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2017.07.10

田中英道 『リベラリズムの蛮性』

 ャンネル桜シリーズが続きます。これも大変共感したので紹介します。
 いちおう私は自称、いや他称リベラリスト。家庭内リベラリストと言われています(笑)。
 いや、本当のリベラリズムは、もちろん現代社会においては非常に重要な価値を持っています。しかし、それはあくまで「本当の」リベラリズムのことですし、私がもしリベラリストと言われるなら、「本当の」意味で言われたい。
 ところが、もうお気づきのとおり、最近の日本ではいわゆる「保守」の反対側を「リベラル」というようになってしまった。
 これはよくありません。左翼とリベラリズムは基本的に関係ありません。正直、カタカナ語によるごまかしだと感じます。
 そして、左翼陣営がその「ふわふわ言葉」の衣を着て、自らの暴力性を隠す、あるいは自己肯定する場合があります。田中先生の指摘のとおりです。
 リベラルを自称する人に限って、口汚く相手を罵倒したり、裏で無言の恫喝をしたり、あるいは相手を陥れる罠をかけたりする。まさに武士道にもとる…もともと武士道否定か(笑)。
 というわけで、なるほど田中先生のおっしゃる「日本人にはリベラリズムは必要ない」というのは、歴史的、文化的に見ても納得できますね。
 今こそ聖徳太子の「和」ですよ。それについても田中先生が最近素晴らしい本をお書きになったので、また近く紹介します。仲小路彰の聖徳太子論とよく似ています。

Amazon 日本人にリベラリズムは必要ない。「リベラル」という破壊思想

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