜひMIDITrailをダウンロードし、また、ネットで公開されている多数のMIDIファイルを見つけて再生してみてください。バッハもほぼ全曲公開されていますし。

MIDITrailダウンロード

MIDITrail Ver.1.2.3 for macOS ユーザーマニュアル

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2017.11.27

『かっこいいコード進行108』 篠田元一 (リットーミュージック)

転調! テンション! ツーファイブ!
Th_91nkmoguwnl 日はあらためてELO(ジェフ・リン)のコード進行を確認したというようなことを書きました。
 最近、ポピュラー音楽の作曲法について興味があります。なんででしょうね。
 上の娘がベーシストを目指しているんですが、本人は全然作曲する意思がないんです。ベースラインさえ作る気がない。おいおい、それじゃあダメだと言い聞かせるのですが、本人は作曲はパパに任せるとかなんとか言ってるんです(笑)。
 はぁ?と思いつつ、ある意味自分の若い時からの夢でもあるので、半分本気で引き受けようかと思っております。退職したら旅芸人になる予定ですので、まあ自分の将来のために勉強しておくのもいいかなと。いろいろな昭和の名曲を編曲するのにも、当然作曲の知識と技法が必要になりますし。
 そんなわけで最近買って楽しんでいるのがこれ。なるほど面白いですよ。108という煩悩と同数のちょっと洒落たコード進行が紹介されています。
 たしかにこれは煩悩といえば煩悩ですよ。そう、たとえばELOコード進行はこの108に当てはまるものも当然ありますが、やはりいかにもELOらしさというのは、だいたいこういう「よくあるパターン」からははずれています。
 当たり前の話ですよね。新鮮さ、個性というのは一般からは離れているモノです。コトにとらわれないモノ。
 もちろんコト(カタ)というのは大切であり、ちょっと前にも書いたとおり、教育においても禅の修行においても、まずは型にはめるところに専念して、そこから溢れ出るモノこそが個性であり価値であるということはよくあります。
 しかし、私の哲学でもある「コトを窮めてモノに至る」に表現されているとおり、何ゴトも窮め尽くさないと、そこに本モノは現れてこないのです。
 お釈迦様が煩悩を窮めてお悟りを開いたように、こういうマニュアル的な、一般的な、いわば俗世間の煩悩を知り尽くさないと、その先に行けないというのは面白い真実ですね。
 というわけで、最近の寝る前の楽しみは、枕元にあるで過去の名曲たちのコード進行をなぞってみることです。楽しいですよ。
 この本と連携して、リットーミュージックのサイトから音源を聴く(ダウンロードする)ことができます。それだけでも面白いですので、ぜひ聴いてみてください。そして、興味を持ったらこの本を買ってみてください。

付録ダウンロード

Amazon かっこいいコード進行108

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2017.11.26

JEFF LYNNE'S ELO 『Wembley Or Bust』

Th_132 日はなんと35年ぶりくらいに、ある人物に会いました。場所は新宿。
 一気に心は少年時代に戻り、実に不思議な感覚にとらわれました。お互いいい大人になっているわけですが、気持ちはまさに十代の頃と直結している。
 たしかに今の自分たちは様々な体験を積み、知識も増えている。しかし、その「今」もやはり過去の自分たちを元にできあがっている。そういう意味では、やはり、今や過去は未来の中に存在しているのだなと思いました。過去が今や未来を作るのではなく、未来が今や過去(その時の今)を作るのだと。
 その再会の現場には、あれからのそれぞれのご縁によって、新たな家族、親戚が加わっていました。しかし、それさえもまた、あの頃からもうすでに決まっていたかのような自然さで存在する。面白いですね。
 人生は素晴らしい。
 富士山と新宿の往復の車の中で、偶然と言えば偶然、このライブ・アルバムをくり返し聴きました。まさに35年前と今をつなぐ音楽たちです。
 私の音楽人生を決定したエレクトリック・ライト・オーケストラ(ELO)。これもまた、あの頃にELOに出会ったから今があるというよりも、今の音楽生活のために35年前に必然的に出会った音楽だという気がしました。
 ジェフ・リンは、若かりし頃の自分の曲を、ほとんどアレンジもそのまま演奏しています。それが感動ですね。それは、私たちのような往年のファンへのサービスというより、自分自身への愛情、尊敬、感謝に基づくものだと感じます。
 もしかすると、この曲たちも、35年前に今(35年後)そのまま演奏するために生まれたのかもしれません。
 なんと聴衆は7万人を超えたと言います。会場に入れなかった人たちも外で楽しんでいたそうです。
 来年はそれこそ35年ぶりの全米ツアーも計画されているとか。日本でもやってくれないかなあ。この際、アメリカの一部としてでもいいや(笑)。
 武道館は1978年2月22日でしたね。もし来年来日するとしたら、ちょうど40年ですか!ぜひ実現してほしい。
 それにしても、ジェフは元気ですね(来月で70歳)。多少歌い方は穏やかになっていますが、「セルフ完コピ」を目指す姿勢も含めて、その音楽的意欲は若々しい。すごいレベルのギグですよ。
 私はついついiTunesで音声データを購入してしまいました。本当は映像でも楽しみたかったのですが。今回はまず純粋に音を聴いてみたいというのもあった。
 一部の映像も含めて、こちらでほぼ全曲視聴できます。
 それから、向こうは動画撮影もOKなのか、当日のオーディエンス目線のビデオがたくさんアップされています。お客さんの幸せそうな姿にも感激しますね。

 今回、このベリーベストのようなライブを聴きながら、私は全曲キーボードでコード進行を確認しました。35年前にはできなかったことですね。ある頃は、だいいちそういう発想も知識も技術もなく、純粋に聴いていました。
 大人になって、ちょっと理屈っぽくなって、そんな聴き方もしてみたりするわけですが、そうしますとさらにその音楽の深さに驚くことができるのです。ビートルズを分析したときもそうでした。自然に感じていたところが、実は非常に凝った、あるいは変わったコード進行をしていたり。天才のお仕事とはそういうものです。
 今日、本当に久しぶりに会った方とも、「時間は未来から過去へと流れている」というお話をしました。音楽を考えればわかりますよね。音楽は絶対に未来から流れてきますから。
 本当に人生は、音楽は素晴らしい。流れていながら、そこに全ての瞬間があるのです。

Amazon ウェンブリー・オア・バスト~ライヴ・アット・ウェンブリー・スタジアム


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2017.11.25

『アドラー心理学で読み解く 田中角栄 天才の流儀』 (ダイアプレス)

