メキシコでM8.2・秋田で震度5強
メキシコで巨大地震が発生しました。太陽嵐と地震の関係については懐疑的なワタクシでありましたが、この巨大地震、そして夜の秋田県大仙市の震度5強などを見ると、なんだか単なる偶然とは思えなくなってきますね。
自然、大宇宙のことは、人間はほとんど分かっていない…いつかの地球物理学者とのバトルを思い出しつつ、やっぱり「モノのあわれ」ってそういうことなんだよなと痛感しております。
ところで、昨日の記事のノリで物語を紡いでみると、また妙な偶然があることに気づくんですよね。
あまりニュースになりませんでしたが、実は昨日、メキシコ政府が北朝鮮大使を国外追放にしているんですね。核実験やミサイル発射に反発する形で。
これは国際的にも非常に珍しいケースです。なぜメキシコがという感じ。かつては正男さん暗殺の件でマレーシアが断行したくらい。メキシコが基本的にまじめな反核国だからということになると思いますが、駐メキシコ大使を「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましくない奴)」と称したところからも分かるとおり、政府あげて北朝鮮嫌いという感じもあるようですね。
で、ここであまりに自由な発想を持つ陰謀論者などは、「これは北朝鮮が対抗措置として地震兵器を使ったのだ」とか言い出しそうですよね。なにしろ、北朝鮮は人類で唯一、国民が太陽に降り立った経験のある国ですから(笑)。とすると、今回の巨大フレアも…?
ま、死者も多数出ているようなので、冗談はこれくらいにしまして(しかし大きなスケールは忘れないで)、環太平洋造山帯(火山帯)として考えると、メキシコと日本は兄弟のようなものです。
メキシコで起きることは日本で起きると言っても、決して間違いではありません。私の計測している富士山ラドン濃度も、ある意味環太平洋造山帯(火山帯)の動きを見張っているとも言えます。
また、秋田の地震についても、あのあたり(大仙市)は、大正3年の秋田仙北地震(強首地震)の震源地に隣接しています。直下型のM7以上の地震で推定震度7の揺れがあり、94人が亡くなりました。その地震の際も、活発な前震活動があったようですが、今回の震源地付近でもここ数年小規模地震が継続的に発生していました。
今回のM5.3が本震であるという証拠は何もありません。私たちは熊本地震で大切なことを学んでいるはずです。決して油断をしてはいけません。逆に最悪の状況を想定して準備をしておかねばなりません。
すなわち、内陸のみならず、海域での巨大地震についても、「いつ起きてもおかしくない」と警戒しなければならないのです。それも地域を限定せず。なにしろ日本列島はすべて環太平洋造山帯(火山帯)の一部なのですから。
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