「若者のすべて」@富士吉田市夕方6時のチャイム
今日は月江寺にて宿泊座禅。ちょうど薬石(夕食)前の座禅中に防災富士吉田の放送がありました。
「今日7日から13日まで、夕方6時のチャイムがフジファブリック(志村正彦)の『若者のすべて』に変わります」という内容でした。
そして、ちょうど薬石の準備をしている時に「若者のすべて」が流れました。無言の行でシーンとしていた中でしたので、生徒たちの中にも気づいた人がいるのではないでしょうか。
富士吉田市が生んだ天才音楽家・詩人志村正彦くんのお誕生日が7月10日。その日をはさんで一週間、夕方6時のチャイムが「夕方5時のチャイム」に変わるわけですね。
お誕生日周辺と命日(12月24日)周辺で、こうしてチャイムがフジファブリックの楽曲になる試みは、地元の有志、志村くんの同級生らの尽力で2012年から毎年実施されています。
お誕生日の10日はもちろん、明日あさっての土日には、きっとこのチャイムを志村くんの故郷で聴こうと、全国からファンが集まることと思われます。
志村くん急逝の1年後こちらに書きましたように、本来富士吉田の「夕方6時のチャイム」はドヴォルザークのあの旋律でした。そして、あの旋律と「若者のすべて」のメロディーとは、しっかり有機的に結びついています。
ですから、一番いいのは、富士吉田で通常ヴァージョンのチャイムと若者ヴァージョンのチャイムを両方聴くことではないでしょうか。
とは言え、私たちのような地元民ならまだしも、全国のファンの皆さんはなかなかこちらにおいでになれないと思います。
それでも両方とも聴いてみたい!という方に今日はちょっとした裏ワザをお教えいたします。
お教えいたしますと書きましたが、私も実は気づかなかったのですが、ある方が私にメッセージをくださりまして、そして偶然にも関係者とその翌日にお会いすることがあっての裏ワザです(まったく不思議なご縁です)。
それは、富士吉田の研修施設「富士Calm」さんの富士山ライブカメラを視聴するという方法です。
富士Calmさんは、以前フジファブリック学を開催させていただいたり、いろいろとお世話になっておりますし、スタッフの皆さんも大のフジファブリック(志村正彦)ファンということもあって、大いにこの話が盛り上がりました。
こちらにありますように、富士Calmさんのライブカメラは、野鳥の声も聴くことができるよう音声きれいに発信しております。
そして、スタッフの皆さんのご厚意により、夕方のチャイムが特別ヴァージョンになる時には、格別のご配慮(調整)をしていただけるとのこと。
これで遠方の皆さんもほぼリアルタイムで、それも富士山を眺めながら聴くことができます。もちろん、通常のチャイムもですね。ぜひ富士吉田に行きたいけれど行けないという方は、この方法でお聴き下さい。
皆さんの心が一つになり、富士山の上空にいる志村くんに思いが届けばいいですね!
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