Th_51aksmgjonl 日、車の中で小一時間人を待つ時間ができましたので、KindleUnlimitedでダウンロードして読んでみました。
 昨年ブームになった田中角栄とアドラーを組み合わせた本。無理やり感があるかと思いきや、案外自然に感じられましたね。
 つまり、田中角栄レベルになると、発想や行動がアドラー心理学的になって当然というか、いやそれこそ因果関係が逆かな、アドラー的にならないと超一流にはならないということでしょうか。
 ちなみに、私のものの考え方はアドラーにかなり近い。アドラーを読む前から似たような発想をしてました。ってことは、私も超一流になれるかも(?)。ま、さすがにそこまではいきませんが、そうですねえ、まあ超二流くらいにはなりたいかな(笑)。
 この前の高城剛さんとの対話でも、「時間は未来から過去へと流れている」という宇宙スタンダードの話をしました。同じようなことを言っている宇宙人(?)は、あと苫米地英人さん。
 アドラーも実はそれに近いところがある。アドラーの目的論や自己決定性は未来から現在を観るということが前提になっていると感じます。
 田中角栄もそうですよね。ある意味巨大な妄想を未来に置いて、今やるべきことを決定していった。過去の経験からしか判断できないお役人とは違った。
 この本は、田中角栄やアドラーの入門書としてはなかなか有用だと思いますよ。田中角栄をアドラー心理学からとらえるというコンセプトが秀逸なのはもちろん、結果として、田中角栄が、少し抽象的で難解なアドラー心理学の実例となっているというのも面白い。
 現場のサラリーマン対象の構成ですが、どっちかというと管理職が読むと勉強になるんじゃないだろうか。そんな気がしました。やっぱり田中角栄は人を動かす天才ですから。
 ただちょっと誤植が多くて気になりましたね。最近の本の校正はどうなってるんだろう。そのうち校正もAIがやるようになるのかな。

Amazon アドラー心理学で読み解く 田中角栄 天才の流儀

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2017.11.24

新米をいただきました

Th_lif1711230028p1 日は勤労感謝の日、すなわち「新嘗祭」でありました。
 言うまでもなく、神に新穀を奉納し、五穀豊穣を祝う日であります。
 その翌日であります今日、私も秋田と千葉の新米をおいしくいただきました。また夜は知人宅にて海と山の幸をたらふくいただきました。感謝です。
 そう、来年の新嘗祭が今上陛下にとって最後の新嘗祭になる予定なのですよね。今年もきっと特別な思いでお勤めになったことでしょう。
 そのあたりも含めて、竹田恒泰さんのお話をうかがってみましょう。
 

 平成25年、陛下が80歳におなりになったのを機会に、貴重な映像が公開されましたね。その中に、ほんの一瞬ではありますが、新嘗祭でのご祭祀の様子が映し出されていました。あらためて観てみましょう。
 私たち庶民からは計り知れない大変なご苦労をして、国と民の安寧を祈ってくださっている陛下にも心から感謝申し上げます。

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2017.11.23

無限の可能性

Th_img_0388 日は我が中学校の文化祭「葵江祭」が行われました。毎年のことですが、本当にこの行事を通じての生徒たちの成長には驚かされます。
 今年のテーマは「心」でした。まさに心の成長と、心の共鳴に感動する5時間でした。子どもの可能性はたしかに無限ですね。
 私はかつては「無限の可能性」という言葉があまり好きではありませんでした。可能性は最大100%だと思っていたからです。無限ではない。有限だ。
 しかし、今日はそれが間違いであったことに気づきました。
 たとえば今回、どの学年も新しい挑戦があり、それが決まった時には正直「無理だろう」と思いました。厳しいなと。
 しかし、結果は見事その挑戦を成し遂げ、まったく想定外の大成功を収めました。
 そう、私が想定していなかったという意味では、やはり可能性は「無限」だったのです。
 想定しているから、0%から100%の可能性が計れる。想定していなければ、それは0でもなく「無」ですから、なんらかの結果が出れば、それはたしかに∞%の確率で実現したということになりましょう。
 よく考えてみれば、子どもをはじめ、他人の人生にはもちろんのこと、自分の人生にも想定外のことばかり起きています。まさに未来から未知のモノが流れてくるわけで、私たちがつい語ってしまう過去の経験則(コト)としての可能性とは、全く違う次元での未来の可能性というモノがあるわけですね。
 そういう意味では、やはり自分に対しても他人に対しても「無理だ」と思った瞬間に、未来の可能性とはいうのはゼロになってしまうということです。
 当たり前といえば当たり前だけれども、つい過去のコトにとらわれて忘れがち、あるいは勝手に諦めがちな大切なモノに気づかせてくれた子どもたちに、心から感謝したいと思います。
 教育者(先生)というのは、他人に対しても、自分に対しても、社会に対しても、決して「無理だ」といわない人であるべきです。いや、先生に限らず、大人はそうであるべきなのでしょうね。

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2017.11.22

ライト付き耳かき (貝印)

Th_41qtsgmfs0l 日は一日文化祭のリハーサルでした。明日が楽しみです。
 またまた今日は忙しかったので、面白いものの紹介で失礼します。
 私の趣味の一つは「耳かき」です。とは言っても、誰かの耳をかくのではなく、耳かきしてもらうのが趣味なのです。
 これは案外メジャーな趣味のようで、なにしろ世の中には「耳かきカフェ」さえも存在するのですから。
 耳かきにはもれなく「膝枕」がついてくる。おそらくそんなことから「耳かきカフェ」も成立するのだと思いますが、それ以前に、皆さんご存知のとおり、耳道はある意味性感帯でもあり、あの微妙な痛さを伴った気持ちよさがたまらないという基本があるわけですね。
 ま、私もご多分に漏れずそういう男なのでしょう(笑)。
 で、誰に耳かきしてもらうかというと、ある意味当たり前すぎてつまらないかもしれませんが、カミさんです。
 ウチのカミさんも「耳かき」マニア。それも受け手ではなく為手としてのマニアなのです。
 つまり、ウチの夫婦は猫に対する愛着と、この耳かきという二点において(は)、完璧なペアなのであります(笑)。
 で、そのマニアが「この耳かきが一番いい!」と評価したのが、この貝印のLEDライト付き耳かきです。
 実はもう10年以上使っている同製品があったのですが、猫がいたずらでいつもどこかへ隠してしまうため不便していました。ほしい時にあるべき所にない。
 いつもはいつもの場所を探せば出てくるのですが、ここ1ヶ月ほどは、どこを探しても出てこない。さすがに、マニア夫婦の欲求がたまり、とうとう新しく購入してしまいました。ま、598円ですからね、スペアとして買っておいてもいいでしょう。
 この耳かきのいいところは、LEDの色と明るさです。ほかのLEDタイプも使ってみたのですが、だいたい明るすぎる。目が痛くなるそうです。特に某100円ショップの商品はどぎつい緑色光で、カミさんはすぐに気持ち悪くなってしまった。
 この貝印の製品は、まるで昔の豆電球のような温かい色合い(オレンジっぽい)で、なおかつやや暗め。これがいいのだそうです。
 乾電池もちゃんとついくるし、これで598円なら安いでしょう。耳かき部分の先端のデザインも良い。おススメです。
 
Amazon ライト付き耳かき

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2017.11.21

数珠型iPhone用ケーブル (サンコー)

