祝!世界文化賞受賞 ユッスー・ンドゥール
高松宮記念世界文化賞の発表がありました。今年もまたなかなか個性的な方々が受賞したようです。
第29回 高松宮殿下記念世界文化賞 受賞者
■ 絵画部門 シリン・ネシャット (イラン/アメリカ)
■ 彫刻部門 エル・アナツイ (ガーナ)
■ 建築部門 ラファエル・モネオ (スペイン)
■ 音楽部門 ユッスー・ンドゥール (セネガル)
■ 演劇・映像部門 ミハイル・バリシニコフ (アメリカ/ラトビア)
正直、あまり詳しく知らない人ばかりですが、音楽部門のユッスー・ンドゥールはよく知っています。と言いますか、彼が世界文化賞を受賞するとは思いませんでした。それだけこの賞の懐が広いということでしょう。
ご存知のようにユッスー・ンドゥールは、セネガルの歌手。ワールド・ミュージックの世界ではたしかに神様のような人です。
私たち日本人も、どこかで彼の音楽を耳にしていることでしょう(CMやBGMで)。
昨年、こちらに書きましたように、ここのところ毎日記事に登場している天才仲小路彰が、間接的にではありますがこの賞に関わっています。
ノーベル賞を補完する形になっているこの賞の重みは、ある意味主催者といえる日本人が一番よくわかっていないかもしれませんね。
おそらくユッスー・ンドゥールも大変喜んでいることでしょう。
受賞を祝福して、彼のライヴ映像を観てみましょう。まさに黒人のスピリットがワールドスケールに昇華されているのがよく分かります。
前近代的とも言えるリフレーンが、なぜか新しく聞こえる。バロック以前の音楽が好きな私にとっては、彼の音楽はまさに古くて新しい。いいですね〜。
派手に鳴り響くDX7の音もまた、なぜか新しくて古く感じられるのでした。
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