キース・ジャレット 『カーネギー・ホール・コンサート』より part 7
今日は仕事が終わってから東京に行って帰ってきました。武蔵境でテレマンの「4本のヴァイオリンのためのコンチェルト」の練習というか音出し。楽しかったなあ。
特に、めったに演奏されない第4番イ長調を古楽器で音にできたことに満足。というか、おかしすぎて(?)笑いが止まらなくなって酸欠で死にそうになる奏者が出るほど面白かった(笑)。あの曲、なぜ演奏されないのか分かりましたよ。テレマンなりのユーモアなのかも。
で、行き帰りの車の中で何度か聴いたのがこの演奏。
2005年秋に行われたカーネギー・ホールでのコンサート。病気から復帰して初めてのアメリカでのソロ・ライヴです。
その中の1曲。キースのソロの一つの形式として、このような「繰り返し系」、すなわちシャコンヌやパッサカリアのようなバロックの変奏曲に近い、ダンスやブルースを基調とした音楽です。
一聴して分かるとおり、このコード進行はビートルズのレット・イット・ビーとほぼ同じ。ビートルズもそうであったように、ヨーロッパ的、キリスト教音楽的な和声の上に、ブルージーな旋律を乗せるという、いわばゴスペル風な展開になっています。
こういう即興ピアノ・ソロができたら楽しいだろうなあ。久々にピアノ弾いてみようかな。
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