Th_3_000000002713 化祭前で忙しいので軽めに。
 ウチの学校は仏教の学校なので、生徒たちも数珠風なブレスレットの装着はなんとなく許されています。
 私も昔は毎日腕に数珠を巻かないと落ち着かない時期がありましたが、その頃していた数珠の紐(ゴム)が切れてからは、何もしない日が続いていました。
 しかし、エセ坊主としては、そのエセ風味をさらに強めるために(笑)、やはり常時お数珠を装着しているべきかなと考えまして、このたび新規に購入しました。
 どうせなら、ちゃんとした「石」の数珠がいいなと思いましたが、ちゃんとしてると結構高い。数千円する。
 そこで、一番安いのを探していたところ、めちゃくちゃ面白いのを見つけたので、つい買ってしまいました。500円。
 なんと、この瑪瑙の数珠、紐がケーブル(電線)になっています。そして、接合部分をはずすと、かたやUSB端子、かたやLightning端子となり、iPhoneの充電やデータ転送に使えるのです!
 なるほど、これは便利そう。ほしい時にiPhone用のケーブルがないってこと多いですよね。それを腕に巻いて生活するというわけです。
 さすがレアものの老舗サンコーさんですね(笑)。私、昔からサンコーさんのファンです。ある意味バカみたいな企画を実現して、それが単にニッチではなく、けっこう大事な所を突いていたりする。
 この商品も「さすがにその発想はなかった!」というやられた感があると同時に、まるで私のために開発してくれたのかという感動もありましたね(笑)。
 で、さっそく送られてきたので装着してみましたが、たしかに普通にしていれば、絶対にケーブルだとは分からない(そりゃそうだ)。充電も転送も問題なし。
 ただ、接合部分がですね、たしかにアイデアとしてはよくできているのですが、とにかく一人で止めにくい。また、毎日つけたりはずしたりしていると、すぐに緩くなってしまいそうで、これがたとえばマグネット式とかだったら良かったのになと思いました。
 というわけで、たぶん毎日することはなく、いつも携帯しているバッグに入れておいて、数珠が必要な時と、iPhoneのケーブルが必要な時に取り出して使うというような感じになりそうです。
 数珠とiPhone。なんだか不思議な取り合わせのようですが、考えてみると、スティーブ・ジョブズは座禅しながら、iPhoneを構想したんですよね。めっちゃ関係あるじゃないですか(笑)。
 ちなみにカラフルなものもあるので、あんまり坊主坊主したくない人は、そちらもいいかも。

サンコー公式

iPhone用天然石メノウ数珠充電ケーブル USBCHRM2 【16時締切翌日出荷※祝前日・休業日前日を除く】

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2017.11.20

林家正楽師匠の「かみわざ」

Th_prg_008 うすぐ中学校の文化祭でしてドタバタしております。生徒や担任ほどではありませんが、ワタクシもいちおう弦楽合奏部とコント部(仮)の顧問として、いろいろ仕込んでいるところです。
 コントはだいたいギリギリになって脚本を作ります。今回は新作は一つだけ。さあて、どんなネタにしようかな。
 そんなこともあって、今日もまた、大好きな「お笑い演芸館」でお勉強しました。いやあ、先週の放送はすごかったなあ。 
 出演はナイツ、コント山口君と竹田君、おぼんこぼん、ぴろき、新山ひでや・やすこ、西川のりお・上方よしお、林家正楽、三遊亭好楽、だーりんず、おしどり、ねづっち、手賀沼ジュン。
 それぞれ独自の芸を極めた方々ですよね。単なるお笑いではなく「芸」です。
 まあそれぞれ感心しきりだったのですが、あらためて、特にすごいなあと思ったのは、林家正楽師匠の「かみわざ」ですね。「神業」「神技」「紙技」ですよ。
 もちろんその手先の技もすごいけれども、私は師匠のしゃべりが好きですね。そのあたりを次の動画でお楽しみください。


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2017.11.19

【討論】桜国防戦略会議 『習近平体制と危険水域の日本防衛』

 日は日本武道館にて「自衛隊音楽まつり」を堪能いたしました。
 音楽を通じて、陸海空軍、そして米軍、タイ王国軍が一つになるという、素晴らしいコンサートでありました。
 ちょうどそのお祭りが終わった時間に放送が始まったのがこの番組。今日は朝からこれを拝聴いたしました。
 音楽は音楽。そこには大切な理想的イメージが表現されていたと思いますが、現実は現実です。
 音楽は平和の象徴と思われがちですね。実際は、様々な音の衝突と、その解決によって成り立っています。お花畑な協和音だけの音楽は、幼稚園で卒業です。
 そういう意味では、音楽にも現実が表現されている、あるいは現実の衝突の解決に向けてのヒントが隠されているかもしれません。
 それはそれとして、この討論はなかなか聴きごたえがありましたね。元自衛隊の重鎮の方々を中心に、これほど現実的な討論が聴けるのは、チャンネル桜ならではでしょう。
 今年は北朝鮮や中国の動き、そしてトランプ大統領誕生によって、戦後最大の危機が日本を襲っています。しかし、相変わらず地上波テレビはくだらない芸能ニュースか、せいぜいモリカケ問題に終始。
 戦後日本という国の情けない実態がここにあります。
 ただ、私はいつも書いているように、いわゆる保守派でも右翼ではありません。若い頃は左、途中右、そして、今は様々な賢人との出会いによって、両翼をもって多少は高いところまで飛ぶことができるようになっていると思います。
 つまり、どちらかというと、現実派ではなく理想派なんですね。ですから、こうして現実の最前線で、なかなか理解を得られない、あるいは無関心に囲まれる中で、頑張っておられる皆さんを、心から尊敬します。
 いちおう教育者のはしくれとしましては、未来の日本人である若者たちに、今の現実を知ってもらうだけでなく、その先、50年後、100年後、あるいは1000年後にどういう世界を創っていくべきかを語らねばならない。そういう意味では、夢想家であるだけではだめなんですね。
 だから、現実を無視する地上波や新聞の情報、そして自分が走りがちな夢想とのバランスを取るために、こうして保守系の情報を定期的に得るようにしているのです。
 今、私の心の師匠は思想家仲小路彰です。彼は、まさに現実と理想をバランスよく知っていた人物です。未来という理想から今という現実を観るという方法を、私に教えてくれたのは仲小路彰なのです。
 未来から今を観る、未来からの光で今や過去を照らすことによって、今の現実への対処の方法が変わってきます。あるいは今に対する解釈も変わってきます。そこが重要なんですね。
 そして、私たちが歴史を勉強する、過去に学ぶということは、まさに未来から今を観るのと同じベクトルの演習をたくさん重ねるのです。また、過去のその当時の「今」を生きていた人たちが、どういう未来からその「今」を観ていたのかを学ぶ機会なのです。
 目の前の危機、すわなち「近未来」から今を観ることとともに、「遠未来」から「近未来」を観たり、今を観たりすること、これこそがこれからの私たちに必要なことであり、若者に教えなければいけないことだと思います。
 この討論で示された「近未来」や「今」を、皆さんはどのように受け取るでしょうか。いわゆる自分の視座をどこに置くのか。私たち人間には、その視座を自由に移動させる能力が与えられています。
 音楽の作曲という作業は、実は「遠未来」や「近未来」から(一般的な過去→未来という時間軸からすると)逆算して「今」を構築していくものですね。やはり、音楽には多くのヒントが詰まっていますね。

