牛は草しか食べないのに、なぜ「肉」の塊なのか?
明日から岐阜は美濃加茂市伊深の妙法山正眼寺にてプチ修行です。
今日は前日に美濃加茂市入りし若手教員と飲みに行きました。結果として、その時の話題が今回の修行のテーマと重なってきたわけですが(笑)、なかなか楽しい夜ではありました。
で、なんの話をしたのかと言いますと、簡単に言うと「なんで牛は草しか食べないのにあんな霜降り肉になったり、牛乳を出したりするのか」ということです。
ま、ご存知の方もいると思いますので、答えはあえて書きませんが、現象としてはたしかに不思議ですよね。まるで錬金術です。
というか、論点としてはですね、私たち人間はずいぶん退化しているのではないかと。1日3食バランスよく、30品目食べましょうとか、そんなふうに言ってるのは人間だけです。
牛なんか超偏食ですよ(笑)。ベジタリアンといえばベジタリアンですが。
ま、とにかくですね、象なんかも草しか食べないのに、あんなに大きい肉の塊になる。これは不思議ですよね。
で、雲水さんは精進料理しか食べませんから、基本ベジタリアンです。太りはしないけれども、肉がなくなってしまうことはない。かと言って、人間は牛のように体内に特殊な微生物を飼っているわけではありません。
そのあたりの仕組みについては、実は科学的にはまだわからないところもあるようです。
考えてみると、その草というか植物というのは、太陽の光エネルギーを光合成して栄養分にしている。つまり、肉のもとは草、草のもとは太陽光ということで、全ての生物(食べ物)は太陽の恵みということになります。
光合成もある意味では錬金術です。人工光合成もまだ成功していません。ある意味、植物や動物が当たり前にやっているエネルギー変換(物質変換)を、人間は自らの手でできないということですね。
やはりそこには「神」の意思や技術が働いているのでしょう。それ、すなわち科学の補集合の部分が宗教になったり、物語になったりするのだと思います。
というわけで、お寺で動物の肉を食べないというのはどうかと。もとは草なんだから。いや、太陽の光なんだか。というのが、今日の飲み会の結論でした(笑)。
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