さきの選挙を総括
明日でちょうど一週間になります。自民大勝で終わった今回の衆議院選挙。
本当に与党が勝ったのか、野党が自滅したのか。シナリオ通りだったのか。それとも…。
地元山梨2区の、全国とは全く違った次元でのデッドヒートもまた、それはそれで大変でしたが、まあ、今日は全国のレベルで復習してみましょう。今日放送された番組から。
まず、BSフジのプライムニュース総集編。辻元さんは何を語るのでしょうか。
今回、希望と立民、そして民進系無所属の票を合わせると…という話も聞きますが、民進党のままだったら、もっと大敗していましたよ。分かれたから票が増えたという皮肉。
いずれにせよ、今回の選挙の良かった点は、与党が大勝したということではなく、旧民主党という日本政治史最悪の野合集団がようやく本格的に解体されたということでしょう。
これでようやくまともな野党が生まれる土壌ができました。そこをもっと評価すべきでしょう。そして、それを「意図的に」促した小池百合子さんも、後世高く評価されると思いますよ。「排除」も含めてあの方法しかなかったのですから
自民を利したということではなく、長い目で見れば国民のため、国のために汚れ役を買って出たというふうにも考えられます。GJでした。
さて、ガチガチの保守の人たちはどういう感覚で、この選挙とその後を考えているのでしょう。こちらの番組も面白かった。憂国のあまり、悲観的にさえなってしまう人もいたり、愛国の裏返しで他国憎しになってしまうこともある。
これはこれで、保守の限界でもあるでしょう。保守もリベラルも、今までのようなスタンスでは、どうもダメなようですね。保守再編、リベラル再編ではなく、もっと高い次元での再編、融合が必要な時代なのでしょうか。
| 固定リンク
「ニュース」カテゴリの記事
- 『コロナ後のシン・ニホンとは?』 安宅和人・落合陽一・宮田裕章(2021.03.06)
- (マイナスな)コトタマは恐ろしい…(2021.02.25)
- 天覧授業(2021.02.23)
- 福島県沖でM7.3(2021.02.13)
- 追悼 チック・コリアさん(2021.02.12)
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- キャンディーズ 『哀愁のシンフォニー』(2021.03.03)
- 『曼荼羅』 石堂淑朗 脚本・実相寺昭雄 監督・冬木透 音楽作品(2021.02.28)
- 『波の盆』 倉本聰 脚本・実相寺昭雄 監督・武満徹 音楽・笠智衆 主演作品(2021.02.27)
- いろいろな「二・二六」(2021.02.26)
- 『ユメ十夜』実相寺昭雄・松尾スズキ・天野喜孝ほか(2021.02.22)
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 『コロナ後のシン・ニホンとは?』 安宅和人・落合陽一・宮田裕章(2021.03.06)
- 『ゲンロン戦記ー「知の観客」をつくる』 東浩紀 (中公新書ラクレ)(2021.03.01)
- 『曼荼羅』 石堂淑朗 脚本・実相寺昭雄 監督・冬木透 音楽作品(2021.02.28)
- 保守とリベラル、全ての多様性を奪ったSNSの功と罪【東浩紀×ホリエモン】(2021.02.24)
- 『レモンのような女 第2話 私は私―アクチュアルな女―より』 実相寺昭雄監督・岸恵子主演作品(2021.02.20)
コメント