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2017.11.18

平成29年度 自衛隊音楽まつり 「ONE ~音が結ぶ、ひとつの想い~」

Th_img_0304 日のシン・ゴジラからの奇跡的な展開。まさか、伊福部さんのゴジラのテーマやヤシオリ作戦の音楽を自衛隊の生演奏で聴くことになるとは…。
 そう、実は、自衛官をされている生徒の保護者の方からチケットをお譲りいただき、急遽、下の娘と一緒に日本武道館にて、初めて生で鑑賞(参戦)させていただくことになったのです。
 う〜ん、もう、言葉にならないほど感動いたしました。久々にコンサートで泣きました。冒頭からもうウルウル。
 ウワサには聴いておりましたし、ネット配信では生鑑賞したこともあったのですが、やっぱり生はすごい。すごすぎる。たしかにこれは抽選倍率高くなりますよ。
 譲ってくださった方から、とにかく早めに行って並んだほうがいいとのアドバイスをいただいていたので、仕事を終えてすぐに富士山を発ち、いつもの初台の駐車場に車をとめ市ヶ谷へ。途中靖國神社に立ち寄り参拝しつつ、開演2時間前には現地に到着していました。
 しかし、そこにはすでに長蛇の列が。すごい人気であることがわかります。ちなみに私たちは最終の第5回公演を聴くことができました。これもまた、きっと格別なことなのでしょうね。
 持ち物チェックを受け入場し、早足でなるべく前方の席へ。偶然南東側の前から3列目の席をとることができました。結果としてここが実にいいポジションだったのです。
 もうプログラムの内容一つ一つについて語っていたらキリがありません。また配信された動画をここに貼り付けても、たぶんあの臨場感は伝わらないので、それも割愛します。そうだ、あえて告知動画だけ載せておこう。

 それぞれの音楽隊、太鼓隊、儀仗隊、歌手の皆さん、スタッフの皆さん、本当にみんな素晴らしかったのですが、今日はちょっと違う視点(次元)で感じたことがあったので、それを書いておきましょう。
 ちょうど今日も学校の職員室で、最近の教育現場に足りないものは何かという話をしていたんです。誤解をおそれず言いますが、体罰もだめ、恫喝もだめ、しまいには「指導」すらだめ(「指導死」なんて言葉が登場したため)、ひたすら生徒や親御さんの言うことやることに寄り添えという風潮に、強烈に違和感を持っているワタクシです。
 そうそう、この前、高城剛さんとラジオで対談した時も、「日本の教育現場では150年前からずっと軍国主義、軍隊文化が続いている」と言わせてもらいました。しかし、それはですね、決して「悪い」「ダメ」という意味で言ったのではないのです。実際「これはもしかすると、これから世界に誇るべき、広げるべき文化かもしれない」と言っています。
 いったいどんな教師なんだと言われそうですが、この平和な時代において、軍隊文化はかつてとはまた違った意味、意義を持ち始めていると感じているのです。
 ラジオでも言いましたが、なんだかんだ言って、右派だけでなく左派である日教組やメディアまでもが、「批判」という形をとりながら、あの頃の記憶を忘れないように保存してきたのですね。そこに私は大きな意味を見出します。
 私も少しかじっている、禅の修行にも通じますが、今日、自衛隊の皆さんのお姿を観ていて心震えたのは、統率される、統御される、ある意味強制される、型にはまることによって生まれる全体の美しさと、個性の表出です。
 型にはめることは、没個性につながるどころか、その型(器)からこぼれ落ちる個性を表現することになるのです。このパラドックスは、実は私たちの生活のいたるところにあります。
 学校の制服や校則などもそうなんですね。世阿弥が言う序破急にも通じる人間の智恵がそこにある。
 今日の自衛隊の皆さん、音楽、フォーメーションという型にはまる中で、本当に驚くほどに一人一人の個性を発揮していたのです。これは大げさでもなんでもなく、本当に一人一人に鑑賞移入してしまった。自分でも驚きました。
 ここに日本の文化や教育の本質があるなと、真剣に感じました。大切なモノがある。「コト(カタ)を窮めてモノに至る」という、私の得意な理論が、ここでも証明されているなと思いました。
 だから、私は感動して涙したのです。不自由の中にある本当の自由。一つのカタの中にある無限の可能性。秩序におさまる美しさと、おさまらないエネルギー。それらがたしかにありました。
 「荒魂」が昇華されて「和魂」になるのが、日本の伝統的な文化です。一見、荒々しい、たとえば戦いなどが、より高い次元の平和を生んでいく。武道のあり方や、音楽における不協和音の果たす役割を考えてみて下さい。あるいは日本の歴史における、戦争や災害の意味。そこと常に前線で関わってきた軍隊、自衛隊…。
 教育者の、そして音楽家のはしくれとして、本当に学ぶことの多い2時間でした。人間はすごい。美しい。音楽はすごい。美しい。自衛隊はすごい。美しい。尊敬します。
 あっそうそう、南東側で良かったのは、自衛隊の歌姫、三宅由佳莉さんがすぐ近くで歌ってくださったからです。私の席の周囲もゆかりんマニアがたくさんいて、カメラのシャッターをしきりに切っておりました(笑)。
 また来年もぜひ行きたい。娘もすっかり自衛隊ファンになってしまいました。もしかして自衛官になるかも?
 感謝。感謝。私も地球平和のために頑張りますよ。

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2017.11.17

『シン・ゴジラ』 庵野秀明脚本・監督作品

Th_unknown ちゃめちゃ遅ればせながら鑑賞いたしました。この前ついに地上波でも放送したようですが、ウチはテレ朝が映らないので(笑)、Amazonビデオでレンタルしました。
 なにしろ、公開当時あえてライバル映画(?)の「大怪獣モノ」を観に行き、最近も再びビデオで観てしまったような私なので仕方ないですね(笑)。
 で、結論から言いましょう。やっぱり私はモノ派ですね。モノは2回観ましたが、シン・ゴジラはもう一回観るかなあ。
 結局のところ、私はもう時代についていけないオジイサンなのですね。「君の名は。」の時と全く同じ不快感が残ってしまった。
 つまり、テンポが早すぎる。情報(セリフ・テロップ・映像表現)が多すぎる。今どきのそういうテンポ感に全くついていけない自分にガッカリすらしました。
 テンポが早いために人物描写や心情表現が少なく感じてしまう。実際はちゃんとやってるのかもしれないけれど、読み取れないのです。
 やっぱり庵野さんだから、いわばアニメ風な表現なのでしょう。古臭い日本映画にどっぷり浸かってきた私としては、もうなんだかジェットコースターに乗ってるみたいで、あっという間にワケがわからんうちに終わっていたという感じ。
 まあ、テーマも政治的で面白かったですよ。そうそう、面白いとも、技術的にすごいなとか、そういう感想は持ちしましたよ。
 しかし、なんかモノ足りない。余韻がないというか。もっとじっくり苦労してゴジラを倒してほしいというか。5時間くらいの作品になってもいいと思います。いや、連続ドラマで12時間くらいやってほしい内容の濃さだと思ったのですよ。
 モノ足りたのは、やっぱり昔ながらのお馬鹿さ、無駄の多さで「モノ」の方だったということでしょうか。ごめんなさい、変な人で。
 だから結局、作品が悪いのではなく、私が悪いのでしょう。いちおう、歴代のゴジラを観てきたつもりですが、正直シン・ゴジラが一番消化不良でした。批判もあまりできません(ほかの作品には正直駄作もあります)。
 う〜ん、時代に置いて行かれている感じがしてやだなあ。
 唯一、感心したのは、自衛隊が全面協力していることですね。その自衛隊が、ある意味日本軍らしい、昔ながらのやり方で戦っているのが頼もしかった。素晴らしい。
 昨日紹介した陸軍大将宇垣一成さんが、この映画観たら何て言うかなあ…。

Amazon シン・ゴジラ

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2017.11.16

宇垣一成揮毫「機神社」扁額

Th_img_0205 日のシルクサミット実現のきっかけとなった、下吉田機神社での不思議なできごと。まさかこんな展開となるとは思いませんでした。
 その時は徳富蘇峰の「経天緯地」について書きましたが、今になって「機神社」の扁額こそが、宇垣一成の揮毫であったことに気づきました。
 社内にたしかに「扁額揮毫 陸軍大将 宇垣一成閣下」という札がありましたからね。単純に私が「成」の草書体を知らなかったために、扁額のサインを読めなかったということです。
 宇垣一成は、知る人ぞ知る和平派陸軍人であり、総理大臣になりそこねた人物です。よく言われるように、あの時(昭和11年、12年)宇垣が総理大臣になっていたら、あの戦争が起きなかった…とは言えませんが、かなり歴史は変わっていたでしょう。
 宇垣は和平派であったということで、戦後もマッカーサーらのお気に入りとなりました。
 また、かの仲小路彰とも懇意の仲でした。仲小路が宇垣を叱責し、宇垣が恐縮したというエピソードが伝わっています。そのあたりについては、また後日書きますね。
Th_mig 忙しいので、今日はここまで。あっそうそう、TBSの人気女子アナ宇垣美里さんて、宇垣一成のご親戚らしいですよ。
 それにしても、なんで、こんな田舎の小さな神社に、偉人宇垣一成の書があるんでしょうね。徳富蘇峰との関係も調べる必要がありそうです。

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2017.11.15

横田めぐみさん拉致から40年

Th__20171116_113251 日で40年。40年ですよ。あまりに痛々しい残酷な現実です。
 何度か書いているように、めぐみさんと私は一緒に遊んだ幼なじみです。たまたま、父親の仕事が同じで、同じ社宅に住んでいた時代があったのです。
 ですから、この拉致事件は全く他人事ではありません。教員になってからも、常に自分のことのように生徒たちにこの不条理すぎる現実について語ってきたつもりです。
 しかし、私のできることは、せいぜいそのように語り継ぐこと、あるいは毎日ブルーリボンをつけることくらいしかありません。悔しい気持ちでいっぱいです。
 5年前、こちらに書いたように、横田滋さん、早紀江さんに45年ぶりにお会いしました。その時は、ちょうど私も安倍昭恵さんと出会った直後でしたし、その年末には政権交代があり安倍政権が再誕生しましたので、横田ご夫妻も私も正直大きな期待を抱いきました。
 しかし、その後5年間、ほとんど解決に向けての進展はありません。途中、時々良き情報が漏れ聞こえてきましたが、最近ではそれも途絶えてしまいました。
 横田ご夫妻もお年を召されました。ご夫妻はウチの両親とほぼ同い年です。ウチの父親もここ5年ですっかり衰えました。母親が気丈に頑張っている姿もかぶって見えるところがあります。
 なんとか、いや絶対にご両親がお元気なうちに、愛娘との再開を実現しなければなりません。
 本当に私にできることは祈ることくらいありません。もう一つあるとすれば…いずれせよ、ある意味自分の人生の集大成として、めぐみさんの帰国の実現に全霊を注いでいきたいと思います。


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2017.11.14

スマホに免許制を!?

Th_2014100210 もスマホ(iPhone)のない生活が考えられないほど、スマホに依存しています。
 もちろん便利だからそうなるのであり、私たちが世界中の人たちの脳みその中の情報を共有できるという意味で、インターネット端末をポケットに携帯することになったということは、あまりにも画期的なことです。
 その反面、「なんでもできる」「なんでも教えてくれる」という意味でのマイナス面も指摘されていますし、私たち自身も実は体感していますよね。
 それについていちいち書きませんが、全体としてそうした危険を回避するために、私はスマホの免許制を提案したいと思っていました。
 で、今日それをここに書こうと思ったきっかけは、職場でそういう話になったからです。中高生がスマホを使う問題点だけでなく、最近近所でもあった教員による盗撮事件に関しても「スマホがなければ起きなかったよな」的な話をしたんです。
 スマホは、先ほど述べたように脳みその拡張デバイスです。かつては妄想にすぎなかったことが実現できてしまう。
 それは、たとえば自動車が身体の拡張であることと似ています。メリットがある反面、デメリットもあるわけです。
 だから、自動車の運転には免許制が採用されている。間違った使い方をすれば命を奪う可能性がありますし、ルールに則らなければ社会に混乱をきたします。
 現在のスマホの状況はそれに似ているように感じるのです。それも一気に世界中に広がったために、ルールの整備もままならない状況です。
 脳みその拡張は、すなわち身体の仮想的な拡張にもつながります。どこへでも行けてしまうし、現実世界の撮影や録音、録画なども可能。擬似的なコミュニケーションも、あるいはディスコミュニケーションも簡単にできてしまう。
 また、子どもたちに、違法ダウロードなどの犯罪行為を簡単に許してしまう環境を与えてしまっているのも事実です。
 車の免許に年齢制限があるのと同じように、スマホにも年齢制限が必要かもしれません。現代の子どもたちは、免許も持っていないのに、便利で危険な自動車を親に買ってもらって、勝手気ままにルールも知らず公道を走り回っているようなものです。
 このように、スマホの持つ便利さと危険は、自動車のそれらと重ねて考えるとわかりやすくなり、そして、そこにルールの策定や、免許制の導入、モラル・リテラシー教育などが必要であることを実感できるようになります。
 もしかすると法整備が必要かもしれません。それに伴う罰則、あるいは違反金、点数制度などもありかもしれません。
 そのうち、中学生が無免許スマホで補導されたり、大人がなにか事件を起こして免停になってスマホ没収されたり、そんなニュースが流れる日が来るかもしれません。
 というか、その方が正常なのかもしれません。ある星ではかつてそうであったと聞いています(笑)。

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2017.11.13

マグネット式 ライトニング iphone 充電ケーブル

Th_617gkc3fll_sl1001_ 日も軽いネタで。
 iPhoneを充電するLightningケーブル、皆さんも結局何本も購入しているのではないでしょうか。純正のものが破損しやすいですからね。
 で、世間では編み込み式の高強度のものが売れていますが、それもまた安いものはけっこう壊れる。あるいは断線して通電しなくなる。
 特にウチの上の娘はとってもモノの扱いが雑で、ケーブルを持って引っこ抜くなんてことが多くて、今までにも何本ものケーブルをダメにしてきました(笑)。
 私はかなり丁寧に扱う方なんですけど、それでも毎日何回も抜いたり挿したりしていると、ある日突然使えなくなったりするんですね。
 そんなわけで、今回はマグネット式のものを買ってみました。
 実は上述の理由のほかに二つ事情があります。一つは、今iPhone8に装着しているバッテリー内蔵ケースの端子部分が作りが貧弱で、なんだかすぐに接触不良を起こしそうな予感がするんですよ。それでケースには先端部分を常に挿しておくと。
 さらにもう一つ、「急速充電」のことがあります。いや、急速充電したいということではなく、その逆です。
 iPhone6はいつでもどこでも2A以上の電流を流して急速充電してきたんです。そうしたら、バッテリーが一気に死んでしまった。おそらく急速充電のダメージがあったのだと思います。
 人間と同じで、無理やり詰め込むとどこかに無理がかかって、ある日突然病むと。
 このマグネット式ケーブルは、「急速充電対応」のようなことを謳っていますが、実際には1Aでの通電となる仕様のようなので、あえて普段はこれで充電しようと考えたわけです。
 充電器自体は急速充電対応のものなので、いざという時は普通のケーブルをつないで急速充電する。普段、たとえば寝ている時は、このマグネット式ケーブルでゆっくり充電してやると。
 着脱はなかなか快適にできます。久々のゆっくり充電に、ちょっと最初はイライラしましたが、慣れればどうということはない。
 ただ、ちょっとケーブルが硬めなので、早く動かすとはずれてしまうことがあります。また、通電状況を示すLEDが明るすぎて寝ている時まぶしいので、私はガムテープみたいなものを貼って暗くしました(笑)。
 安い製品ですので、それこそどの程度持つのか分かりませんが、充電するタイミングや場所が決まっている人は、ちょっと試してみるのもいいのではないでしょうか。

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2017.11.12

昭和アイドルデビューメドレー

 週が、公私ともにあまりにも忙しすぎて(楽しすぎて)、今日は思わずゆっくりいたしました。
 今朝5時前に東京を出まして、山梨の富士山に帰って来ました。まさに朝帰り。昨夜が濃すぎた(それでも一つイベントがキャンセルされた)。
 で、すぐに甲府へ。下の娘の公私にわたる用事につきあいつつ、一人になると車の中でまったり日なたぼっこを楽しみました(笑)。
 その間、つい見入ってしまった動画がこれ。
 この前も、岩崎良美『青い珊瑚礁』 河合奈保子『赤と黒』 松田聖子『愛してます』を紹介しましたが、昔はお互いの曲を歌い合うこともけっこうありましたね。
 それがまたみんな上手い。もちろんライバル心のようなものもあるでしょう。そうとう歌い込んで来ていますよね。本家を越えんとしている。
 今日はですね、自分の曲です。それもデビュー曲。懐かしいテレビの画面もいいじゃないですか。皆さんもぜひお楽しみください。
 みんな個性的だなあ。歌がいまいちな人もいますが(それでも今だと平均以上?)、それは可愛さでカバー。個性も立っているし、まあとにかく濃い時代ですわ。

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2017.11.11

地球のむすび〜未来の光

Th_img_0114 日、椿山荘東京にて友人の結婚式がありました。
 仕事柄たくさんの結婚式に参列させていただいておりますが、今日は本当に格別な感動をもって大切な時間を共有させていただきました。
 ご臨席されたゲストの皆さんのメンバーのすごいこと。私たち夫婦は、たまたま今回の結びのご縁を作る、そのまたきっかけを作る立場であったためご一緒させていただきましたが、本来ならばこのようなそうそうたる皆さまの末席を汚すことはできないはずです。
 しかし、不思議なご縁ですね。お祝いの挨拶の中で、総理夫人も私たち夫婦の名前を出してくださりました。2年前のあの日、まさかこのような素晴らしい「むすび」が生まれるとは、正直夢にも思いませんでした。まさに、神様に導かれ、大切なお役目をさせていただいたのだなと、ひたすら感謝であります。
 本当に、このご結婚は、日本の、地球の、宇宙の弥栄のために、実に重要な「結び」「産び」であります。新しい時代の幕開けにふさわしい「融合」であり「昇華」ですね。
 世界の「モノ」世界、「コト」世界、そしてその両方を扱う世界で、まさに最先端、最高峰の皆さんも、きっと私と同じ予感をもってこの式に臨んでいたことでしょう。
 ワタクシも、おかげさまで旧交を温めさせていただき、また新しいご縁をたくさんいただき、ますます自らの天命を確かなものとすることができました。
 日本の、地球の、宇宙の未来を照らす光。そして、その中心に富士山があるのだということも確認いたしました。そしてまた、音楽の重要性をも再確認。
 お二人、本当におめでとうございました。そして、ありがとうと心から申したい。
 そして皆さん、ぜひ富士山へ遊びにいらしてください。未来へのデバイスをたくさん用意してお待ちしております。

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2017.11.10

セパブル封筒

Th__20171113_110943 は初めて実物を見ました。ある企業から送られてきました。これはたしかにいいアイデア。
 ビジネスなどでよく使うA4書類がすっぽり入る大きさの封筒。角形2号って言うんですか?これってたしかに大量に出回っているけれど、ほとんどリユースされることはないじゃないですよね。
 その下半分を長形3号に近い封筒としてリユースするというのが、このセパブルのコンセプト。たしかに角形2号の短辺はほぼ長形3号の長辺になりますね。ナイスアイデア。
 実際切り取ってみて作ってみましたが、充分立派な封筒になりました。
 そして、角形2号って面積が広いために、案外宛名とかを書くのが難しい。バランスがとりにくい。これが、最初から下半分近くがリユース用になっていると、上半分におさめれば良くなるので、気持ちよく書けるんですよね。
 たしかにこのセパブルを公式に使っていると、企業としては環境意識が高いという良いイメージを与えることができますよね。
 それから、返信用封筒として使ってもらうという手もある。たとえば、ウチの学校も受験の出願では、長3をそれぞれ受験生に用意してもらうんですが、これを使ってもらうという手もありますね。こちらとしてもサービスとなるわけです。
 全ての角形2号がこのようになると、長形3号が売れなくなっちゃうかもしれませんが、これからの時代、こういうちょっとしたアイデアが革命を起こし、新しい常識を生む可能性がありますよね。
 ほかの分野でもきっと、いろいろな無駄が常識化しているのかもしれません。いろいろ考えてみるのも面白いですね。

ムトウユニパック公式

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2017.11.09

アナザーストーリーズ 運命の分岐点 『手塚治虫 ブラック・ジャックからの伝言』 (BSプレミアム)

Th__20171110_92109 近娘たちとよく観る番組「アナザーストーリーズ」。この前の長嶋茂雄も良かった。
 おととい放送されたこの手塚治虫の回の録画を夕飯を食べながら観ました。これがまた良かった。娘たちも感激しまくってました。
 と、このように、リアルタイムでチャンピオンを読んでいた私と、その娘が完全に共有できるというのが、名作の証拠であり、時代を超えた普遍性そのものですね。
 出版側の壁村耐三さんや岡田三司さんの話もすごかったし、鎌田實さんをはじめとする現代医療の先端を走る現場の医師たちの証言も貴重。
 そして、映画監督大林宣彦さんの、彼らしい手塚論、手塚作品論も聴きごたえありましたね。
 来週の月曜日13日18時から再放送があるので、未見の方はぜひ御覧ください。
Th__20171110_94118 娘たち、番組を見終わるやいなや飛んでいって、ブラックジャックをむさぼるように読み始めました。
 ちなみにその単行本は、私が小学生の時、お小遣いをはたいて買ったものです。名前が書いてあるぞ(笑)。
 私も何度も何度も読み返した記憶があります。娘たち、「汚いなあ、なんかベタベタしてる」とか言ってましたが、それくらい読みこんだってことですよね。
 当時、私もお医者さんになろうかと思った記憶があります。しかし、たしかにそこには医者の影の部分もたくさん表現されていましたから、なんとなく「やっぱりいやだな」と思ったのも事実でした。
 命の重さ、命を扱う仕事の崇高さと難しさ、それを少年の私もしっかり受け取っていたんでしょうね。
 毎度毎度同じ話になってしまって恐縮ですが、本当に「昭和の男たち」は濃かったなあ。
 娘たちから「いいなあ、こんな時代を過ごせて」とうらやましがられます。もちろん嬉しい。けれども、今の若者たちがなにか時代に物足りなさを感じているとしたら、それはそれで私たち大人、かつての少年であった世代の責任なのかなとも思うのでありました。

アナザーストーリーズ公式


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2017.11.08

「ら(ra)抜き」か「ar抜き」か

20171109_123234

 イッターを眺めていたら、「ら抜き言葉」は実は「ar抜き言葉」だという説が流れてきました。まるで大発見のように騒ぎになっている。
 二松学舎大学の島田泰子教授の発表の画像(上)が騒ぎの発端のようですね。
 実はそういう説は最近出てきたわけではありません。私は、もう20年くらい前に東京外国語大学の井上史雄先生の本で読んだ覚えがあります。
 つまりこういうことですね。

書かれる(kakareru)→書ける(kakeru)

 というような可能表現の変化と同様に

見られる(mirareru)→見れる(mireru)

 というような過程を通じて、いわゆる「ら抜き言葉」ができたと(つまり言葉の乱れとかではない)。
 これはいかにも外国語大学の言語学の先生たちらしい発想です。音素で見ている。
 (旧)国語学者にとっての最小単位は「文字」なので、「ら抜き」という発想になった。私もどちらかというとこちら側の人間です。
 つまりワタクシとしてはですね、「ar抜き」というのは、なんだかしっくり来ないわけです。生活感として(笑)。音素とかローマ字表記とか絶対考えてないし感じてない。語頭ならまだしも語中の、それも二つの仮名をまたいでの音素の連続はなあ…。
 たしかに結果としてそうなっていますが、仕組みというかプロセスとしては、もうちょっと原始的というか、庶民的なのではないかと思うわけです(笑)。
 ずいぶん前になりますが、私はこちらに可能動詞の発生について書いています。「書き+得る=書ける」説ですね。
 ら抜き言葉はそれに引かれて、「見れる」とか「食べれる」とかになったと。つまり、「書く→書ける」のように、終止形の語尾の最後の音をエ段にして「る」につなげた(見る→見れる、食べる→食べれる)という説であります。
 こっちの方がずっと身近な感じがしませんか?
 実際のところ、これに限らず日本語の文法や音韻については、言語学と日本語学(旧国語学)で全然違うことやっていて、相変わらず相手を認めないようなところがあるんですよね。ま、もしかするとどっちも正しい、あるいはどっちも間違っているのかもしれませんが。
 それにしても「ra」と「ar」じゃ、裏返しというか逆さまですよね(笑)。なんとも面白い。
 

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2017.11.07

シルクサミット 2017 in 富士吉田(2日目)

Th__20171108_114942 日もまた、 夢のような、いや夢が現実になった一日でした。
 シルクサミットの二日目、地元見学会も大変好評でした。そして、見学バスツアーの最後、北口本宮冨士浅間神社の神楽殿において、人間国宝野村四郎先生による舞囃子「羽衣」が奉納されました。
 これが本当に神がかった素晴らしい舞台でありました。言葉では説明できません。
 素晴らしい青空、富士山、雲、紅葉、そして人々。あまりに完璧な環境の中で、四郎先生は完全に「偽り、疑いのない天女」になっていました。
Th_img_0068 神々もお喜びだったのでしょう。それこそ白妙のような、また白龍(はくりょう)のような雲が現れては消え、流れ、舞い、謡っておりました。
 これこそ、本当の「能」に違いありません。御神事、奉納、モノを招くという意味での「ものまね」。
 このような奇跡的な場、時間をご用意でき、またその中に生きさせていただいた感動、感謝、喜びは、おそらく私の人生において最高のものとなるでしょう。これを超える体験はあるのでしょうか。
 直会におきましても、四郎先生から大変深いお話をうかがうことができ、最高の学びをすることができました。こんな幸せがあるでしょうか。
 間違いなく何かが変わりました。富士山の神々のはたらきが変わりました。絹織物に象徴される、日本の、いや世界の文化が、新たな発展と成熟を迎える予感がいたしました。
 野村先生はじめ出演者の皆さま、そして神社の関係者の皆さま、協賛くださった皆さま、さらにはこのご奉納にともに参加してくださった皆さま、本当にありがとうございました。

Photo

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2017.11.06

シルクサミット 2017 in 富士吉田(1日目)

Th_img_0101 参加くださった皆様、運営に尽力された皆様に心より感謝申し上げます。
 本当に「富士吉田らしい」素晴らしい会合になったと思います。特に発表者の方々の、現場の「思い」や「愛」には心打たれました。
 過去、現在、未来という経糸に、人々の心や生活という緯糸が挿し入れられ、美しく壮大な歴史が織りなされていくのですね。
 特に「甲斐絹」の、名前を取り戻す物語は感動的だったなあ…生き物と同じで、ピンチの時こそ外部、他者のエネルギーを受け入れ、新たな進化を遂げていく…そんな富士吉田の新たな胎動を感じました。
Th_img_0082 我が富士学苑中学校の生徒も立派に研究発表をしてくれました。
 NHKのローカルニュースでもご紹介いただきました(こちらでご覧になれます)。
 私の個人的な妄想、夢から始まったこのイベント。こんな形で大成功を収めるとは思いませんでした。全て皆様のおかげさまです。本当にありがとうございました。

2017_2

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2017.11.05

TechTool Pro 9.5 (Micromat)

Th_texhtoolpro95_01 日、愛機MacBook ProのHDDを交換しました。なんだかんだ丸一日かかってしまいました。
 そして、今日はまた丸一日かけてメインテナンス。おかげで非常に快調になりました。
 ハードディスクを交換して、かなり快適になりましたが、まだ起動に時間がかかったり、時々レインボーカーソルが回ったりしていたので、ここで思い切って全体的にメインテナンスしました。
 使ったのがこのTechTool Pro 9.5。ずいぶん前からお世話になっている定番のMacメインテナンスツールですね。
 各種テスト、ツール、全てやってみました。デフラグなどにはめちゃくちゃ時間がかかりましたが、そのおかけでまるで新品のような速さ、スムーズさになりました。
 Macは断片化が起きないという伝説がありますが、実際にはけっこうバラバラになってましたね。
 正直、何が起こっているのか、原理的なことはさっぱり分かりませんが、たしかに体感的にすっきりした感じがします。それもなんとなくではなく、かなりはっきりと。
 特に昨日も書いた「egword」は起動が安定しました。いざというとき起動しなかったりして苦労していたんですが。
 昨日書いたように、Macは本当に長持ちします。メモリーやHDDの交換も簡単にできますし、時々こうしてソフト的にもメインテナンスしてあげれば、それこそ10年は余裕で使えますよね。
 愛機MacBook Pro 2012にもまだまだ頑張ってもらいます。

アクト・ツー公式

Amazon アクト・ツー TechTool Pro 9.5 - パッケージ版

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2017.11.04

HGST Travelstar 1TB 7200rpm 32MBキャッシュ SATA HDD

Th_51ep5pu6l_sl1200_ しい時に限ってパソコンの調子が悪くなるということはよくあること。
 愛用しているMacBook Proは2012年製ですので、製造から5年たち、やはりHDDが調子悪くなってきました。750GBの容量もあと少しで満杯。ということで、急遽内蔵ハードディスクを交換することにしました。
 あんまりお金がないので、容量は1TB。ただ多少速さも体感したいということで、5400rpmから7200rpmにしてみました。
 メーカーは故障率が低いとされるHGST。

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 さっそくMacBookを分解しまして交換いたしました。
 ところがここからが大変でした。普通にコマンド+RでTime Machineからの復元をしようとしたのですが、なぜかうまく行かない。最初っからエラーが出てしまう。
 結局半日試行錯誤した末、結局ネットワークからOSXを復元(Mountain Lion)し、その上でTime Machineからデータを移行してなんとか成功。実質24時間かかってしまいました(苦笑)。
 苦労はしましたが、そのおかげか、たしかに起動も早くなったし、動作も機敏になり、なによりHDDの動作音が小さく(聞こえなく)なりました。
 これでしばらくはMacBook Proも現役バリバリで使えるでしょう。ちなみにウチで活躍している3台のMacBookは、それぞれ2007年製、2008年製、2012年製であります。いやあ、Macってすごいなあ。長持ちだし、性能的にもなかなか古くならない。素晴らしい。
 ちなみに親指シフト&ワープロソフト「egword」愛好者としては、最新OSに移行できないという事情もありまして、古いMacを使っているのでありました。
 あっそうそう、もう無理だと思っていた「egword」が近々復活するんでよすね!久々の朗報です。「egword」がないと仕事も趣味もできませんから。

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2017.11.03

明治節(唱歌)

 日は文化の日。明治天皇のお誕生日です。
 すなわち、明治時代には天長節、大正時代以降は明治節と言われていましたが、戦後GHQの干渉により文化の日となりました。
 それはそうと、大正天皇のお誕生日8月31日が祝日ではないのはなんででしょうね。言うまでもなく昭和天皇のお誕生日は昭和の日として祝日になっています(こちらの記事参照)。大正天皇はいろいろと謎の多いお方であります。
 さて、11月3日が明治節と呼ばれていた昭和3年、「明治節の歌」が制定されました。今日はその歌を聴いてみましょう。
 作詞は堀沢周安(ちかやす)、作曲は堀江秀(ひいづ)。公募作品だそうです。作曲法としては、完全に西洋風。アウフタクトで始まり、属調への転調など、キリスト教の賛美歌の影響が感じられます。作曲者は東京音楽学校卒のようですから、当時のドイツ式音楽教育を受けたのでしょう。

Img_0045

 まあ、いい曲ではありますね。特に歌詞は美しい日本語です。
 平成の歌姫?初音ミクが歌った動画がニコ動にありました。明治天皇はもちろん、作詞家も作曲家も、80年後にこんな日が来るとは思いもよらなかったでしょうね。

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2017.11.02

岩崎良美『青い珊瑚礁』 河合奈保子『赤と黒』 松田聖子『愛してます』

 れは貴重な映像ですなあ。
 当時のワタクシは完全なる聖子派だった(今でも大ファンです)のですが、最近、河合奈保子の歌のうまさ&可愛さを再認識しているところであります。岩崎良美ももちろんうまい。
 この頃のアイドルがいかに本当の「タレント(才能者)」であったか、よくわかる動画ですね。歌唱力は本当に三人、甲乙丙つけがたい。そして、それぞれに独特の可愛さも持っている。
 それぞれの持ち歌、それも大ヒット曲をこうして本人の前で堂々と、それもそれぞれ自己流に消化し直して歌ってまうわけですから、今の歌謡界、特に女性歌手はしっかりしてよ、という感じです。
 それにしてもですね、やっぱり楽曲の質の高さがすごいですよね。三曲とも本当に名曲です。こうして改めて聴いてみると「赤と黒」は素晴らしいですね。
 つくづく自分は少年、青年時代にアイドル全盛期を過ごさせていただいて良かったと思う次第です。とは言え、当時はアイドル歌謡は否定していたんですがね(笑)。
 まあ、今、この歳になって青春を初体験しているかのようで、得してるといえば得してますよ。いい時代に生まれ、育ち、年取りましたな。
 疲れたらYouTubeで昭和アイドル三昧(笑)。最高です。
 あと、やっぱり生演奏がいいですね。うまい。

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2017.11.01

告知! 人間国宝 野村四郎師 富士山に舞い謡う

 ルクサミットの二日目の超スペシャルなイベントです。
 人間国宝の能楽師、野村四郎さんが、浅間神社の神楽殿で「羽衣」を披露してくださります!
 夢のような舞囃子ご奉納です。ワタクシも僭越ながら解説をさせていただきます。
 鑑賞無料ですので、ぜひお時間のある方はおいでください。またとない貴重なご神事になることと思います。

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